第６回ICRPダイアログセミナー１日目（福島市・2013/07/06)

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

放射能の災害は、他の災害とは全く異なると考えている。これからゼロに向かって不安と戦いながら進んでいかなければならない。他の災害は心が結束するが、放射能は全く逆、心の分断の連続。家庭内、村の中、高いところと低いところ、賠償の差。これからも心の分断とは向き合っていかなければならない。

佐倉統 @sakura_osamu

飯舘村・菅野村長。他の災害と放射線災害との違い。他の災害はむしろ人々を結束させる。放射能は人々を分断させる。心の分断の連続。これからもそれと向き合っていかなくてはならない。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

住民の心の健康と地域のコミュニティを守りながら進めている。広報で全国コンクールで総理大臣賞をもらった。除染では5mSvを目標にしており、既に除染が済んでいるところは1mSvを達成している。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

ある程度の規則、きまりは必要だろうが、今は有事。我々の心に寄り添う政策があってもよいのではないか。賠償だけではなく生活支援の制度が必要だと思っているが、なかなかそうはいかないジレンマの中で戦いを続けている。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

三宅島と山越をすぐに勉強したが、帰村率はどちらも65％。一度避難した村は戻らない。放射能災害ではこれからどこまで戻るか。戻らない人やその子供たちも村の住民である、という考え方で進めようとしている。

佐倉統 @sakura_osamu

菅野村長：賠償、除染、・・・。平時の規則だけでは対応できない。現実の心に寄添う柔軟な対応が必要。生活を支援するという政策がもう少しあってもよい。三宅島などの噴火・地震災害の後、帰還率は6割。飯舘はどうなるか。「戻らない人も村人」が基本理念。

佐倉統 @sakura_osamu

菅野村長：学者も右から左までいて、我々も苦労している。専門家、もっとしっかりしてほしい。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

政府や学者にはもっとしっかりしてもらいたいと思っているが、起きてはならない原発事故の後で、豊かさを考える必要がある。電気が24時間ついている中で星が見えなくなっている。

佐倉統 @sakura_osamu

菅野村長：夜も電気がたくさんついている、戦後日本の「豊かさ」。これを見直して成熟社会のあり方を考えるきっかけにするべきだが、現状、そうはなっていない。一時的には言葉が盛り上がるが、持続しない。「足るを知る」を見直す必要。次の世代にどのような日本をバトンタッチするか。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

原発事故から何を学び、次の世代にバトンタッチできるか、放射能と戦うだけでないく、大きなことを考えていく必要がある。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

原発事故を乗り越えて、次の世代に向けていい国をつくっていかなければならないと思っている（以上、飯舘村長からスピーチ）

佐倉統 @sakura_osamu

菅野村長：この原発から、日本をいい国にしていくよすがにしないと、我々のことが無駄花になってしまう。そうしない覚悟で。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

飯舘村の中学生の定着率が７割、幼稚園が４割、と聞いたんだけど、小学生が何割か聞き逃してしまった

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

農水省・万福さんより

安東量子【告知専用】 @ando_ryoko

飯舘村の放射線量の状況について。飯舘村復興対策課/農水省より派遣　万福さん。

安東量子【告知専用】 @ando_ryoko

自信から時間の経過。3/11地震。飯舘村線量上昇は3/15昼頃。4/22計画的避難区域。一ヶ月のタイムラグが信頼失墜の原因ではないか。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

飯舘村の線量、3/15のお昼ころからあがった（40μSv/h）。4/22の全村避難まで１ヶ月半の間放置されていたと思われていた。現在は役場周辺で1.5〜2μSv/h

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

（原発周辺から飯舘村にかけて、文科省の航空モニタリングなどの線量の分布図を紹介中、自然減がよく見られる）

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

現在、農地の土のはぎとりで除染を行っているが、この方法が正しいかどうか、後でみなさんと議論したい

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

農水省も村長も、村民と向き合う時は加害者の立場で対することが多い。このときに、お互いに放射線に関する知識がないと会話が成り立たない。（自然減や自然放射能の説明）

佐倉統 @sakura_osamu

何もこの場で「放射性物質と放射線と放射能の違い」などを説明しなくてもよいのに。

津田和俊／急激に進行した網膜剥離と闘っています @kaztsuda

昨年、癌を患ったが、治療で52mSv被爆した。除染など現地の活動などで58mSv被爆したが、今は完治して職場に復帰している。

Yoshihiro Sato @yoshisatose

誤解を避けるために追加。これは、もともとあった癌のために手術をした、という話でした。RT @kaztsuda 昨年、癌を患ったが、治療で52mSv被爆した。除染など現地の活動などで58mSv被爆したが、今は完治して職場に復帰している。