【FED】今日のクルーグマン勉強会向けに自分なりに疑問に思った点をこのハッシュタグで整理しときます。参加者の皆さんにもご活用いただければ幸いです。 #fed_krugman
2013-03-02 11:28:35【FED】重力モデルを構成する要素は貿易当事国のGDPと距離。GDPについてはその指標自体が、当事国が販売する財・サービスの価値に基づくため納得。そこでは、販売額が高いから貿易額が高いとも言えるし、貿易額が高いから結果的に販売額も高い、の両方が言えそう。 #fed_krugman
2013-03-02 11:28:50【FED】言い換えると、経済大国ゆえに貿易立国とも言えるし、貿易立国ゆえに経済大国とも言える。どちらであってもGDPは高水準になるわけだから、重力モデルのGDPの要素を歪めるということにはならないと理解。 #fed_krugman
2013-03-02 11:29:13【FED】一方で、当事国間の距離については、これを一般化することが可能なのかという疑問が生じる。財の場合であれば、物理的な距離があることは物流が生じることを意味するが、サービスの一部については物理的な距離があっても物流が生じない場合がある。 #fed_krugman
2013-03-02 11:29:35【FED】また、物理的な距離が生じている場合であっても、財・サービスの性質によって、物流にかかる時間や費用というものが異なるという点も見逃せない。つまり距離という物理的な概念で一般化してしまうことが果たして妥当なのだろうか、と。 #fed_krugman
2013-03-02 11:29:53【FED】何でこんなことを考えたかというと、クルーグマンが本書冒頭から当たり前のように「グローバリゼーション」という言葉を使っているため。私の理解では、「グローバリゼーション」を構成する要素に、「技術革新による時間と空間の圧縮」というものが含まれる。 #fed_krugman
2013-03-02 11:36:59【FED】いわゆる「重力モデル」はその数式上に「距離」という「空間」的発想を織り込んでいるのだけど、IT技術や輸送技術の発展によって、「距離」という指標は必ずしも「絶対的」な意味をなさなくなっていると考えた。 #fed_krugman
2013-03-02 11:37:24【FED】同一貿易協定圏内の国家間取引が国内取引よりも少ないという指摘については、おそらく国境の問題というよりは、通貨圏の問題に起因するのではないかと考える。とすれば、同一通貨の国家間では、国家間取引と国内取引に差はないのかもしれない。 #fed_krugman
2013-03-02 11:58:42【FED】「貿易パターンの変化」まで読み進めたら、「世界は小さくなったか?」という問題にふれてた…。なるほど工業製品が55%(2008年)を占めるというのはよくわかった。輸送手段は示されていないが、おそらく海運が中心だろう。とすれば、距離が意味をなす。 #fed_krugman
2013-03-02 12:09:32いよいよ始まりました、クルーグマン国際経済学勉強会!本日25名を超える方にご参加いただいております。 #fed_krugman http://t.co/Iprg6uR6Kk
2013-03-02 18:25:23まずは、Financial Education & Designのご紹介から。FEDは「未来の金融をデザインする」をミッションに様々な勉強会を主催する任意団体です。 #fed_krugman
2013-03-02 18:26:26FEDでは、2012年で62回の勉強会を開催いたしました!2013年は、1月3回、2月2回と落ち着いていましたが、3月は6回を予定しております。ギアが入ってきましたw #fed_kruguman
2013-03-02 18:27:33今回の範囲(Chapter2)は、「World Trade : An Overview(世界貿易:概論)」です。 #fed_krugman
2013-03-02 18:32:26Capter2 でのポイントは4つ。一つは、2国間の貿易額がこれらの経済規模にどのように影響をするのかを述べ、経済規模と貿易が関係している理由を説明できるようになること。 #fed_kruguman
2013-03-02 18:34:34#fed_krugman3 生産可能領域という概念はわかり良い。 フロンティアは超えられないし、内側では、縦軸、横軸ともに機会費用が発生。フロンティア上では二つの要素がトレードオフな関係を維持。ふむふむ。
2013-03-09 10:20:10比較優位は生産効率の差異、ということでよいのかな。 何かしらアンカーとなる生産性指標があると一般化し易いが、とりあえずは二要素モデルで理解するしかないか。#fed_krugman3
2013-03-09 10:38:09#fed_krugman3 比較優位と絶対優位、混同してはいけない。一つの考え方としては、前者は相手がいる話で恒常的でなく、後者はずっと優位、という理解。
2013-03-09 10:42:03#fed_krugman3 P43の「永久には続かない」というのは何が永久に続かないのか、、、。貿易の拡大、ということと思っている。貿易は続くが、その拡大はある均衡点で留まる、ということなら、感覚的にも理解できる。
2013-03-09 10:45:46#fed_krugman3 当然、比較優位によって発生していた利益の拡大も止まる。 その際は、利益がなくなるのか、利益の拡大が止まるのか、ここは釈然としない。
2013-03-09 10:47:43#fed_krugman3 結局は、輸入側もコストが上がるから利益はなくなるのか? そもそも片側から見ていたが、二国間で生産フロンティアで貿易をしていたら利益というのはないのでは? 各要素では損益が発生するが、ネットしてしまうのでは?
2013-03-09 10:50:14