Rowdyさんによる「クローズアップ東北…【子供たちのために福島へ~“自主避難者”はいま~】」

先日(平成25年3月15日)に放映された「クローズアップ東北」において、現在増えつつある福島から自主避難された方々が地元へ帰られる人達のお話をRowdyさんのツイートによりまとめました。(再放送は平成25年3月16日(土)総合 午前 10時05分 ~ 10時30分) http://www.nhk.or.jp/sendai/closeup/
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Rowdy @0916row

クローズアップ東北【子供たちのために福島へ~“自主避難者”はいま~】の内容を大まかに書き出していきます。

2013-03-16 13:01:54
Rowdy @0916row

ナレーション「山形に自主的に避難をしていた人たちが福島に戻り始めている。原発事故による放射線の不安の中、子供の為に避難した母親たちが、「子供のために(福島へ)戻ろう」というのだ。離れ離れで暮らす父親を求めて突然泣き出す子供。何が正しい選択なのか?自主避難者の心は揺れている。」

2013-03-16 13:02:40
Rowdy @0916row

福島に戻ると決断した母親(涙声で)「もうダメだなと思って」「悩んだけども 福島に帰るかな」ナレーション「一方、福島に戻った母親たちも新たな不安が生まれている。」福島に戻った母親「裏切り者みたいに思われちゃってるのかな」「自分だけが逃げちゃったみたいな」

2013-03-16 13:04:10
Rowdy @0916row

ナレーション「震災から2年。岐路に立つ自主避難者たちの今を追いました。」

2013-03-16 13:04:35
Rowdy @0916row

~NHK山形放送局第一スタジオ~キャスター「山形県は原発事故による福島県からの避難者が全国で最も多い県です。」 「ピーク時には1万3千人以上が避難をしていました。」

2013-03-16 13:06:00
Rowdy @0916row

平成23年6月からの自主避難者の人数を棒グラフ化した図が表示される。ピーク時の平成24年1月の時点では13033人、それが平成25年1月になると9811人。最新のデータ(平成25年3月7日時点)では9420人と、徐々に人数が減ってきている。

2013-03-16 13:06:28
Rowdy @0916row

自主避難者の8割が福島市や郡山市等、国が指定した「避難区域以外」の場所から避難した、いわゆる自主避難者と呼ばれる人たち。その多くは夫(父親)が仕事の為に福島に残って、母親と子供「だけ」が避難してきた、いわゆる「母子避難」。

2013-03-16 13:07:33
Rowdy @0916row

NHK山形放送局が福島へ帰る人たちへアンケートを取る。質問「福島に帰る理由は?」(答え)「(およそ9割の人が)子供のため」

2013-03-16 13:08:18
Rowdy @0916row

山形市内、原発事故から4ヶ月目のおととしの平成23年7月、二本松市から自主的に避難したAさん。福島に夫を残し、長男・次男と山形市内で暮らしてきた。原発事故による放射線の影響を心配し、福島では子供を外で遊ばせることが出来なかったAさんは夫婦で話し合い、避難することを決めた。

2013-03-16 13:09:05
Rowdy @0916row

避難してからは外で思いっきり遊ぶことができ、子供たちは元気を取り戻していった。しかし、山形に来てから1年以上が経った、去年の秋頃から次男の様子が変わり始めた。突然、父親を求めて泣き始める次男。父親がそこにいるかの様に探し求める姿、それまでの避難生活では無かった事。

2013-03-16 13:09:41
Rowdy @0916row

母親(父親は不在なのに)「もうパパは帰ってきてる?」とかって。私(母親)の頭に?がいっぱいついてしまう様な(行動があって)次男の様子が変わり始めたと同時期にAさん一家の生活に大きな転換点が。Aさんは避難後も通い続けていた二本松市の会社を辞め、山形で仕事を始めたのだ。

2013-03-16 13:10:50
Rowdy @0916row

二本松市の放射線量はなかなか低くならない。山形での避難生活はまだまだ続くと考えて転職を決めたのだ。一方、父親の生活にも変化が。避難当初、有給をすべて使い果たして、毎週末山形へ通い続けたが、去年の夏頃から仕事が増え始め、月に1回程度しか山形に来ることができなくなった。

