スイート★ノベル『怖いくらい義兄弟に愛されて』お試し読みまとめ

スイートノベル公式さんがお試し読みツイートしたやつ。もうまとめ作ってないみたいなんで自らまとめてみる。 TLスイートノベル『怖いくらい義兄弟に愛されて』(著者:春河ミライ イラスト:城之内寧々 ) http://bookwalker.jp/deeebc7440-ce63-4a70-abbb-973968487a35/%E6%80%96%E3%81%84%E3%81%8F%E3%82%89%E3%81%84%E7%BE%A9%E5%85%84%E5%BC%9F%E3%81%AB%E6%84%9B%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%A6/ 続きを読む
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スイートノベル @SweetNovel

それどころか、大声を上げて人が来たらこんな姿を見られてしまう、だとか、鷹幸が犯罪者になってしまう、だとか、思うように抵抗が出来ないことに対する言い訳が頭に浮かんでくる始末だ。 #SweetNovel

2014-02-06 00:50:27
スイートノベル @SweetNovel

鷹幸は膝で綾を押さえつけて、ベルトを外しジッパーを下げた。鷹幸に乗られた足が痛い。逃れようにも鷹幸はびくともしない。グレーのボクサーパンツが覗いて、慌てて綾は目をそらす。見えなくても衣擦れの音から鷹幸が下着も引き下ろし、局部を露出させたのがわかる。 #SweetNovel

2014-02-06 12:15:35
スイートノベル @SweetNovel

「痛いよ、たかくん。やめてよ……」「ごめん。綾が逃げようとするから……」鷹幸は言い訳にもなっていない言い訳をしながら、足をどかし綾の膝を掴んだ。 #SweetNovel

2014-02-06 12:20:20
スイートノベル @SweetNovel

「ひっ……」これから何をされるかがわかって、綾は息を呑む。綾は膝を開かせまいと身をよじった。どうにか体を裏返し、尺取り虫のように這いずって逃げようとする。だが、その姿勢はかえって鷹幸の眼前に綾の秘部を晒すことになった。 #SweetNovel

2014-02-06 12:25:16
スイートノベル @SweetNovel

鷹幸は綾の臀部を掴むと、しゃにむに腰を押し当てる。勃起したそれは綾のおしりにあたり、ぐいぐいと擦りつけられる。異様な熱を持ったそれは綾にとって、凶器のように感じられた。 #SweetNovel

2014-02-06 12:31:01
スイートノベル @SweetNovel

「だめっ! ダメだよ、たかくん!」「なぁ、俺はいつまでもたかくんなの? どうしても綾の弟にしかなれないの?」荒い息の下、ふっと悲しげに鷹幸が囁く。逃れようとする綾の気持ちがその一瞬萎えてしまった。可哀想な弟を慰めてやりたくなってしまう。 #SweetNovel

2014-02-06 12:35:28
スイートノベル @SweetNovel

「いたいっ痛い……痛いよ、やめてよ……やだってばぁ……」強引に押し入られて、皮膚が引きつる。こじ開けられた粘膜が悲鳴を上げている。体が引き裂かれている。 #SweetNovel

2014-02-07 00:16:05
スイートノベル @SweetNovel

「……っく、すげ……あったけぇ……」鷹幸が嬉しそうな感嘆の声を漏らした。綾はただただ痛いだけだ。もう悲鳴を上げる余裕もなく、唇を噛んでうめき声を上げる。挿入を果たしたことで鷹幸には余裕が出来たのか、無骨な手で綾の体を撫で回し始めた。 #SweetNovel

2014-02-07 00:20:47
スイートノベル @SweetNovel

「すごい。すべすべしてて、柔らかくて、すげぇ気持ちいい……」鷹幸はうっとりとして素直に感動を言葉にする。まるで酔ってでもいるかのようだった。綾の頬に自分の頬を擦りつけ、甘えるような吐息を漏らす。 #SweetNovel

2014-02-07 00:25:41
スイートノベル @SweetNovel

「ごめん、でもずっとこうしたかった。綾、綾……」鷹幸の腰が動いている。綾を気遣う様子もなく、自分の快楽だけを追う動きだ。 #SweetNovel

2014-02-07 00:31:57
スイートノベル @SweetNovel

「やだぁ……もうやめてったらぁ……」綾の拒否を聞く様子はないのに、楽しませようとでも言うのか、それとも本能的にか、乳房を揉む鷹幸の指先が乳首を捕らえた。 #SweetNovel

