「ほっぽって」の漢字表記と日本語考

「ほっぽってる」の漢字の当て方は? そこからスタートして方言、「ほっぽって」の元々の言葉、日本語の変化についても推察考察中。。
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Yukako MATSUMOTO @snowystreet

「放り放ちて」なら「ハフリハナチテ」から促音便や子音交替等の変化RT @snowystreet: 承前)以下は勘。「ほっぽって」は「放り放りて」もしくは「放り放ちて」といった畳語的な表現だったのではないか、「放り」の歴史的仮名遣いはハフリ @lagash @tamanoirorg

2010-02-06 20:47:09
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

ということで気に懸けておいて調べたり考えたりしてみたいと思いました。

2010-02-06 20:48:47
ほなね爺 @honane

放り散らかして→ほっちらかして→ほったらかして→ほっぽらかして→ほっぽって(私見ながら多少裏づけあり) RT @snowystreet 「ほっぽって」は「放り放りて」もしくは「放り放ちて」といった畳語的な表現だったのではないか、@lagash @tamanoirorg

2010-02-06 20:49:28
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

あっ、昨日その変化のルート(?)も考えたんですけど、裏付け教えていただければ幸いです。。RT @honane: 放り散らかして→ほっちらかして→ほったらかして→ほっぽらかして→ほっぽって(私見ながら多少裏づけあり) @lagash @tamanoirorg

2010-02-06 20:51:20
ほなね爺 @honane

@snowystreet 大阪ことば事典の「ホッタラカス」の項によると近松の『心中万年草』『女殺油地獄』にホカラカスという表現があり、ホッタラカスはこのホカラカスの転訛という説とホッチラカス(放り散らかす)の転訛という説があるとのこと。後者に乗って、あとは推測です。ほなね。

2010-02-06 20:58:27
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

ありがとうございます!RT @honane: 大阪ことば事典の「ホッタラカス」の項によると近松の『心中万年草』『女殺油地獄』にホカラカスという表現があり、ホッタラカスはこのホカラカスの転訛という説とホッチラカス(放り散らかす)の転訛という説があるとのこと。後者に乗って、あとは推測

2010-02-06 21:00:31
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

大阪ことば事典、近松かぁ。なるほどなるほど。やはり江戸時代(とそれ以前)の文献あたるべし、ってことですよね。面白い!

2010-02-06 21:02:00
ほなね爺 @honane

@snowystreet 大阪ことば事典は講談社学術文庫なので安くて便利です。それは別として、ギターの話はともかく、言葉の話にこれだけ敏感なのは何か訳でもあるのでしょうか? ちょっと魅かれましたw ほなね。

2010-02-06 21:06:55
@petenshi

@snowystreet 日本語は、音が連続すると濁ったりしますし、余分なモノがついたりもしますよね。「かえすがえすも」とか「短気は損気」とか。『損気』ってなんだよ(笑)「短気は損」でいいのに。

2010-02-06 20:52:40
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

音の変化は「音便」等で結構規則的。発音しやすく・発音が楽なように変化させてます〜RT @petenshi: //日本語は、音が連続すると濁ったりしますし、余分なモノがついたりもしますよね。「かえすがえすも」とか「短気は損気」とか。『損気』ってなんだよ(笑)「短気は損」でいいのに。

2010-02-06 21:19:26
大山 明 @philjoy

言葉の時代による音韻・表記変化も面白いですね。RT @snowystreet ありがとうございます!RT @honane: 大阪ことば事典の~ホッタラカスはこのホカラカスの転訛という説とホッチラカス(放り散らかす)の転訛という説があるとのこと。

2010-02-06 21:39:04
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

はい!RT @philjoy: 言葉の時代による音韻・表記変化も面白いですね。RT @snowystreet //RT @honane: 大阪ことば事典の〜ホッタラカスはこのホカラカスの転訛という説とホッチラカス(放り散らかす)の転訛という説があるとのこと。

