袈裟・法衣雑感まとめ
- sakana6634
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※多分そういう問題じゃない
僧綱襟について
昨日、「僧綱襟がわからない」というつぶやきをお見掛けしたので、書きかけの領のはなしからフライング。 僧綱襟は、平安中期以降の法衣に見られる、幅広の襟を立てるもの。本来は高僧(僧綱位)にのみ許されるものだが後世は凡僧(法師以上)も立てた http://t.co/PZL37O6Lyc
2013-06-11 18:57:34【僧綱襟】内衣の衵や単も襟高に仕立ててあり、上衣と共に内側へ折り込む。折らないとかなりすっぽり埋もれるくらい高い。この場合を重ねた厚みで襟を立てるが、後世では法衣のみ襟高にし、僧綱板という板を入れて立てることも行われるようになった。
2013-06-11 19:07:31はっ!!僧綱襟にたくさんRTとFAV頂きありがとうございます!!法衣ネタでこれだけ!!うっうれじいでずっ!!(感涙) これからも法衣袈裟を宜しくお願いします!!!!ブログでも書いています。→ 【袈裟・法衣の目次】 http://t.co/IARg6ZrhKH
2013-06-11 22:10:29そいえば、僧綱襟の種本は、主に井筒先生の法衣史です。やっぱり時代装束一般への深い理解があった上で論じておられるので、色んなことがストンストンと腑に落ちる。この法悦。ちゃんと理解できるようになって、勉強した甲斐があったよ #5年前の自分に言っても信じて貰えないこと
2013-06-11 23:44:01奈良~平安時代の高僧は、朝廷に仕え僧官位を授かった。彼らがまとう法衣も、官服という側面を持つ。だから、束帯袍などの俗服と変遷と同じ流れで変化している。
2013-06-11 23:52:59あとpixivのほうにもちょこっとあげております。 【袈裟の変遷 まとめ | 逆名】 #pixiv http://t.co/HYAAD71ajC
2013-06-12 22:00:28西行桜のRTに便乗して
ちなみに、こちらは去年の大河を見て◆袈裟がない◆衣が謎構造◆変な襟巻き◆藤木直人が坊主なのに色気がない◆などへの絶望をぶつけたものです(ニコッ☆
2013-06-13 21:40:16う~~~ ら~~~ み~~~ は~~~ ら~~~ さ~~~ で~~~ お~~~ く~~~ べ~~~ き~~~ かぁァ~~~
2013-06-13 21:44:22鑑真和上1250年御遠忌法要のお写真を拝見して
「黒衣の宰相」というけど、法衣=黒っていうわけではないんだよね。空衣や裳付の墨染は、律令で最も低い位を現す皀(くり)からで、もとは無位の僧が着るものだし純黒ではない。(束帯袍の黒は深紫の変化)本当の意味での黒衣というと、禅宗の黒い直綴から。黒(玄)が礼服の色だったのは中国の制。
2013-06-14 19:48:35鈍色(どんじき)の本義は神道の清浄色としての白だし、袍裳とか裘代とか素絹にも黒はない。(ただし裳付は半素絹とほぼ同型)
2013-06-14 19:53:25※真っ黒じゃない袈裟の例(絵巻から)については後述。
これも袈裟ですよ~。褊衫が下に着ている衣、如法衣は『法の如く』教えに忠実な衣という意味で、袈裟の形式の一つです。袈裟はもとは僧が着る衣全体を指しましたが、後には内衣や裙、下着などに分離した部分を法衣、その上から懸けるものを袈裟と云ったりします。全体を法衣とも。 @hmikann
2013-06-14 22:47:56風俗考証に対する、いちキモヲタとしてのスタンス
そいえばこれも昨日本屋で「とりかえ・ばや」一巻がお試しで読めたのですが、みづらが8の字なのは、よくある勘違いなので流せても、下げみづらの下げ髪を輪の中から出すのは自分としては絶対にアウトです。即刻本を閉じてしまいましたすみません…。執筆のタイミング的に去年の大河を参考にされたのか
2013-06-19 21:54:44いや、私が知らないだけで、ああいう風に表現する映像や漫画が他にあるのかも知れませんが… フリーダムな埴輪美豆良と違い、平安の童子みづらにはきちんとした結い方があるので…すみません私には無理!!(号泣)
2013-06-19 22:02:42