反原発運動の動機の一つとしての障碍、障がい児出産への忌避とその問題

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KASUGA, Sho @skasuga

14 一応演繹された原則を実際に現場に適応するときには様々なステークホルダーのコンサルテーションをえる必要があります。

2013-07-18 16:50:59
KASUGA, Sho @skasuga

15 今回のケースも、本質的にはコンセンサス会議的な議論が危険を重視する派とそうでない派の市民、専門家が参加する形で行われ、その結果からフィードバックを受けるべきだと思いますが、とりあえずそれが行われるまでは暫定的に「厳格的な反優生学」の立場をとることにします。

2013-07-18 16:51:10
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

@skasuga ありがとうございました。「反優生学」の立場、についてはいろいろと思うところがあるのですが、考えをまとめるのに少し時間がかかりそうなので、また後日にでもお返事させていただきます。 m(_ _)m

2013-07-18 17:12:15
KASUGA, Sho @skasuga

@yotayotaahiru コメントありがとうございます。どうもとっちらかった文章で申しわけありません。もうちょっときちんとまとめるべきなんだとは思うのですが…。ご意見、ご批判賜れれば幸いです。

2013-07-18 17:13:21
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

@skasuga いろいろ考えたのですが、やはりhttps://t.co/2rogY63U29にある、【優生学的な問題を扱うのであれば、いったん「障がい」と「疾患」は排他的に区別できるという前提に立てる必要があります】には無理があると考えます。以下、連ツイします(続

2013-07-19 03:05:24
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

続)@はつけませんけれど、私自身のツイへの返信という形で連ツイしますので、よかったらごらんください。(続

2013-07-19 03:07:08
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発01】まず、私は原発に対しては反原発であり、優生学的考え方に対しても自分の自覚できる範囲では反対の立場です。ただし、意識できないところで自分自身にも優生学的な考え方を持っているであろう、ということは書き留めておきます。

2013-07-19 03:08:29
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発02】https://t.co/wx7iYuzvUn「我々はおそらく無意識にも優生学的偏見を持っており、それを厳密に排除するための倫理基盤をつくったとき、どのような反原発・環境保護倫理が可能か、ということに関して確認する」ことには意味があると考えます。

2013-07-19 03:09:33
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発03】しかし、https://t.co/HatBHW7b0V【「反優生学」を堅持するということを前提にする場合、とりあえず「障がい」(特に先天性のもの)はある種の「特徴」や「個性」であり、疾病とは区別できるもの、という立場に立つ必要があります】は違うと考えます。

2013-07-19 03:15:27
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発04】理由の1.春日さんの「疾病」https://t.co/SZLOnHX1HQと「障がい」https://t.co/jiIS66MG9oの定義は例外が多すぎます。精神疾患に限らず慢性疾患の多くは完治できません。常時医療ケアが必要な「障がい」も数多くあります。

2013-07-19 03:17:20
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発05】理由の2.「障がい」が【社会の要求するスペックとの「ずれ」の問題】https://t.co/xBPbZuuOvQであるのはその通りですが、その「ずれ」がもたらす「活動」や「参加」にかかる制約は「心身機能・身体構造」の状態に影響を与えます。(続

2013-07-19 03:18:31
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発06】続)2001年採択のWHO「ICF国際生活機能分類」(「障がい」の分類)では、構成要素である「心身機能・身体構造」「活動」「参加」、および背景因子の「個人因子」と「環境因子」が相互に影響を与え合い全体的な「健康状態」を形成するとされています。(続

2013-07-19 03:19:10
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発07】続)「ICF国際生活機能分類」についてはhttp://t.co/VB6z7FpV8lをご参照ください。現在では、リハビリテーション、療育、特別支援教育、介護予防等の現場でこのICFの理念および分類が活用されています。(続

2013-07-19 03:20:04
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発08】続)このICFはそれ以前の「国際障害分類ICIDH」を改定する際に10年かけて専門家だけでなく障がい当事者の参加も含めて議論されたものです。【参考】http://t.co/Eq8oJFg7oc(続

2013-07-19 03:21:14
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発09】続)このICFの考え方だと春日さんが言われるhttps://t.co/9m2vWVNsYk【障がいを疾患と捉えるか「特徴」と捉えるか】の「ゆらき」包摂し当事者の選択の尊重も可能になると考えます。(続

2013-07-19 03:22:16
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発10】続)ただし、社会全体にこのICFの理念が行き渡っているとは言えませんし、医療や福祉や教育という「権威勾配」が強い現場で、パターナリスティックな解釈と運用が行われている場合も多々あるとは思います。(続

2013-07-19 03:22:43
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発11】続)しかし、すでにICFという専門家と当事者が話し合ってつくられた「障がい」の優れた定義(と私は考えます)がある以上、例外がたくさんある定義を用いて「疾病」と「障がい」を無理やり排他的なものとして論を立てることに意義を感じません。(続

2013-07-19 03:23:25
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発12】続)すでに、社会が担うべき「障がい」を持つ人、それぞれへの必要な対応そのもの、そして、障がいのある人とない人、社会とのあるべき関係性の理念化はこのICFの理念に結実していると考えるからです。

2013-07-19 03:24:23
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発13】理由の3.反原発運動に意識的無意識的に忍び込む優生学的考え方、そこからもたらされる排除と差別に対しては、「障がい」だけが特別視される問題ではなく、「がん等の疾病の増加」も被ばくした人の子供が病気になる、という言説がある以上同じ問題をはらんでいます。

2013-07-19 03:25:13
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発14】理由の4.優生学的考え方を排し差別助長をしない反原発運動を模索するには、単純に「障がい」を持つ人も「健常者」と同じ社会の一員でありケアの必要性については赤ん坊や高齢者がケアを必要としているのと変わらない、という考え方を徹底するだけでよいのだと考えます。(続

2013-07-19 03:26:09
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発15】理由の5.事故による放射性物質の大量放出があった以上、被ばくによる健康被害を心配するのは当然ですが、被ばくだけでなく、すでに事故による健康被害は、震災関連死という犠牲者を出しており、被ばくを避けるための生活の制約からも健康に悪影響がでています。(続

2013-07-19 03:28:09
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

【反優生学的反原発16】続)被曝によるものか否を問わずとも、事故がなかったら失われずに済んだ命や健康「生活機能」がある、ということだけで事故の被害は充分以上で、疾病でも障がいでも被曝による健康被害か否かという点にのみ注目するのは被害の過小評価になりかねないと考えます。

2013-07-19 03:30:30
あひるっくす第4形態(ただいま進化準備中) @yotayotaahiru

以上です。 本日はここまでにいたします。 それではみなさん、おやすみなさい。 m(_ _)m

2013-07-19 03:32:49
KASUGA, Sho @skasuga

@yotayotaahiru ありがとうございます。論旨は了解しました。ただ、今回の議論の発端なのでひとつ伺いたいのですが「被害者が専門家より不安を多めに見積もり、それを表明すること」についてはどうお考えでしょうか? 私としては(1)水俣の教訓からある程度必要である (続)

2013-07-19 10:00:01
KASUGA, Sho @skasuga

@yotayotaahiru (2)しかし反優生学的見地から「障がい」を被害に含めてはならない、という意見なのですが、そこを区別しない場合、そもそも被害を多めに見積もらない方が良いのか、あるいは障がいに関しても見積もるべきなのか。もしお考えを伺えれば幸甚です。

2013-07-19 10:01:39
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