第90回千葉授業づくり研究会 #cjk90 『住宅における事故とLIXILの製品安全の取り組み』

http://ace-npo.org/study/2014/20140419.html (HPより引用:)LIXILグループは、住宅や窓の内外装建材・タイル、エクステリア、玄関ドア、キッチン、バスルーム、トイレといった水回り設備、カーテン・カーペットなどから、オフィスビルや商業施設、駅などの公共施設用の建材設備まで、住まいや暮らし、街並みに関する幅広い製品を製造販売している総合住生活企業です。 今回の研究会では、株式会社LIXILの井口さんを講師にお招きし、住宅の中における安全について考えていきます。 日常生活の中で起きる家庭内事故による死亡者は、全国で年間一万人を超え、特に高齢者や幼い子どもが多い現状があります。 続きを読む
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藤川大祐 @daisukef

サッシの網戸が落下して下の人が亡くなる例がある。外れ止め装置があるのだが、使われていないことがある。 #cjk90

2014-04-19 17:02:01
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:サッシ網戸の落下による製品事故も。強風時などに外れて落下する事故がある。掃除や引っ越しなどで網戸を外した後は、「外れ止め」を上げる必要がある。これはドライバー1本で簡単に調整できる。 #cjk90

2014-04-19 17:02:16
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:製品使用時に守ってほしい3つのこと。1.製品の以上に気づいたらすぐに使用中止、2.日常・定期的なメンテナンス、3.製品には寿命がある…ということ。 #cjk90

2014-04-19 17:03:23
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:1.製品以上による中止。使用中の異音など「おかしい」と思ったら、すぐに使用中止し、販売店、工事店、メーカーに点検依頼を。 #cjk90

2014-04-19 17:04:08
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:2.メンテナンス、取扱説明書に記載がある。メンテナンスなしで長時間使い続けてしまうと、思わぬ事故が発生することがある。製品の経年による劣化のため。定期的メンテナンスでは、異常がなくてもプロに点検依頼を。 #cjk90

2014-04-19 17:05:14
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:LIXILでは20件のリコールがある。温水洗浄便座、電動タイプ車庫用はねあげ門扉、電気コンロ、電気式浴室換気感想暖房機。 #cjk90

2014-04-19 17:07:17
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:末永く、安心して、安全に、製品をご愛用いただくために。まずは出来ることから。製品とのより良い関係を築いていきましょう。 #cjk90

2014-04-19 17:07:52
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

以上、LIXIL井口さんのお話でした。この後質疑応答です。 #cjk90

2014-04-19 17:08:46
ABE Manabu @abemanabu

「気を付けよう!」的•標語的な教育でなく、デザイン的思考を学んでもらうような教育としての可能性を感じました。 #cjk90

2014-04-19 17:21:48
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質疑応答開始。「学校のトイレなども関わっているのか?」という質問から、「地域によっては児童生徒に学校のトイレ掃除をさせない」「トイレで一番汚れるのは、男性が立って用を足すとき」「国立競技場には選手のために女性用の立って用を足せる便器がある」…などの話へ。 #cjk90

2014-04-19 17:26:08
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問:「海外でのトイレは関わっている?」…基本輸出はしていない。ただし外国人が持ってかえることはあると聞いている。韓国や台湾は、日本製が普及してきていると聞いている。 #cjk90

2014-04-19 17:29:38
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:中国では、トイレに対する恥ずかしさがない。アメリカでは、暖かい便座への抵抗がある。ゲルマン民族は定住しないためトイレに執着がない。南ヨーロッパはビデの習慣がない。しかし4つ星ホテル等にはビデ設置が必須なので、例外的についていることがある。 #cjk90

2014-04-19 17:31:52
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:一生でトイレに入っている時間はどれくらいかわかりますか?…80年生きていたら3年トイレに入っている、という説がある。 #cjk90

2014-04-19 17:33:08
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問:「住宅内での子供の事故で多いものは?」…井口:ドアにはさまってしまうこと。シャワーで急激に熱いものが出たやけど、など。シャワーはメンテナンスなどが出来ていなかったこと。 #cjk90

2014-04-19 17:34:47
藤川大祐 @daisukef

子どもの事故としては、戸で指を挟む、コンセントに指を突っ込む等があり、シャワーが不具合のまま使って高音のお湯でやけどするということがあるようです。 #cjk90

2014-04-19 17:36:11
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問:「商品の寿命について、問題があればメーカーへ連絡…とあった。しかしメーカーは消費者の味方なの?と思ってしまうことがある。躊躇しちゃうこともある」…井口:メーカーもこれまで売りっぱなしだった。(続) #cjk90

2014-04-19 17:37:44
藤川大祐 @daisukef

住宅内の製品にはメンテナンスが必要なのだが、これまでは「売りっぱなし」の状況だった。これからは、継続的にメーカーが消費者とコミュニケーションをすることが求められる。 #cjk90

2014-04-19 17:38:34
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:メーカーは買ってもらってからの「アフター」での消費者との関係こそ大事、と考えている。 #cjk90

2014-04-19 17:39:46
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問:「新入社員への安全教育はどう?」井口:各会社で様々。再発防止は絶対にしない、設計や仕組みを理解させる。事故がなぜ起こってどう改善されたかまでは、設計図には現れない。過去の経緯、お客様にどんな迷惑がかかったかを理解させている。 #cjk90

2014-04-19 17:41:19
藤川大祐 @daisukef

製品管理の際の安全の考え方の基本は、未然防止と再発防止。新入社員に対しては、過去に起きた事故に関する教育も行っている。 #cjk90

2014-04-19 17:41:58
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:事故が起きたことのシミュレーションをする、他社の事例も理解させる。しかし本来の原因を他社はオープンにした情報は限られているので、様々想定して教育している。 #cjk90

2014-04-19 17:42:03
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:温水洗浄便座で、ウォシュレットで洗って温風で5分ほど乾かせば、ペーパーはいらなくなる。しかし、そこまで時間が待てない。公衆で不特定多数使用するものは、金属製のペーパーホルダーが一般的。学校もそうしたものを購入いただく必要があるかもしれない。 #cjk90

2014-04-19 17:45:35
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:私たちとしては、乗る仕様を想定して作られていないので、安全に使用してほしい…とお願いしたい。質問:壁に埋め込まれて上からペーパーを設定するものもあるはず。そうしたものを利用する必要が?どんなに指導しても、難しいこともあるかも。 #cjk90

2014-04-19 17:47:24
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

質問:「製品寿命は、子供への消費者教育としても必要かも。食べ物には消費期限があるが、製品では?」…井口:経産省でも消費生活安全法というものがある。特定の10品目については年数書くように義務づける動きが見られている。 #cjk90

2014-04-19 17:49:47
藤川大祐ゼミ(授業実践開発研究室) @fuji_labo

井口:メーカー側が消費者に点検させる責務が生じている。主に給湯器などのガス関係。(※筆者注:詳細は要確認) #cjk90

2014-04-19 17:50:50