SFマガジン700号の再録記事73本 一行解説

SFマガジン編集長による解説
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塩澤快浩 @shiozaway

こう見えても本日発売文庫への皆さんの反応が気になってまったく仕事にならないので明日発売SFマガジン700号の再録記事73本につけた一行解説原稿を連続投下します。ご容赦ください。通巻/年月号/記事タイトル/執筆者名/解説文

2014-05-23 19:16:52
塩澤快浩 @shiozaway

1 1960.2 巻頭言 福島正実 「SF MAGAZINE ARCHIVE」企画700冊のスタートは、やはり福島正実初代編集長による創刊号第1ページの巻頭言から。

2014-05-23 19:19:15
塩澤快浩 @shiozaway

10 1960.11 SF赤ゲット 矢野徹 1953年、フィラデルフィアで開催された第11回世界SF大会に、日本人として初めて参加した矢野徹氏によるレポート。

2014-05-23 19:19:43
塩澤快浩 @shiozaway

32 1962.8 特別レポート 第一回日本SF大会 1962年5月に開催された記念すべき第1回日本SF大会の、編集部によるレポート。貴重な写真の数々にも注目。

2014-05-23 19:20:05
塩澤快浩 @shiozaway

43 1963.6 SFを創る人々 その2 日本SF作家クラブ 大伴秀司 日本SF作家クラブが結成された伝説の“山珍居”での夜を、大伴氏が作家紹介連載の第2回で臨場感たっぷりに伝える。

2014-05-23 19:20:46
塩澤快浩 @shiozaway

61 1964.10 ミスター・SFとの一時間 ―ボストンにアシモフを訪ねる― 小尾芙佐 飛行機嫌いで有名なアシモフを、翻訳家の小尾氏が地元ボストンに訪ねる。知の巨人の素顔が伝わる貴重なインタビュウ。

2014-05-23 19:21:09
塩澤快浩 @shiozaway

62 1964.11 日本SFシリーズ刊行!(広告) 1964年8月に創刊された、本邦初の日本作家による長篇SF叢書《日本SFシリーズ》の広告。第1弾は小松左京『復活の日』。

2014-05-23 19:21:51
塩澤快浩 @shiozaway

71 1965.8 SFスキャナー 伊藤典夫 伊藤氏が1964年1月号から担当する海外SF紹介の名物コラム。この回は、ベスターがF&SF誌の書評欄で起こした騒動を紹介。

2014-05-23 19:22:02
塩澤快浩 @shiozaway

89 1966.12 中国一九六六年夏 SF作家の中共ルポ 光瀬龍 光瀬氏の筆にかかると1966年の中華人民共和国の様子も、《宇宙年代記》の一篇のような無常観を湛えることになる。

2014-05-23 19:22:26
塩澤快浩 @shiozaway

98 1967.9 ニューヨーク・二つの会見記 ポール、キャンベルに会う 福島正実 福島氏がギャラクシイ誌のポール、アナログ誌のキャンベルと、SF編集者としての矜持をぶつけあう迫力の会見記。

2014-05-23 19:22:54
塩澤快浩 @shiozaway

115 1968.12 ベイコンに招かれて 第26回世界SF大会 柴野拓美 柴野拓美氏が、1968年の第26回世界SF大会ベイコンに招かれた詳細な記録。いまでは神々のような作家たちの写真も。

2014-05-23 19:23:23
塩澤快浩 @shiozaway

そしてこの後、1973年9月に開催された第1回日本SFショーでの、初代編集長・福島正実氏の講演を全文採録。

2014-05-23 19:28:56
塩澤快浩 @shiozaway

134 1970.6 トータル・スコープ特別版 SF作家万国博をゆく 大伴昌司 1970年に開催された大阪万博の各種パビリオンを、星新一、小松左京の両氏とつぶさにめぐった抱腹絶倒のレポート。

2014-05-23 19:30:14
塩澤快浩 @shiozaway

137 1970.9 ハヤカワSF文庫 発刊(広告) 早川書房初の文庫として、1970年8月に創刊されたハヤカワSF文庫の広告。その反響については森優氏のインタビュウにて。

2014-05-23 19:30:47
塩澤快浩 @shiozaway

139 1970.11 国際SFシンポジウム 速報レポート 海外からクラーク、オールディス、メリルらを招き、1970年夏に開催された第1回国際SFシンポジウムの詳細レポート。

2014-05-23 19:31:08
塩澤快浩 @shiozaway

143 1971.2 インサイド・SFワールド この愛すべきSF作家たち(上) 伊藤典夫 ニュー・ウェーヴをめぐる、とある中傷合戦の意外な顛末とは? (下)は大森望編『SFマガジン700【国内篇】』に収録。

2014-05-23 19:31:39
塩澤快浩 @shiozaway

167 1972.12 SF三大コンテスト募集! 1960年代の3回に続き、10年ぶりに開催された第4回ハヤカワ・SFコンテスト募集告知。豪華すぎる選考委員に圧倒される。

2014-05-23 19:32:00
塩澤快浩 @shiozaway

ここで、第2代編集長・森優氏への12ページにわたるロング・インタビュウを掲載。インタビュアー&構成は高橋良平氏。

2014-05-23 19:39:35
塩澤快浩 @shiozaway

187 1974.7 山田正紀「神狩り」弱冠24歳の新人作家のデビュー長篇300枚を一挙掲載した際の扉。本700号は、「神狩り」発表40周年記念号でもある。

2014-05-23 19:43:49
塩澤快浩 @shiozaway

197 1975.4 雨やどり おとこ半村直木賞 SF作家として初めて直木賞を受賞した半村良氏。日本SF界全体の興奮と喜びが伝わってくる授賞式レポート。

2014-05-23 19:44:08
塩澤快浩 @shiozaway

225 1977.8 ハミルトン追悼特集 解説 鏡明 追悼特集の解説にして、優れたハミルトン論であり、また優れたスペース・オペラ論、ひいてはアメリカ文化論でもある。

2014-05-23 19:44:31
塩澤快浩 @shiozaway

228 1977.11 アッカーマン氏を囲んで 矢野徹/野田昌宏/早川浩 矢野徹、野田昌宏両氏がアッカーマン夫妻を迎えての座談会は、さながら日米最高のSFコレクター対決の様相。

2014-05-23 19:44:56
塩澤快浩 @shiozaway

248 1979.6 SFレビュウ 眉村卓『消滅の光輪』 鏡明 日本SF屈指の名作の新刊レビュウ。同じ《司政官》シリーズ『引き潮のとき』連載完結時の眉村氏のエッセイは383ページ。

2014-05-23 19:45:20
塩澤快浩 @shiozaway

282 1982.1 SFレビュウ 神林長平『狐と踊れ』 中島梓 新鋭作家・神林長平初の著書『狐と踊れ』の新刊レビュウ。その作家的特質をすべて見切ったかのような恐るべき慧眼。

2014-05-23 19:45:45
塩澤快浩 @shiozaway

288 1982.7 ディック断想 水鏡子 1982年3月に亡くなったPKDの追悼エッセイ。まだ『ヴァリス』の翻訳版もなく、「ブレードランナー」も未公開の時代。

2014-05-23 19:46:17