五十音図論あるいは原言語論について #コトバ #ことば #言葉 #言語 #五十音図

「母音」や「子音」が<原言語>として成立してゆく過程を考察します。
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クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

他の生物や他の物理的な自然物)に「生きるための受けとめ(受容)と能動的な働きかけ(意志のベクトル)を指し向ける存在」としての在り方「い」が、「現存在」(世界内存在)としての人間には<音響的に意識(イメージ)されている>のだ。

2019-10-16 22:47:31
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

響きとしては特定のなにものかではなく、自分のまわりの環境や生存するあらゆるものに対して<自分の「存在」を開く音のイメージ>がある。・・・すべてのもの(自分自身や他の人間や他の生物や他の物理的な自然物)に「存在としての自分を開く」在り方「あ」と、すべてのもの(自分自身や他の人間や

2019-10-16 22:45:32
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

「いる」という言葉の最初の母音である「い」という<音の響き>には、「ある」の「あ」に比べて「存在することへの意志や意欲」のような<ある目的を持った決意のような響き>がある。これに対して「ある」の「あ」は、発音が「開口音」(口を大きく開く音)としてなされるので、

2019-10-16 22:43:16
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

そういう意味では「いる」の構成要素としての「あること(存在すること)」への<意欲>或は<意志>(これらの概念には<衝動><欲動><欲求><欲望><情動><感情><願望>などの概念も包摂されている)があるのではないか?というのが、私の推論だ。・・・blog.livedoor.jp/greenminkuma-k…

2019-10-16 14:30:28
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

「いる」という言葉の日本語的(原言語的)な<響きのイメージ>から推察すると、「いる」の<い>という母音の響きには、表意文字としての漢字の意味である<意欲>とか<意志>とかの<意>に該当する<ポジティブな心のベクトル>が表現されているように思われる。

2019-10-16 14:29:44
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

「人間」であるがゆえに「生命」(「いる」という存在形態)について考える「存在の倫理」とは、<いま・ここに(そこに)・いる>存在(「実存」あるいはハイデガーの「現存在」)が不可避的に呼び起こす「人間」にとっての<最小で最後の、それゆえ最大の倫理>であると、

2019-10-15 22:58:56
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

《音(声)の響き》(吉本隆明的に言えば「自己表出」)の差異が初源のコトバの始まりであった …    #コトバ #原言語論 #クマのわすれな草 twitter.com/asakaruko/stat…

2017-12-09 22:03:04
朝日カルチャーセンター新宿教室 @asakaruko

12/23土曜 13:00-14:30作家・町田康さん@machidakoujoho「中原中也の詩の響き」。今年没後80年を迎えた中原中也。青春の哀しみをみずみずしい感性でうたった中也の詩の中にひそむ音を町田康さんが聞き取り、音と意味の響きあいを楽しみます。#中原中也 #町田康 asahiculture.jp/shinjuku/cours…(五)

2017-12-09 17:50:29
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

初源としての音の響き … ♪  #武満徹 #音楽の存在論 #クマのわすれな草 twitter.com/TAKEMITSU_bot/…

2017-12-08 11:19:05
武満徹の言葉 @TAKEMITSU_bot

(承前)ほんとは教会の響きとか、街の、馬小屋でやってた音楽会とか、そういう無数の経験を知らなきゃいけない。僕はべつに保守主義者じゃない。むしろ進歩的な意見の持ち主だけれども、音楽はさ、どっちかというと原始的なもんだよね。

2017-12-08 11:09:16
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

例えばソシュールの言語論は指示表出の《差異》の体系を構造として捉えることが論の中心になっているが、吉本隆明の言語論は自己表出(心的な了解の動き)と指示表出(対象との関係の変化)が織りなす心的な《ベクトル変容》の構造が論の中心になっている。 #武満徹 #吉本隆明 #クマのわすれな草 twitter.com/TAKEMITSU_bot/…

