義詮ちゃんさんの南北朝すてるす（しない）まーけてぃんぐ！

足利義詮 @asijaga2nd

最近南北朝、っていうか戦国時代以前の武士の歴史に興味を持ってくれている人が多くなってきたよな気がして、ちょっと嬉しい( ´∀｀)

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でも、そういう中で、興味は持ったはいいんだけど、取っ掛かりが掴めない、とか、難しくてよくわからないとか、そういう意見を目にすることも多くて、ちょっとショボンヌ(´・ω・`)

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南北朝の魅力を頑張ってアピールしたいなーとか、わかりやすく色々伝えたいなーって思ってるんですけど、力量不足で(´・ω・`)　がんばる。

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難しい時代だって、勉強しようと片足突っ込むと痛感するのですけど、時代背景を掴むには平安末期、去年の大河ドラマくらいから鎌倉時代の知識がどうしても必要になってくるし、面白さが染みてくるには、後々の時代、戦国時代や江戸時代、はたや幕末の知識もちょっとある と楽しい(´・ω・`)

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でもだからと言って、素人には敷居が高いと敬遠しないで欲しいんです。ぶっちゃけ義詮botを管理している人間は大学二年生まで、日本史には欠片も興味が無くて、高校生の頃は世界史と地理選択で、高校日本史の授業一切受けてない有様ですけど、そこから入っても、とても楽しめてます。

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と、いうわけなので、今日は春から始める南北朝ライフ！新生活応援連続ツイート始めちゃうぞ！そこのあなたも明日から「僕も私も南北朝ファン！」と声高らかに宣言してみよう！(・∀・)

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南北朝ステルスしてないマーケティング！略して南北朝ステマ開始！

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南北朝時代を代表する軍記物と言えば、太平記ですよね。まずはここから入ってみようという人も、多いんじゃないでしょうか(・∀・)

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でも太平記って、超長い(´・ω・`)　源氏物語程じゃないですけど、平家物語のつもりで読み始めると、途中で心が折れそうになるくらい長い。

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物語も虚淵玄が１０人くらいで書いたんじゃないかって位鬱展開多くて、銀河英雄伝説８巻みたいなハートクラッシュシーンが随所にある。通読して読了すると、やりきった感でしばしエクスタシーありますが、途中ヤバイ(ヾﾉ･∀･`)ﾑﾘﾑﾘ

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無理して原文通読するのは、こじらせてからでいいんですよ☆（ゝω・）というわけで、おおまかな物語は、小説とか、概説書や初心者向けの現代語版で読んでみましょう( ´∀｀)

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そこでおすすめするのが、今年から著作権が切れたことで、青空文庫で無料で閲覧できるようになった吉川英治先生の「私本太平記」http://t.co/j60JG4Y5VXです(・∀・)

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大河ドラマ「太平記」の原作となったこの本は、戦前の皇国史観とは違った方向から、太平記の登場人物たち、父上や楠木家の人々や、悪人として有名な師直や高時殿を、悩めば間違いもし、涙する生身の人間として活き活きと描いた傑作です(・∀・)

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これも長い作品なんですけど、吉川先生の読みやすい文体のおかげで、不思議と苦になりません。紙の媒体で読みたい方も、書店や図書館などで手に入れやすい本ですし、青空文庫でも読めますが、AmazonKindleでも読めます。

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曇天文庫「私本太平記」　http://t.co/eUQ7ZcR9pG 　こちらでは青空文庫を自作の電子書籍に作り替えたものが無料公開されていたり。興味を持った方はぜひチャレンジしてみてくださいな。

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あと、太平記ものと言ったら、太平記ファン的に欠かせないのが、北方謙三先生の一連の太平記ものですね(・∀・)ハードボイルド・ミーツ・ナンボクチョウ!

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九州の征西将軍宮を描いた「武王の門」、北畠顕家卿の青春と戦いを描いた「破軍の星」、道誉と父上の友情っぽいのを描いた「導誉なり」など、独特の乾いた文体と男性像が、時代の雰囲気を醸し出していて良いです。敗北に挑む男、戦いを見つめる男、を真摯に見つめた作品のように思います。

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※ただしどれも父上はガチホモ

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（ただ題材がややマイナーなので、全く知らない人も読めるけど、参考にはなるかどうかっていうと、微妙？時代より北方ワ－ルドのほうが強い感あるのは否めないかも）

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お二方の他にも、山田風太郎先生、最近直木賞を受賞された安部龍太郎先生、杉本苑子先生など、大勢の作家さんが南北朝題材の小説を書かれています。戦国モノや源平ものほど量はないですけど…でも興味があったら探してみて欲しいなあ( ´∀｀)

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小説以外に何か無いかと聞かれれば、まず映像作品で、さっきの私本太平記を原作に、チャゲアスが「SAY YES」歌って、愛が勝ってた平成三年、大河ドラマとして放送された「太平記」があります。平均視聴率は26.0%、最高視聴率は34.6%！http://t.co/m18MRLwl6A

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トレンディ大河などと言われたこの作品ですが、マイナーな時代を描いた作品にも関わらず、大河ドラマの最高傑作に推す声も多い名作で、若き日の真田広之をはじめ、豪華なキャストhttp://t.co/wtpBXZQdHqで太平記の世界が描かれます。

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DVDもレンタル出来ますし、ゴクミ顕家様がふつくしいし、守時伯父さんカッコイイし、オススメですね(・∀・)

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マンガでは、あんまり描かれることが少ないのですけど石ノ森章太郎先生の「マンガ日本の歴史」の南北朝パートなどは非常に読みがいがあります。

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マンガ 日本の歴史〈18〉建武新政から室町幕府の成立へ (中公文庫) 石ノ森 章太郎 http://t.co/HchxKra3rC