アニメ雑誌の版権イラストについて
- fujiiisana
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『Newtype』300号の小冊子、ざっと見た。「版権イラスト」発注時の、編集者が描いたラフが興味深かった(そういう仕組みなのか!)。どうでもいいけど、影も形もない『Newtype mk.II』は、黒歴史なのかな…(笑)
2010-02-11 19:45:50@bono1978 編集者が描く版権の発注ラフって、激うまな人もいれば、なんだから分からないる。『ふしぎの海のナディア』の頃は、編集者が描いた発注ラフの傑作(悪い意味での)が壁に張ってありました。
2010-02-11 20:01:50@bono1978 『アキハバラ電脳組』と劇場版『機動戦艦ナデシコ』の版権窓口をやった時は、俺が編集者が描いた版権の発注ラフを、さらに描き直してからアニメーターに渡してました。
2010-02-11 20:03:49@animesama 女性アニメファンの中に、時々、版権イラストのBL要素があざとすぎて嫌だと感じている方が居て、今まで、傍目に「絵を描かれたアニメーターと趣味が合わないのかな」と思っていたのですが、「編集者がラフを渡しているとなると、見方が変わってくるな…」と感じました
2010-02-11 20:45:38たとえば、同じアニメーターさんが描いても、NEWTYPEとアニメディアだと、まるで違う構図になるでしょ。RT @bono1978: @animesama (略)「編集者がラフを渡しているとなると、見方が変わってくるな…」と感じました
2010-02-11 20:49:19更に言うと、担当編集の個性や好みも反映される。「さすがは××さんの発注は分かっているなあ」とかね。
2010-02-11 20:50:27@animesama 個人的にも、雑誌の「版権イラスト」の見方が全く変わってしまう、驚きの事実でした(雑誌業界の方には常識なのかもしれませんが…)>編集者が描く版権の発注ラフ
2010-02-11 20:50:11@bono1978 勿論、製作委員会なり、制作会社から「こんなイラストは描けません」と返す事はあるはず。
2010-02-11 20:52:24@animesama 放映中のアニメは、物語を踏まえて誌面に必要な絵を発注するとして、情報が少ない新番組の場合はどうなるんですか?(相手にお任せなのでしょうか)
2010-02-11 21:00:09@bono1978 今は知らないけど、僕が毎月の記事をやっていた頃(『セーラームーン』とか『エヴァ』とか)は、脚本や絵コンテを読んで発注していたよ。
2010-02-11 21:02:15@bono1978 更に言えば、昔のNEWTYPEは「本編ではありえないけど、あってもいい画」とかを発注していたはず。
2010-02-11 21:03:09@animesama 逆に、人によって、分かってない絵を発注してしまうケースも出てくる訳ですね…、なるほど(笑)>「さすがは××さんの発注は分かっているなあ」
2010-02-11 21:04:59今はデジタル納品だけど、セル時代は、アニメーターさんが描いた版権の線画を、アニメ誌の編集者がゼロックスをかけにいったりしていたんだよ。ゼロックスというのは、コピー機みたいなもので、アニメの制作会社にはあまりなかった。トレスマシンよりも、ゼロックスのほうが望ましかった。
2010-02-11 21:08:33@animesama それは、アニメキャラをファッションモデル風に扱ったイラスト類ですか?それとも、本編では描かれなかった隠れエピソード的な絵という意味でしょうか?>昔のNEWTYPEは「本編ではありえないけど、あってもいい画」とかを発注していたはず。
2010-02-11 21:10:42@bono1978 それもそうだし、たとえば「ドラグナーの手のアップ」を見開きで描いたりとかあったじゃない。
2010-02-11 21:11:36ア○メディアのフォーマットって「3月はひな祭り、4月は入学式、5月は端午の節句、6月はてるてる坊主、7月は林間学校、8月はスイカ割り、9月はお月見、10月は体育の日……って言われてるやつ?
2010-02-11 21:12:31@Ryu_Hikawa そういったネタもそうだし、構図も同じなんですよ。それから僕が知っている限りでは画材も同じ。「太いサインペンで描け」とか「大味に描け」とか、そういうフォーマットもありそうです。
2010-02-11 21:14:24具体的な例をあげると、NEWTYPEの『魔法使いTai!』の描き下ろしで「101匹沙絵ちゃん大行進」という版権イラストがあった。実際には101人は描いてないけど、とにかく沙絵が、ひと見開きに沢山描いてあった。
2010-02-11 21:22:52そんなのは編集部側が勝手に発注しても描いてもらえないけど、編集者がアニメーターさんと打ち合わせして、意気投合して成立した版権だった。それは編集者がアニメーターさんのやる気を引き出した例。
2010-02-11 21:22:59さっき1990年代前半と書いたけど、『少女革命ウテナ』の頃にもそんな編集さんはいた。特に用事がない時も、お菓子とかもって、スタジオに遊びにきていた。その人が「打ち合わせを勝手にやっていいですか」というので、その人の発注は基本的にお任せした。
2010-02-11 21:23:07もうひとつだけ。『ライジンオー』の時は、谷口悟朗さんがアニメ雑誌の窓口をやっていて、版権イラストも担当していた。谷口さんは絶対無敵な窓口で、どんな無茶な要望にも応えてくれた。
2010-02-11 21:34:54「『ライジンオー』双六をやりたいので、描き下ろしが6枚くらいほしいんですが、予算はこれしかないんです」「まかせてください。双六だったら、それぞれのイラストは小さくてもいいですね。なんとかします!」といった感じ。
2010-02-11 21:35:02