140428 第11回 居住環境デザインフォーラム記念講演 猪熊純氏『シェアを設計する』( #11DF )

記念講演:『シェアを設計する』 講師:猪熊 純氏氏 日時:4月26日(土)17:00-18:30 場所:大阪市立大学学術情報総合センター10F 続きを読む
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はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

今日です。よろしくお願いします。"大阪市立大学生活科学研究科主催 第11回 居住環境デザインフォーラム" http://t.co/sgFlYfoQZ8 #11df

2014-04-26 08:17:11
ほのか @honokay02

発表するでー!どっきどき😳💓“@kohe13: 今日です。よろしくお願いします。"大阪市立大学生活科学研究科主催 第11回 居住環境デザインフォーラム" http://t.co/uNH64PL7cu #11df

2014-04-26 12:11:40
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊さんの記念講演がはじまります。少し実況します。 #11df

2014-04-26 17:05:49
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊氏:展覧会『集まって住む、を考え直す』自分が作ったものの影響力について当時考えていた。その考えを架空のプロジェクトとして展覧会を開催。新築シェアハウスの事業収支などを展示した。何が新しいかを世に問いたかった。 #11df

2014-04-26 17:08:36
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

#11df 10+1 web site|「集まって住む、を考えなおす」シンポジウム|テンプラスワン・ウェブサイト http://t.co/zeepXVaW6c

2014-04-26 17:08:57
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:基本的には先程の展覧会の延長で考えている。今まで扱ってきたジャンルは住居やオフィスなど多様に跨いでいるのだが、ひとつの目線から見ることができる。コミュニケーションを重視しビルディングタイプに挑戦することと、消費社会に挑戦すること。 #11df

2014-04-26 17:12:27
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:田中角栄の『日本列島改造論』。結果として地方と都心の格差が広がった。今は人口減少と合わせて都市が縮小している。インフラがあるから小さくならずに薄くなる。 #11df

2014-04-26 17:14:40
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:小さくなることと薄くなることのハイブリッドが健全な都市と言えるのではないか。そうなったときに街の中心は何が担うのだろう? #11df

2014-04-26 17:14:50
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:物販が中心だった都市の作り方には限界がある。直接買うという賑わいに変わることを考える必要がある。 #11df

2014-04-26 17:15:19
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:もっと人中心に考えると、地縁・血縁による農村型コミュニティ→会社+家族(2つのコミュニティが支える経済)→終身雇用減少・高齢化・単身世帯増(逆説的に経済の崩壊がコミュニティの崩壊へ)→選択的な都市型の暮らし。ここにシェアという概念がある。 #11df

2014-04-26 17:17:48
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:日本はそもそもコンパクトな国土なので、発達した交通と情報インフラがある。たくさんの中心があるネットワーク型の選択的な都市のコミュニティを考えると、人の集まり方をデザインし直せるのでは。 #11df

2014-04-26 17:19:04
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:全体としてそういう場が必要だが、設計者として何ができるか。シェアは建築のコンセプトではないと言われるが、大事なのは大事だから考える必要はある。そのようなソフト的な考えに対してハードとしての建築をどう捉えるか。 #11df

2014-04-26 17:20:06
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『FabCafe』デジタルファブリケーションを置いたカフェ。コンセプトは企画設計のロフトワークがしているので、その場をつくった。難しかったのは飲食と工房の統合。機械ひとつで建築のコンセプト足りうるのか。 #11df

2014-04-26 17:22:01
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『FabCafe』全体のアクティビティが見渡せる設計に。行われていることが誰からも見えることで、ひとつの機械によるコンセプトを全体にまで広げたかった。仕上げも重視していて、機械が浮き立たないように建材的なものを使用し工房的な仕上げに。 #11df

2014-04-26 17:24:39
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『FabCafe』家具レベルの検討を積み重ねることで、ギャラリーやイベントを小さな敷地に凝縮することができた。重ねてあるので収入も普通のカフェの何倍も…。同じコミュニティの人がいつ来ても楽しいので、コアなファンが定着する。 #11df

2014-04-26 17:26:25
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『LT城西』建築家の特殊な建物というより、ある種のシェアハウスのプロトタイプのような構成で考えた。木造の普通のグリッド。断面では不思議な高さのヴォイドを挿入することで色んな場所が生まれている。複雑な組み合わせでも動線を確保。 #11df

2014-04-26 17:28:40
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『LT城西』ひとつながりのリビングだが、それぞれの場所からすべてを見渡せることはできないので、それなりの区切られた空間を確保している。お互いをそこまで気にすることなく過ごすことができる。どこに抜けているかわからないような不思議な広がりを持った空間に。 #11df

2014-04-26 17:30:44
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『LT城西』シェアハウスの共有部というと毎日パーティしているような印象だが、みんなそれぞれの生活を過ごしている。 #11df

2014-04-26 17:33:00
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『LT城西』ひとつの大きな共有部によってみんなで盛り上がらなければというプレッシャーが発生してしまうが、もう少し気楽な共有部があってもいいのではと。お互いをそこまで気にすることなく過ごすことができる。最終的には個人的なパブリックというものを作る必要がある。 #11df

2014-04-26 17:33:15
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『LT城西』全部の個室には必ず折れ曲がってアルコーブを経由してアプローチするので、いきなり共有部に接続されることはない。面積的にはすべて同じなのだが、特殊な共有部なのでそれぞれに特徴が生まれる。住む人はどの部屋にしようかすごく迷っていた。 #11df

2014-04-26 17:35:00
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『LT城西』今は入居率100%。事業としても成り立っていて、入居者のメリット(共有部面積102.68㎡、個室7.5畳←名古屋の新築集住と同程度)とオーナーのメリット(一人当たりの面積が高密度、家賃が高く、施工費が安い)を両立している。管理は大変だが合理的では。 #11df

2014-04-26 17:38:03
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『KOIL』イノベーションセンター。小ワーキングスペースが個人事業者のシェア(大きな事業にはならない)。イノベーションセンターは大企業や大学なども恊働。柏の葉というところに建っていて、秋葉原と筑波の中間。東京近郊で研究施設が集まっている地域。 #11df

2014-04-26 17:40:52
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

#11df KOIL | 柏の葉オープンイノベーションラボ http://t.co/PFSJWCOHh0

2014-04-26 17:41:29
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『KOIL』企業・大学・個人が如何に接触するか。その場を整えることが課題だった。これは新しいオフィス像を考えること。成長経済にフィットした場としてのオフィス(量産)から、コミュニケーションや分野横断を前提にした空間について考えた。 #11df

2014-04-26 17:43:26
はるろ|山をおりる⛰ @kohe13

猪熊:『KOIL』利用構成の多様さについて。オフィスの使用契約期間のグラデーションを考慮することはもちろん、自由に入れるスペースもある。深夜施錠されるまでは勝手に入れる。契約していない街のおばちゃんや、工作機械を使いたいだけの人も。 #11df

2014-04-26 17:46:29