三遊亭円丈の毒舌本「落語家の通信簿」に、立川志らくがtwitterで反論
- gryphonjapan
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私は円丈師匠の落語をあまり存じ上げない。それこそ10年前にご一緒した時だけ。あとはラジオ、テレビで数席。それだけの材料で評したり論じたりはしない。出来ないし失礼だから。円丈師匠はそれをおやりになった。ただそれだけ。別に構わないです。それなれの考えがあってのことだから。
2013-10-08 21:29:00ただ志らく落語が素人っぼいはおかしい。そうだとしたらメディアが私のところに落語について聞きにこない。誰よりも来ています。それに客が来ない。よしんば素人っぼかったとしたらそれが現代の落語なんです。
2013-10-08 21:31:04落語協会にくればもっとプロっぽくなったは明らかな間違い。立川流、そして談志を否定していることになる。協会にいかなかったからこそ今日がある。
2013-10-08 21:33:12そういう志らくだって著書で昔の名人を論じているじゃないか、聴いてもいないくせに。だが音源を聴いている量が半端じゃない。それと名人に対する愛情が深い。論ずる場合はベースに愛情が必要。なければ悪口になる可能性かある。
2013-10-08 21:49:25例えば。私は藤山一郎を聞き込んでいる。だから良いところも悪いところも語れる。藤山一郎の青い山脈と東京ラプソティだけ聞いた人が藤山一郎を論じてましてや批判したらファンは怒る。ということです。人を論ずることは大変。私なら一年は通う。その暇がなければ語らないことだ。
2013-10-08 22:20:06ならば円丈師匠の落語が嫌いかというと好きです。好きか嫌いかは聴いていなくても構わない。以前談志を聴いてもいないのに談志は演者よりもむしろ批評家として光るといって笑い物になったコラムニストがいたっけ。
2013-10-08 22:36:36志らく師匠御自身も聴き込んでいない落語家さんを時代遅れだと斬り捨ててきたじゃありませんか(苦笑)。家元崇拝のあまり志ん朝師匠を叩いてみたり。もっとも円丈師匠がマナー違反だというのはわかります。私も根底に愛のない批評は嫌いですしね。ちなみに私は志らく師も円丈師も好きですので念の為。
2013-10-09 07:55:58@inoueshin56 私の場合、特定名前はあげてないです、時代遅れ落語家について。志ん朝師匠については談志崇拝のためのジェラシーだと詫び、それに学生時代凄まじい数、聴いております。だからかなり違うと思うのですが。
2013-10-09 08:33:58@tatekawashiraku 「自分が俎上にあげていない、批評していない落語家たちはみんな時代遅れである」という印象を受けるんです。師匠の著作などに登場しない、特に団塊の世代辺りの師匠連についてそれを感じます。私に読解力が無いだけなのかもしれないのですが。
2013-10-09 08:58:58@inoueshin56 なるほど、確かにあの本ではそう感ずるかもしれないです。敵を作りましたし。だがやはり名前をあげて批評するのとは全く違うと思います。名前をあげてこの落語家は駕籠屋だと言うような失礼は私はしません。
2013-10-09 09:20:33談志曰わく、努力は馬鹿に与えた夢。でも天才でありながらあんなに努力をした人はいなかった。もちろん当人は努力だとは思っていなかった。それが天才というものなのです。
2013-10-09 13:10:46同業者で談志を嫌う人がいるが構わない。だが否定する人がいる。天才を理解する能力がないだけなのに。まず己を否定するところからスタートしないと進化出来ない。つまり馬鹿が固まってしまう。それを頑固という言葉でまた肯定してしまう。悲劇だ。
2013-10-09 13:14:59立川流を発足してからの談志の落語を恐らく円丈師匠は生で一度も聴いていないはず。なのにどうして論ずることが出来るのか。談志が生きている時ならば100%出来なかったはず。失礼を承知で言わせていただく。失礼です。
2013-10-10 21:23:10ただあれは論ではなく印象なのでしょう。論と印象を一緒にしてはいけない。私が落語協会の落語家を名指しで聴いてもいないのに印象を論のように書いたら?お勧めなしと書いたら。立川流で鍛えたらもっと面白い落語が出来たのにと書きましょうか。まあ客はどちらが正しいかわかっているから。
2013-10-10 21:26:40談志を理解出来ないだけなのに論ずるなんて愚の骨頂。それに私のシネマ落語を聴きましたか?せんきの虫やらくだや芝浜を聴きましたか?仲蔵で観客の心を鷲掴みにした場面をみましたか?素人っぽいかどうかそれを聴いて判断すべき。
2013-10-10 21:29:29反論だけで一冊本が書けそう。しかし円丈師匠という方は自分の印象を正直に語るから愛されている。反論はしましたが喧嘩するつもりはない。相手は大先輩だから敬意は示さないといけない。それに私は白鳥が大好きだしね。
2013-10-11 01:13:52【付録】「落語家の通信簿」でのtwitter検索から
(140字のスペースを大目に使った長文を選んでいます。また、選び方の関係で、すぐれた文章でも、同書タイトルが入っていないものは拾えていません)
立川志らくによる円丈の『落語家の通信簿』への反論ツイートを眺めつつ、テレビ画面に映るのはペペ桜井の至芸。志らく師、円丈師ともに血中濃度の高さをいかんなく発揮しておられて、これからの長い現役生活に希望しか感じ得ません。『浅草お茶の間寄席』はもはや環境音楽と化す。
2013-10-11 02:28:28早くまわりの落語好きが「落語家の通信簿」読まないかなー。ほんとに語りがいがあるヤヴァい本だから……こんなに筆者の本音が剥き出しモロ出しの本って、なかなか無いよ! 燃えてる燃えてる火事だ火事だ~すぐ読め!
2013-10-11 00:57:34『落語家の通信簿』三遊亭円丈(祥伝社新書)は、ある種貴重な「トンデモ本」であって、もちろん僕は『御乱心』読んでるし、円丈師の落語好きだからこそ「面白い!」と言ったワケで。だから、立川志らく師が軽く受け流したことに、さすが大人だなぁって、感心した。ますます志らく志のファンになったぞ
2013-10-11 00:25:48【落語家の通信簿(祥伝社新書) (祥伝社新書 337)/三遊亭 円丈】☆☆円丈師匠、言いたい放題だね。客目線とは違うので、なるほどと思うこともあり、同感しかねる記述もあり。これを読んで、この人の落語会... →http://t.co/QyD7UGWuzr #bookmeter
2013-10-10 22:44:16「落語家の通信簿」が着荷。談志談春志の輔志らく談笑。この5人の項を真っ先に楽しむ。わはははははとたったいま風呂で読んだ。この本は円丈が好き勝手にやってる独演会だ。談笑のみベタボメ。贔屓が露骨な教師による通信簿だよな。おもしろい。13日の円丈談笑ナゴヤがますます楽しみだぞ。
2013-10-10 22:28:08三遊亭円丈「落語家の通信簿」最後の章の「大長老五人」。米丸・笑三・圓歌・金馬・川柳。「すぐ聴け!」とある通り、機会あれば今のうちに生で聴いておいたほうがいい。面白さは確かにイキのいい若手には及ばないが、今聴かないと、ね…(これ以上は言わせないで下さい)
2013-10-10 21:50:33@kkamiya 自分もようやく読みました。文楽、志ん生、円生といった昭和の名人とかはあまり言ってることが変わってない印象。むしろ枝雀、志ん朝や上方落語や演芸の話は興味深かったです。最近円丈師の新刊「落語家の通信簿」が出たのでコチラも読もうかと。
2013-10-10 20:21:50