「伊藤計劃以後」?のSFについて

今の日本SF界は「伊藤計劃以後」なのか?
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杉本@むにゅ10号 @longfish801

ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後:漠然と「SFでシリアスな政治状況を描くこと?」と思っていたけれど、そこはp.52あたりで明確に否定されていた。飽くまで人間が主眼。現代の社会状況における人間像を、SFを手段として描いた作品が“伊藤計劃以後”となるのか。

2013-07-31 23:16:33
杉本@むにゅ10号 @longfish801

ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後:笠井潔なら「人間/人形」、東浩紀なら「動物」、村上裕一なら「ゴースト」というふうに、人間像の変化を以て社会を論じてきた延長として、藤田直哉による序論では「日本的ポストヒューマン」が提案された、という理解で良いのかしらん。

2013-07-31 23:17:41
杉本@むにゅ10号 @longfish801

ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後:例えば環境管理型権力に無自覚なまま操られる人々が、SFではゾンビやロボットとして表現される。そういったポストヒューマンたちの倫理を描く作品が“伊藤計劃以後”なのか。

2013-07-31 23:19:16
杉本@むにゅ10号 @longfish801

ポストヒューマニティーズ 伊藤計劃以後:ハイ・ファンタジーが復活するやも、という主張もここまで来ると頷ける。高度資本主義という、国や世界という大きな枠組み、システム全体を描く必要があるからということか。そこが“社会を描かない”セカイ系と違う。

2013-07-31 23:20:18
ジョー猫 @korenkan

さっきの夢のなかでしんかいさんがなにいってたのかは分かんないけど、『ポストヒューマニティーズ』所収の「アンフェアな世界ーー『ナウシカ』の系譜」は面白い読み物でした。

2013-07-31 23:43:30
ぴろき @piroki_wod

「ポストヒューマニティーズ」を読んでいる途中です。岡和田さんの神林長平批判というのに興味があったわけですが、神林先生にないものが伊藤氏にある、伊藤氏はこれに気づいてるが神林先生は気づいてない、という流れ一辺倒で、いささか公平性に欠けるんじゃないかと感じました。

2013-08-02 11:54:51
長谷敏司 @hose_s

『ポストヒューマニティーズ』(南雲堂)をのんびり読み進めている。『あなたのための物語』『BEATLESS』にも触れていただいていて、他の作家さんの作品とどう結びつけて執筆者の方々が読んでいるのか、興味深く読んでいる。 http://t.co/lTpMB9UpyC

2013-08-02 13:49:59
長谷敏司 @hose_s

そして、南雲堂サイトに掲示されていた青山ブックセンター9/1のイベント『『ポストヒューマニティーズ』刊行記念トークイベント ぼくたちのかんがえた伊藤計劃以後20代批評家 Vs. 大森望 !!!』 http://t.co/rNaZeEtvmB が素晴らしく面白そう。

2013-08-02 13:55:34
長谷敏司 @hose_s

時間が空いていたら、見に行きたい。> 『ポストヒューマニティーズ』刊行記念トークイベント ぼくたちのかんがえた伊藤計劃以後20代批評家 Vs. 大森望 !!!

2013-08-02 14:01:57
君島Jr @bi1211

ポストヒューマニティーズ、途中まで。岡和田晃の論考、伊藤計劃に触れた神林長平を頻繁に批判しているのだが、その判断の根拠が一切示されておらず、ただの神林長平の悪口になっている点が決定的な瑕疵ではないのか。

2013-08-02 16:34:21
君島Jr @bi1211

ポストヒューマニティーズの第一部は、海老原豊の言語SFのパーツと藤田直哉の新世紀ゾンビ論が身体論としても現代論としても興味深く読める。藤田の新世紀ゾンビ論を読み序論に戻ると日本的ポストヒューマンという提出が明確になる。面白かった。

2013-08-03 13:13:30
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