「でたらめ除染」って？：相変わらずの週刊朝日とテレビ朝日

他人の住宅敷地に「除染土」埋設　疑いの男２人を逮捕
　田村市発注の同市都路町の除染作業で出た土を不法に他人の住宅敷地内に埋めたとして、田村署は２４日、放射性物質汚染対処特措法違反の疑いで、郡山市、建設会社役員林清三容疑者（６７）と、同市、会社員田島直季容疑者（４０）を逮捕した。県警によると、同法違反での逮捕は全国で初めて。逮捕容疑は、２０１３（平成２５）年９月下旬ごろ、田村市都路町の除染作業で出た土を、別の住宅敷地内に埋めた疑い。
　同署によると、土のう袋４４袋に詰められた約５１５キロの土を埋めた。両容疑者のほか、林容疑者が経営する建設会社の作業員４人が不法投棄に関わったとみられる。田島容疑者は現場責任者を務めていた。両容疑者は不法投棄への容疑を否認している。同署は除染作業をしていた数人から事情を聴いている。
（２０１５年２月２５日　福島民友ニュース）

（↑前日に出た読売新聞の第1報では、除染現場と投棄現場の距離は「2キロ」でした）

除染土の不法投棄　専用の袋を使わず犯行
（福島県）

田村市都路町で、除染で出た土を不法に埋めていた事件で、きのう逮捕された除染業者らは、不法に埋めた汚染土について、放射性物質を含んだ土などを入れる専用の袋を使っていなかったことがわかった。汚染対処特措法違反の疑いで、きょう送検されたのは、郡山市の除染業社長、林清三容疑者と社員の田島直季容疑者だ。２人は、おととしの９月に田村市都路町で、住宅の除染で出た土、およそ５１５キログラムを土のう袋４４袋に入れ、１キロほど離れた別の住宅の敷地に埋めて、不法投棄した疑いがもたれている。土のう袋は、放射性物質を含んだ土などを入れる専用のものではなく、ナイロン製の袋を使っていた。２人は、不法投棄について容疑を否認しているというが、警察は、ほかの作業員に指示をする主犯格だったみて２人を追及している。
[ 2/25 19:32 福島中央テレビ]