チーフテンMBTに関するメモツイート
めも:『1958/1月に、全てのMBTはマルチフューエル能力を持たなければならないというヨーロッパの要求を政府が採用した時に、チーフテンは信頼性というものから、事実上の別れを言い渡された』これでレイランドL60死亡フラグ完成は事実だが、すんげーひどい言い回しw
2013-05-13 19:19:10(その「マルチフューエル」で燃やせるべしとした燃料はガソリン・ケロシン・ディーゼル油・航空機用のハイオクガソリン。イギリス以外の国(アメリカとヨーロッパ)は当時すぐブン投げてディーゼルオンリーだけど英国だけがやりおった、というw<マルチフューエル対応
2013-05-13 19:30:42(ちなみにチーフテンの実車で、ディーゼル→ガソリンへ燃料を変更する際、REMEの見積もりでは8時間を要するということである(;´Д`)
2013-05-13 19:41:04@Geroko 実際ディーゼルをガソリンで回そうってのはどうやったんでしょうねえ 悪い知恵ながら、農機具屋の大将に「ガソリンだと白煙を吐くだけで全然力が出ない、それでもエンジンオイルをタンクあたり(70-100Lぐらい?)に1Lほど混ぜてやると何とか動く」と聞いたことはありますが
2013-05-13 19:50:23@Jagdchiha 僕もこれを調べたくて(どんな悪魔的なメカニズムを積んでまでやろうとしたのか)、色々探し回っておりまする…インジェクターめいたものをAssy交換どーん!してそうなイメージ… http://t.co/44hyck6GiI
2013-05-13 20:00:31@Geroko そもそもキャブレタがないわけですから直噴ガソリン機関とするしかないわけですし、燃料噴射ポンプあたりを粘度の低いガソリンに対応できる物にとっかえてやらないといけないでしょうね あとは噴射タイミング調整で結構手間食ったり、かなあ…
2013-05-13 20:07:53@Jagdchiha 燃料種別は書いてないのですが、本来L60のクランクシャフトは2400rpmまではいけるようになっているにもかかわらず、試作車ではガバナーかけて1800rpm→2年かけて2100rpmまで上げたと…(この回転数と協調できる噴射システムの開発に時間食ったそうで
2013-05-13 20:35:29@Jagdchiha あと、初期で難儀したのはエンジンのねじれ振動で、上下のクランクを繋ぐギアトレインがイカレると…(わぁ即エンジンブローしか見えない(;´Д`)) んで、ギアトレインのデザイン変更とクランクシャフトにダンパー仕込んだら止まったそうで…(これでまだ初期不良の段階
2013-05-13 20:44:53@Jagdchiha あと、ファンベルト交換の手間を省くために油圧式のファンドライブを組み込んだらこいつが問題になったので、普通のファンベルトに変えたりだの試作エンジンの出力が500bhpしか出なかっただの、読んでて実際悲惨なネタが延々と続いております…
2013-05-13 20:50:44@Geroko どーにも英軍は新機軸の実装で毎回コケますなあ 古いエンジンを進化させていくのはRRマーリンの一件で得意なのは見えるんですが、メドウスDAVといいレイランドL60といいなんでこう…
2013-05-13 21:04:32@Jagdchiha レイランドL60に関しては、プロトタイプをレイランド社内でテストしている時に平坦なルートを周回で済ませていて云々とかありますね…(そんな走り込み足りない状態の初期でこれだけ出るだと…さっきのトラブルの段階で、まだ部隊テスト入ってないのです
2013-05-13 21:16:16めも:レイランド社単独でずっとチーフテンの開発をやっていたのだが、1958/8月にヴィッカース・アームストロングが砲塔デザインを分担して担当することになった(これで開発は加速し、1959/3月にはモックアップが出来たそうな
2013-05-13 19:45:50めも:んで、レイランドL60の方は単気筒(ってか単燃焼室って言った方がいいのか)のテストベッドが1958年末に動いたと。んでTN12ギアボックスは不具合出まくって改修して、プロトタイプの車体にエンジン共々載せたのは1959/9月と。
2013-05-13 19:51:58Jagd Chieftain http://t.co/nelO1GXWd5 #若者が知らなそうな兵器言ってRTされたら負け こないだ嬉々としてツイートしたけど…w
2013-05-13 22:33:26L11の試験の話で、砲尾閉鎖のトライアルの後”'Jump' trial"ってのが出てきて何ぞやと思ったら、弾頭が砲口から離れるときに砲の中心軸に沿って飛ぶのではなく跳ねるので、照準器の照準線を作るときの計算に混ぜてうんたらかんたらとか書いてある
2013-05-14 09:51:29(エグゾーストの配管がまずくて変速機が始終オーバーヒート気味になって対策に追われたとか、L60のラジエータでかくしたから車体の延長を強いられたとか出てきたな…
2013-05-14 10:03:04めも:チーフテンの測距銃として当初選ばれたのはM85であったが、英国で使用する測距用の実包だと薬室内の圧力高すぎ&排莢不良なのでポイして、.50 Browning(ということなのでM2か)改造でまかなった
2013-05-14 10:15:05めも:測距銃に関しての使い勝手と信頼性は大変良かったが、車体が歪むと調整を一からやり直しでそれが大変だったらしい(3発バーストで撃って…っていう実際の具体的な手順がセンチュリオン本にあったはず
2013-05-14 10:34:32めも:チーフテンの夜戦装備について。2kwの白色灯/IR腱様のサーチライト+車長/砲手は個別のIRサイトを持っていた(が、これは昼用のサイトと交換して使うもので、交換に時間かかる上にボアサイトやり直しだったらしい
2013-05-14 11:08:44(1960/3~4月に同様の装備がセンチュリオンでも実用化されているが、こっちは白色灯とIRサーチライトが交換式で使わない方を砲塔リアバスケットに収めるというさらにめんどくさい仕様だった模様
2013-05-14 11:15:43めも:チーフテンの初の部隊試験で選ばれたのはBAORの1RTR/5RTR、1962年冬。やってきたチーフテンを一瞥した少佐「サイトが砲塔上部から2cmぐらい浮いてるんだけど…(´・ω・`) 」 准将「僕の仕事はドイツまで戦車を運んで『これはいいもの』って言うだけだから」(続
2013-05-14 12:12:49めも:現場「おい、主砲発射用電気回路の不具合が単独でわからねーぞ!」(チーフテンは薬嚢式で、vent tubeという点火用の空包で装薬に点火します)→「じゃあ使用済みのvent tubeに電球付けて発射試験…と。これで通電不具合だったら電球光らない、それ以外なら光る、いいね?」
2013-05-14 12:24:23