2013-03-16 13:12:08
Rowdy @0916row

避難生活は長引き、家族が一緒に暮らすめどは立たず、不安定な状態に陥っていた。 *ここで一旦終わります。

2013-03-16 13:13:01
Rowdy @0916row

再開。 こうした自主避難者の生活を危惧した研究者がいる。震災後、福島県などで被災者の心のケアをあたってきた久留米大学医学部・前田正治准教授だ。前田准教授は明確な判断基準がない「“あいまいな喪失状態”の中で避難生活を続けるか否か選択を迫られる現在の状況が避難者を苦しめる」と指摘。

2013-03-16 13:40:26
Rowdy @0916row

前田准教授「家もあるし住むこともできるが、(放射線の問題で)安心して住めない。」「避難生活が長引いていることより、曖昧な状況が続いている事が苦しい。」「こんな状況がこれほど長く続き、これだけ多くの人に引き起こされるのは日本では初めてのこと。「世界的にも珍しいことだと思う。」

2013-03-16 13:41:41
Rowdy @0916row

先月、1ヶ月ぶりに父親が山形に。次男は父親のそばを片時も離れない。次男の態度はこれまでになかったものだ。父親「日頃“パパ!パパ!”と言わないのに、急に言うときがある。」「申し訳ない気持ちにもなる。」

2013-03-16 13:42:59
Rowdy @0916row

父親が福島に帰る日の朝、父親について行こうとする子供たち。次男はなかなか泣きやまない。その後も次男の状況は日に日に悪化、時には父親を求めて昼夜問わず泣き叫ぶ様になった。

2013-03-16 13:43:43
Rowdy @0916row

母親(涙声で)「寝言でパパの名前が出てきたり“パパどこへ行くの”と言ってたり」「パパを)探している夢を見ているのか、それを大きな声で夜中に話したり」

2013-03-16 13:43:54
Rowdy @0916row

このまま山形での生活を続けるべきか?福島で家族一緒に生活をするべきか?Aさんは大きな選択を迫られる。Aさんは夫と話し合い、子供たちの為に福島へ戻る決断を決めた。決め手の1つは(次男の)ズボンのポケットから出てきた110円。父親が別れ際に(次男へ)くれたものだった。

2013-03-16 13:46:17
Rowdy @0916row

父親がくれた110円。次男は保育園でもずっと握りしめていた。Aさんはその事を保育園の先生から聞かされたのだ。次男の様子を見て「もうダメだなと思って」「私は子供たちのために来たから、パパと一緒に住みたいと彼らが主張してきている」「だったら、彼らが望むんだから、それを叶えましょうと」

2013-03-16 13:48:25
Rowdy @0916row

再開 ~NHK山形放送局スタジオ~ 取材担当記者「自主避難された方々は相当厳しい環境の中で強いられている」 母親たちは除染や(食品の)出荷規制が始まったり、子供を外で遊ぶのを制限されている等、以前と環境が一変している現状で子供たちの将来を心配して避難する事を決めた。」

2013-03-16 14:17:25
Rowdy @0916row

「たた、VTRで紹介したAさんの様に避難生活が長引くにつれ、子供たちの心に影響してしまうのではないか?」「影響が大きくなってしまうのではないか?」「そうなる前に福島へ戻ろうか?戻るべきか?迷っている人たちが増えている。」

2013-03-16 14:18:47
Rowdy @0916row

母親自身は「避難したことは後悔していない。」と言っているけど、全てを天秤にかけないと生活できなくなってしまったと」おっしゃられていたのが、とても印象的でした。」

2013-03-16 14:19:04
Rowdy @0916row

キャスター「こうした自主避難者がなんでこうした事態に陥っているのか?」 関西学院大学・山中茂樹教授「こうした原子力災害というのは、私たちがよく知っている地震とかの被害と違って、汚染の範囲が広い広域災害であること。」

2013-03-16 14:20:37