2017-09-11 08:45:14
武満徹の言葉 @TAKEMITSU_bot

言葉を一定の意味と内容を入れる器として、限定的に考えようとするのが、科学者や哲学者の態度であって、言葉をもっと動的な、変化しつづける状態として捉えようとするのが、芸術家とくに詩人の態度です。自然科学の進歩につれて、言葉の指示的な意味、機能は限定されて、我々の語彙は増え続けます。

2017-09-11 08:09:35
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

@kotobano2 それは自分も見たように思いますが(YouTubeかな?)、工藤隆編『声の古代』に安倍隆志という人が「歌垣の歌の論理ー中国少数民族白族の歌垣を参考にー」という論文を書いています。さっき「白族の歌垣」でYouTubeで検索しましたが、「怒(ヌー)族掛け合い歌」が出ました …?です。

2017-08-30 11:56:35
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

@kotobano2 「五十音図」の成立は馬淵和夫『五十音図の話』によれば、《「五十音図」は悉曇学と漢字音韻学の二方面から発生し、両方の機能が平安時代末に一緒になって定着した》ということですが … 自分は<母音>や<子音>の「音象徴」(口腔の感性=内臓感覚)の視点から「五十音図」に関心があります。

2017-08-30 11:21:58
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

@kotobano2 吉本さんは初期歌謡論で「漢語の文化の波にうちよせられている未明の和語の島という比喩に、歌の発生の最初の問題があらわれた。またひろく未明のアジア南方語と北方語の重なった層に、漢語的な文化が押しよせたためのせめぎあいに、歌の発生の最初の問題があったといってもよかった」と言っています。

2017-08-30 11:06:20
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

@kotobano2 これは最近吉本さんの年齢を意識しながら『生涯現役』(82歳の時の談話本)を読んでいて、「82歳でまだこんなに言葉(特に「五十音図」)にこだわっているんだ!」と感心していたので、この記事に引っ掛けて、あの『言語美』を書いた老人吉本隆明の「現在」を紹介するのが伏線としてありました。

2017-08-30 10:53:50
岩田慶治bot @iwatakeiji_bot

出会ってハッと驚く。驚いた一瞬の後に、自分の心の安らぎを感じる。そういうものを片仮名で「カミ」と書いたらどうかと思うわけです。

2017-08-29 07:28:00
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

「大河のように滔々たる音響のベースラインを形づくっている。そこに鳥の声や獣の叫び、区切りや節まわしのある虫の音のような象徴性の情報がかぎりなくちりばめられて、ベースラインを豊かにうめつくす」と述べている。高周波だけど適度な<ゆらぎ>があって、熱帯雨林の音環境は快適らしい。#大橋力

2017-08-22 22:13:59
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

ところで、大橋力『音と文明』の調査によれば、熱帯雨林の周波数分布は「100kHzを大きくこえてしまう」と述べられている。そして「熱帯雨林の環境音の中で最大の勢力を占めているのは、木々のざわめき、どよめきや切れ目のすくない虫の音といった連続性の高い具象性の情報で、」 #大橋力

2017-08-22 22:05:51
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

虫の声をどう聴くかは言語環境論の大事なテーマだ。#角田忠信 は『日本人の脳』でそれなりの実証的な手続きを踏まえて、虫の声を左脳で聴くポリネシア人や日本人と虫の声を右脳で聴く欧米人の違いを明らかにしている。#月本洋 はそれをさらに発展させて独自の日本語論(母音論)を展開している。 twitter.com/akkun59/status…

2017-08-22 21:43:03
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

吉本隆明『生涯現役』(洋泉社p98)で「ヤ行音とワ行音とタ行音以外の子音列は、各子音列の三列音と母音をくっつけると各音できる」と言っている。例えば、カ行列は「ク・ア」で「カ」、「ク・イ」で「キ」、「ク・ウ」で「ク」、「ク・エ」で「ケ」、「ク・オ」で「コ」という風に・・ #吉本隆明 twitter.com/den6/status/89…