2014-02-07 00:35:47
スイートノベル @SweetNovel

なんとも言えない感覚が体の芯を走って、綾はびくっと体を縮こまらせた。けして快感ではない。電流が走ったような感覚だった。だが、鷹幸は綾のその動きを快感からだと捉えたのか、乳首を捏ね回す。 #SweetNovel

2014-02-07 12:15:30
スイートノベル @SweetNovel

「気持ちいい? 気持ちいい? 俺は、すっげぇ気持ちいいよ……綾、綾ぁ……」挿入だけで興奮は最高潮に高まっていたのか、鷹幸はぐいぐいと力任せに綾を突き上げる。 #SweetNovel

2014-02-07 12:20:27
スイートノベル @SweetNovel

内臓が押されることで、気持ちよくなどないのに綾の唇からは喘ぐような声が漏れた。意思に反してそんな音が自分の中から出るのが嫌だった。 #SweetNovel

2014-02-07 12:25:16
スイートノベル @SweetNovel

「やべぇ、スゲエ気持ちよくて……俺、もうだめかも」自分の上で獣が腰を振っている。荒い息を上げながら、夢中になって。無力な動物が捕食されている情景が脳裏に浮かぶ。食べられているのは自分だ。ひどい、なんでこんなひどいことが出来るのだ。 #SweetNovel

2014-02-07 12:30:43
スイートノベル @SweetNovel

ぼんやりと他人事のように現実逃避を仕掛けた綾の視界に、サイドボードのぬいぐるみが目に入る。ぬいぐるみがこちらを睨んでいる気がした。隼人がくれたぬいぐるみだ。 #SweetNovel

2014-02-07 12:35:16
スイートノベル @SweetNovel

隼人が……隼人が鷹幸と自分の行為を見ている。違う、自分は抵抗しようとした。だから、お願い私を見ないで。許して兄さん!  #SweetNovel

2014-02-07 12:40:19
スイートノベル @SweetNovel

鷹幸の息遣いが変わった。同時に腰の動きも、すばやく前後するようなものに変わっている。経験はなくとも、それが絶頂に達しようとしている動きだというのが、綾にもわかった。 #SweetNovel

2014-02-08 00:16:30
スイートノベル @SweetNovel

妊娠する。知識として知っているその現象がさっと脳裏に浮かんだ。本来なら喜ばしいはずのそれも、このような行為の果てなら耐えがたい刑罰になってしまう。それだけは避けなければ、取り返しのつかないことになる。 #SweetNovel

2014-02-08 00:20:37
スイートノベル @SweetNovel

「だ、ダメ! 中に出さないで! せめて外に出して!」やっとのことで我に帰って叫ぶが、時すでに遅かった。「ごめん、無理」鷹幸は短い声を上げて達し、扱き出すように綾の膣内に肉茎を擦りつけて、一滴余さず綾の中へ吐き出した。 #SweetNovel

2014-02-08 00:25:36
スイートノベル @SweetNovel

嗚咽のような声が我知らず綾の唇から漏れた。いや、それは実際嗚咽だったのかもしれない。信じていた相手に、愛していた相手に、力を持って蹂躙された。その事実が綾を打ちのめしていた。肉体の痛みよりもなお、心が悲鳴を上げている。 #SweetNovel

2014-02-08 00:31:31
スイートノベル @SweetNovel

射精後しばらくは綾を抱きしめていた鷹幸だったが、息が整うと身を離した。一時の狂乱が収束して、ようやく自分がしでかしたことに気がついたのか、その顔は真っ青だった。 #SweetNovel

2014-02-08 00:35:36
スイートノベル @SweetNovel

「ごめん、俺……こんなつもりじゃ……俺……」「とりあえず、手を解いて」うろたえている鷹幸を見ていたら、自分でも驚くほど冷静な声が出た。「あ、あぁ……うん」 #SweetNovel

2014-02-08 12:15:30
スイートノベル @SweetNovel

鷹幸は綾を拘束したタオルを解こうと悪戦苦闘したが、最初にきつく結ばれていたことと、綾が暴れたせいで結び目はひどく固くなっていた。「このタオル切ってもいいの? それなら、そこの棚の横にハサミがかかってるから」 #SweetNovel

2014-02-08 12:20:15
スイートノベル @SweetNovel

「うん」綾の指示でハサミを持ってきた鷹幸は、粛々とタオルを切った。ざくり、ざくり、という音と共に指先に血が通っていく。血の気が止まりすっかり冷たくなっていた指が生き返っていくような感覚があった。だがなかなか痺れが取れず、綾は指先を擦り合わせた。 #SweetNovel

2014-02-08 12:25:14