0F62h ハーモニーを探求すると、1オクターブを12の音名に分割しても、調により同じ音名でも高い低いが存在することになる。結局「美しいか否か」なのだが。
2013-03-15 04:03:490F63h 日本の音楽教育世界でタブーになっている原因は、ピアノなどの固定音楽器からの入門が圧倒的に多いため。海外の場合多くは聖歌隊からスタート。まず純正律から叩き込まれる。純正律がさきにありき、で機能的に整理したものが平均律という認識。
2013-03-15 04:06:360F65h 日本の現状が、民族的に平均律でないことは、口伝民謡とか島歌なんかの解析(これらは純正律)で明らか。つまり西洋音楽の導入=ピアノやオルガンの導入というコンプレックスが導いた結果では。
2013-03-15 04:10:170F66h 私は3歳からピアノだが、早くもその問題に中学生ころに気付き、手計算で先の数式を解いていた。で、あげく調律師のおっかけ。いろんな本を貰った。その中に田中正平の純正律オルガンなんかも。決して平均律民族ではない。どこぞのメーカーが悪いのか・・
2013-03-15 04:13:440F67h これだけおませな私でも、純正律で演奏することは容易には移行できなかった。聴けば分かるし分析もできるが。ちなみになぜこのようなツイしているかというと、同じハーモニー(音名の組み合わせ)であっても、平均律とハモった純正律では「強さ」が違う。
2013-03-15 04:21:550F68h 平均律ではハーモニーロックオンしないので、どのような和音でもそれなりに差音があり、強くなれないが、純正律でガチッとロックしている場合には、和音であっても単音と同等の扱いになる(つまり完全協和していると言うことは音が一つであるということ)という性質があること。
2013-03-15 04:26:240F69h 平均律和音が進行していっても、記号の羅列にすぎず、転調しても何も変わらないが、純正律では意味そのものが表現されていく・・。 やめよう。
2013-03-15 04:29:170F6Ah ここまで縦軸(瞬間瞬間の響き)についてハーモニを簡単に語ったが、同じことがメロディーそのものについても言える。たいていの場合、メロディーは上がった下がったりするが、例えばドレミファソと上がるときと、ソファミレドと下がるときでは経過音であるレミファの正しい
2013-03-15 04:35:260F6Bh (美しいとされる)音程は異なる。つまり、ドとソのどちらに協和させるか、あるいはどこを解結音とするかで、変化する。
2013-03-15 04:38:010F6Ch カデンツとも関係するが、転調がある場合など先行して、スケール(ハーモニ)を転調させておくなど。戦略的に行う場合もあるが、その歌い手が、「何の調をイメージしたか」で自動的に決まる。
2013-03-15 04:41:12