2017-08-21 18:49:57
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

@TKDOMO そうですね、三木茂夫さんから吉本さんが受け取った<心的な表出>としての言語論(吉本さんの「大洋論」ほか)を、吉本さんの『母型論』全体の論考を踏まえた上で、自分なりの「原言語論」(内臓=気分や情動を含めた原感覚(皮膚的なエロス覚等)の表出論)を展開できればと考えているところです。

2017-04-06 17:13:13
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

角田忠信は『日本人の脳』で、日本生れの二人のアメリカ人姉妹の「母音やこおろぎの音」への反応を分析して「母音や自然音の優位性は遺伝環境によるのではなく、主に10歳以下の言語学習に依存している」と指摘していますね。母音=自己(内臓)表出音、子音=指示(感覚)表出音というのはどうかな? twitter.com/TKDOMO/status/…

2017-04-06 16:09:46
大江昇 @TKDOMO

在外の日系2世以降など日本語が母語でない日本人では角田のいう特徴はないので、母国語による脳への影響だというのは角田テストでも繰り返し説明されてますね。当初日本人の脳の特徴だという誤解から激しい反発されたんでしょう。どの分野も反発する人はちゃんと読んでないことが多いのが残念w twitter.com/greenminkuma/s…

2017-04-06 15:12:10
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

月本洋『日本人の脳に主語はいらない』で、日本語やポリネシア語族(サモア語)の「母音語」を調査した角田忠信の考察が紹介されている。虫の鳴き声や言葉の母音を左脳で聴くか右脳で聴くかの違いは、脳そのものの違いによるのではなく、どんな母国語で育ったかで違って来る…というのが月本の考察だ。 twitter.com/TKDOMO/status/…

2017-04-06 11:56:32
大江昇 @TKDOMO

MRIで脳の反応を観ようとしても角田テストの結果はまったく確認できない…この事実から角田テストは再現性がないとテッテー的に否定されていく…。バカだねえ、MRIのあの低音や低周波の大きな雑音の中で繊細な感覚と脳が正常に機能すると思ってるのかな…実験の前提条件さえ考察できない科学者?

2017-04-06 11:27:13
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

現実的な音の響きと想像的な音の響きが武満徹の身体全体で一体化している…吃りという話すことの障害を越える《自己の表出の強さ》がそれを可能にしている♪ #音楽の存在論 twitter.com/TAKEMITSU_bot/…

2017-03-29 21:37:22
武満徹の言葉 @TAKEMITSU_bot

(承前)ピアノを弾いてじゃないよ。掃除したりして……。昼間、誰もいないでしょ、そこで僕は毎日ピアノを弾いてた。「これはこういう音が出る」とかいうのを全部覚えて。その前は、僕はピアノが欲しくてね。自分でボール紙のピアノを作っていた。折りたたみで。

2017-03-29 14:09:05
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

吃音と音楽…残響とはなにか? #吃音 #音楽 #武満徹 #クマのわすれな草 twitter.com/TAKEMITSU_bot/…

2017-03-20 17:51:29
武満徹の言葉 @TAKEMITSU_bot

ぼくは吃りでした。吃りというのは言いたいことがいっぱいあるということで、想像力に発音が追いつかない。発音が追いつかなくとも、でもぼくはしゃべっているのです。このとんでもない「ずれ」はいつまでもぼくのどこかを残響させ、それがそのまま作曲に流れこんでいったように思います。

2017-03-20 14:08:51
クマの『論点』 #みんくま草 @greenminkuma

「たとえば狩猟人が、ある日はじめて海岸に迷い出て、ひろびろと青い海をみたとする。人間の意識が現実的反射の段階にあったとしたら、海が視覚に反映したときある叫びを<う>なら<う>と発するはずである。また、”さわり”の段階にあるとすれば、・・」#吉本隆明『言語にとって美とはなにか』 twitter.com/iwatakeiji_bot…

2017-03-18 09:51:03
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