2010-02-06 21:40:09
大山 明 @philjoy

母=fafaとpapaの中間のような音、東=tong と発音したので、「はとうと倒れた。」は「パタンと倒れた。」のような発音だったと聞いたことがあります。

2010-02-06 21:40:30
ないのか・とういこ @lagash

@snowystreet おおすごい!なる程音便が利いてくる地方や時代なりの感覚の違いがありそうな気がして面白いです。あとそれが音的に楽しげなほっぽっての形に収斂しそうなこととかも。

2010-02-07 00:57:51
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

ありがとうございます。感覚の違いもですが、日本語って語彙のほか音韻(発音)も時代を経るにつけ変化していて、ある程度その変化は規則的なんです。発音しやすく楽に、という方向です。RT @lagash: おおすごい!なる程音便が利いてくる地方や時代なりの感覚の違いがありそうな気がし//

2010-02-07 01:14:24
ないのか・とういこ @lagash

私の使うほっぽっては何だろw 親は西日本出身だけど、自分生育地は茨城なんだよな…おめーそんなんおっぽっちめーよ、がマイカルチャーな気もするべよ(←語尾が上がる発音w)

2010-02-07 01:12:24
ないのか・とういこ @lagash

@snowystreet 楽になる方向ってのは寒い地方でのそれは経験的にも想像が利きます。北に行くと楽を通り越して殆ど寒さの中でも可能な範囲のという発音、速く短く効率的なという傾向だなあと思ったことがありました。

2010-02-07 01:32:47
鼓豆虫 @bemilesaway

小学校のとき「卑怯」って言葉が流行ったんだけど、「おめー卑怯(ひきょ)ぽてすんなや」とかなぜか「ぽて」がついた。そのうち「ひきょぽて」が「ぽてと」になって、「ぽてと」だけで卑怯な奴を意味する言葉になった

2010-02-07 01:49:49
鼓豆虫 @bemilesaway

口癖が「バリバリ~」のやつに「ぼりぼり」というあだ名がついたり、本間って奴が音が近いだけで「おんな」って呼ばれたりしてたなあ

2010-02-07 01:52:22
鼓豆虫 @bemilesaway

あと、人の口真似をするときに強調から言葉がかわる。「やーめーれー」が「やーうぃーれー」とかってのから「やうぃりーやーうぃりー」くらい把捉できない感じに。「やうぇれいやー」で落ち着いてみんな使ってたけど

2010-02-07 01:59:53
鼓豆虫 @bemilesaway

俺自身、「ひろさわ」→「ひぽさわ」経由で「ひーぽ」てゆあだ名で呼ばれてたことが

2010-02-07 02:10:16
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

この辺のお話、とても興味深かったです。日本語の音韻の変化にモロかぶり。RT @bemilesaway: 俺自身、「ひろさわ」→「ひぽさわ」経由で「ひーぽ」てゆあだ名で呼ばれてたことが

2010-02-07 15:25:09
鼓豆虫 @bemilesaway

まじですか。たまげました RT @snowystreet: この辺のお話、とても興味深かったです。日本語の音韻の変化にモロかぶり。RT @bemilesaway: 俺自身、「ひろさわ」→「ひぽさわ」経由で「ひーぽ」てゆあだ名で呼ばれてたことが

2010-02-07 17:08:48
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

「ほっぽって」問題。 @honane くんに教わった『大阪ことば事典』(講談社学芸文庫)が届いたので少し読み、「ホル」(抛る)「投げる。捨てる。投げやりにする。ほうる〔抛る〕の約まった語」「例 鞠をホル。ごみをホル」(p.653)を発見… @lagash @tamanoirorg

2010-02-07 19:02:45
Yukako MATSUMOTO @snowystreet

大辞林第二版→ ほる【放る/抛る】の意味 国語辞典 - goo辞書 http://bit.ly/biUDRk

2010-02-07 19:09:54