KEIO 大学図書館国際フォーラム「大学図書館における冊子体コレクションの将来~日本版Shared Printの可能性~」
#sharedprint 質問:WESTの目的はどこにあるのか? スタンボー氏:おもに3つ。①学術資料を保存する ②その資料へのアクセスを提供する ③参加機関が、スペースを空け活用できるようにすること
2014-02-28 16:12:16#sharedprint スタンボー氏(続き):リスクモデルを開発。一地域にひとつはコピーが残るようにする。
2014-02-28 16:15:40#sharedprint 加藤:雑誌のバックナンバーをシェアードプリントで保存することについて。日本でもバックファイルの整備はかなり進んでいるが、経済状況の悪化でどこでも利用できるという状況ではない。 日本語雑誌はJ-STAGEなどで、紀要はリポジトリで電子化が進んでいる
2014-02-28 16:17:55田村先生から加藤さんに,日本で雑誌のシェアードプリントをするのであれば目標設定はどうしたらいい?というような質問. #sharedprint
2014-02-28 16:18:25#sharedprint 加藤(続き):その辺りをまずターゲットにシェアードプリントを進める可能性はあるだろう。
2014-02-28 16:18:29#sharedprint 加藤:電子化を前提としないシェアードプリントがあり得るとすれば、外国雑誌センター館の事例がある。
2014-02-28 16:19:34(デジタルコレクションを前提としないシェアードプリント? 外雑センター館の活用というのはわりと自然な発想だとは思うけど.) #sharedprint
2014-02-28 16:19:35#sharedprint 司会(田村先生):加藤さんのいった電子化前提でないシェアードプリントについてコメントを。 マルパス氏:あって良いと思う。シェアードジャーナルという考え方もある。
2014-02-28 16:22:41#sharedprint スタンボー氏:WESTにある冊子体のデータを調査をしている。かなり低いことがわかってきている。よりアクセスを良くすることは課題だが、利用が先細る予想も立っている
2014-02-28 16:28:10#sharedprint 質問:WESTの冊子体は25年と保存期間(年限)を定めている。年限が来たら機械的に排除するのか?
2014-02-28 16:30:05#sharedprint 質問:WESTの運営体制は? スタンボー氏:まずメタデータの話を。アーカイブホルダーには「Holding Record」に登録を推奨。
2014-02-28 16:40:35#sharedprint スタンボー氏:スタッフの事務方はカリフォルニアデジタルライブラリー(?)から来ている人も。ガバナンスセクションは2つ。
2014-02-28 16:43:00#sharedprint スタンボー氏:ガバナンスのコミッティーは9人ずつ。 田村先生:各参加図書館に1人ずつ担当者がいるような理解でよいか。
2014-02-28 16:45:03#sharedprint 田村先生:日本でのシェアードプリントについてパネリストからコメントを。 千葉大・横国大・お茶大の共同で計画中と聞いている。紹介を。 横国・山本氏:もともとは3大学学長の交流から。スペース確保の目的で協議を始めた。
2014-02-28 16:47:19(横浜国立はあんまり詳しくないけど)千葉大とお茶大というラーコモがさかんな大学が入っているところがポイントだなあ. #sharedprint
2014-02-28 16:47:35#sharedprint 山本氏:まず教員の理解を得られるところから、ということでElseviorのものからまず学内調整。
2014-02-28 16:48:20教員の理解が得られるのはまずは電子ジャーナルでバックファイルのきちんと整備されている雑誌から. #sharedprint
2014-02-28 16:48:372つ目の事例は愛知県で検討が進んでいる共同型シェアードプリント.所有権の問題がいちばん大きいと,名古屋大学の村西さん. #sharedprint
2014-02-28 16:50:02#sharedprint 名古屋でも計画がある。 名古屋大・村西さん:東海地区で集中型保存書庫建設の計画。国公私立共同。 アメリカの施設も訪問。そこでも感じたが、所有権の問題。どうなるかでShared PrintになるのかStrageになるのかも変わる。
2014-02-28 16:50:41村西さん:シェアードプリントにすることによる問題として所蔵統計と資産価値の減少も紹介.ARLでは統計の取り方が変わった. #sharedprint
2014-02-28 16:52:02#sharedprint 村西さん(続き):シェアすることで蔵書数が減ることに対する懸念。図書館の評価・大学の資産・ランキング等に関わる。アメリカではARLの統計方式がShared Printの資料はダブルカウントするように変わった。日本では未整備なのでどうするか課題。
2014-02-28 16:52:58