130220 谷直樹教授・竹原義二教授 最終講義( #tt0220 )

大阪市立大学 生活科学研究科・生活科学部居住環境学科 最終講義 谷 直樹 教授 (居住文化史)「住まいの歴史に学ぶ―私の研究履歴」 竹原 義二 教授 (居住空間設計学)「建築を語る」 日時:2013年2月20日(水)14:00-17:15 場所:田中記念館大会議室
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はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

休憩を挟んで15:45から竹原先生の講義の予定です。 #tt0220

2013-02-20 15:32:41

後半 竹原義二教授「建築を語る」

はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

まもなく、竹原先生の最終講義です。 #tt0220

2013-02-20 15:48:59
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:2限目をはじめますw。僕は明神町1丁目に住んでいたので3丁目の谷先生とは2つ隣ですw 1950年代後半、建築家が建築を教えるべきという考えが出てきて、安藤さんなどが教鞭を取り出す。しかし、デザインをどのように教えるのか。 #tt0220

2013-02-20 15:56:25
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:2000年、この大学に呼ばれた。52歳。ちょうど101番目の家に着工した頃だった。現実にものを見ながらどのように考えているのか。それを教えるのではなく体で感じてもらう。何かを教えた気はしていなくて、いつも学生に教えてもらってる。 #tt0220

2013-02-20 15:58:15
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:谷先生の履歴を見せてもらって、こんなにも自分と違うと思いながらも、共通点もたくさん見られて嬉しかった。社会の中にどう役立てるかを考えながら、自分の洞察力と考察力を養ってきた。1人でなにかを作り上げるのでなくたくさんの人の中で作り上げていることが重要なのでは。 #tt0220

2013-02-20 16:00:51
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:授業について。9時からの授業に向けて、8時半から黒板に授業内容を描きながらエンジンをかけて行く。最初の出だしは難しい。何を成果としてだすのか。 #tt0220

2013-02-20 16:02:39
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:101番目の家。自邸。大事にしていることは、建築は生き続けるということ。手を加えながら終末を迎えていく。そのようなことを考えながら設計しています。 #tt0220

2013-02-20 16:04:11
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:旅にでること。二川幸夫さんの「民家」という本に出会った。民家は力強く、時間が生活を作り出している。人の匂いを追いかけていこうと学生のころ思っていた。建築とは美しいとかではなく、そこに建っているというだけで感動を与えられるものだと知った。 #tt0220

2013-02-20 16:07:59
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:デザインサーベイの時代。見た建築をスケッチしながら寸法を測る。同時に地形を読み取っていくことを習った。生活の知恵を出し合って町並みを作っていく。誰がどのように家をつくったのか。その民家の美しさの中に建築の良さが詰まっているのでは。 #tt0220

2013-02-20 16:09:48
mok Miki Morita / 森田 美紀 @mikimorita

RT @kohe13: 今日はこちらを実況させていただきます。 #tt0220 【大阪市立大学 生活科学研究科・生活科学部居住環境学科 最終講義】 谷 直樹 教授 (居住文化史) 竹原 義二 教授 (居住空間設計学) 日時:2013年2月20日(水)14:00-17:15 場所:田中記念館大会議室

2013-02-20 16:13:45
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:石井修との出会い。目神山で建築を作り続けた彼は自邸で亡くなった。目神山の家は、地形の断面の中で動いていく。平面・断面・空間の持つ力強さ。建築はその場所で体験しないとわからない。感じ取れるものをどのように得るか。建築はその場所に凛と建っています。 #tt0220

2013-02-20 16:14:18
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:受け継いでいく、力強い建築というのが一番重要なのではと思う。そのような住宅を作りながら、知的障害者のための施設や美術館に携わっています。 #tt0220

2013-02-20 16:16:12
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:近江八幡に障碍者の人たちの作品を展示する美術館が出来ました。ボーダレス・アートミュージアム NO-MA http://t.co/c4iHvHod 他にも乾久美子さん設計の美術館を含めいくつかの美術館が出来ました。 #tt0220

2013-02-20 16:19:00
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:彼らの作品を見ていると、何か統一されているけれど、よく見ると訴えてくるものがある。 #tt0220

2013-02-20 16:21:13
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:既存の建築に手を加えながら、再生させたいという思いを持って、建築の良い所を見る。そこに新しいものを入れこんでいく。場所が持っている力と建築の力を引き出していく。あるがままに状態を少し手を加えることで小さな空間を入れこむ。 #tt0220

2013-02-20 16:24:37
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:アール・ブリュット 鞆の津ミュージアム http://t.co/K1GByzoF 広島県福島市に建てた美術館。街の景観を守るという観点がこの街にはあった。古い町家がたくさん残っていたが、少しずつ無くなっていた。 #tt0220

2013-02-20 16:27:32
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:150年前の倉を改修する。街の形成を見てながら、歴史を紐解きながら新しいものを考える。回遊するプランを構想。入れ子式に壁を動かしながら構造も同時に考えていく。もとあった日本の住宅の伝統工法を使って手直ししていく。 #tt0220

2013-02-20 16:30:45
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:この美術館は玄関で靴を脱いで裸足で入ります。近くの学童保育の子ども達はここに訪れ、美術館としての機能に縛られない使われ方をする。小さな居場所をつくる、ということを考えながら作った建物です。 #tt0220

2013-02-20 16:31:53
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:放っておくと無くなってしまう建築を、手を加えることで美術館として残していく。現在、被災地の近くに同じような美術館の計画が進んでいます。無くなってしまう倉を使って美術館として維持していく。 #tt0220

2013-02-20 16:33:44
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:痛んだ建築を諦めるのではなく、手を加えうまく活用することで元に戻せる之かも知れない。 #tt0220

2013-02-20 16:34:39
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:場所が大事にされていると建築にも力が宿るのでは。ひとつのものに熱心になれるものを見つけることが今必要とされているのでは。今の2つの美術館は学生と共に関わることが出来た。建築のもつ粘り強さを大事にしたい。 #tt0220

2013-02-20 16:37:12
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:東松山の家。家を建て替えたいとの依頼。増築はしているがボロ家だった。体が弱ってきた両親のために家を建てたいと。家を建ててはいけない地域にその家はあった。インフラは整っていなかった。 #tt0220

2013-02-20 16:40:54
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

竹原:当たり前の生活の記憶がない場所に、両親のための家を建てる。両親に風呂に入ってもらいたい。両親の住む場所、クライアントが住む場所、それぞれが順繰りに変わっていきながら時間軸を考えて建築を設計する。 #tt0220

2013-02-20 16:44:53