STAP細胞(論文)捏造事件 —利用されたジェンダーバイアス—

この一件では、まさに世間における女性(研究者)に対する蔑視や偏見を、その当事者の側から逆手に取られて利用されてしまったわけで、その面でも佐村河内事件と通じるものがあって何ともやりきれないです。 追記(14/04/11):研究室の改装と割烹着の着用は小保方氏個人からの希望で、STAP研究の広報とは直接関係はないようです。 http://blogos.com/article/84247/ 続きを読む
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片瀬久美子🍀 @kumikokatase

(承前)でも、この問題背景を考える上で小保方さんが女性であったのは一面に過ぎず「女性だったからこうした問題が起きた」という単純化されたストーリーで納得してしまうのは危ういと思います。この問題を考える上ではヘンドリック・シェーンの事件を詳しく取材した『論文捏造』(村松秀著)を(続)

2014-03-15 10:06:12
片瀬久美子🍀 @kumikokatase

読むと、今回のSTAP細胞の件と共通点の高さが多数あることが分かると思います。誰もが分かり易い「男女のゴシップ」が原因として世間で消費されてしまうことを危惧しています。今後、女性研究者を抜擢した後で問題が起きると、男女関係のゴシップ扱いされていまうことを恐れて採用を控える(続)

2014-03-15 10:10:38
片瀬久美子🍀 @kumikokatase

(承前)という様なことになるのは避けたい方向です。一部のマスコミで、小保方さんの女性としての魅力が周囲の男性上司達の判断を誤らせたとしたい傾向を察知したので、牽制の為に述べたものです。(先のツイートは、同性愛者の存在を否定したものではありません)

2014-03-15 10:15:07