「ミステリとは何か」思索過程の備忘ツイート(その2)

同人誌(「飾画」)100号記念の1500字コラム用に現時点のミステリ感についてアウトプットしてみました。 ※5/19の朝日新聞「文化の扉」欄「はじめての名探偵」所感からの派生ツイートを追加。 ※@Colorless_Ideasさんの「「本格(Honkaku)」という言葉が米国『エラリー・クイーンズ・ミステリ・マガジン』のブログで紹介される」に刺激されてのつぶやきを追加。 ※スイカ騒動→転売の是非→悪の定義づけからの思索を追加。 ※2018.8.11、初心者でも書ける推理小説講座に関連して
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じねん @jinensai

あ…。×「読書自身」→〇「読者自身」

2018-08-11 12:25:35
じねん @jinensai

極端な話、ミステリはすべからく叙述トリックなことは以前つぶやいたが、技法的には「誘導法」ということになる。ストーリーを利用する(クリスティーは悪魔的に巧い)のも読者の「願望」に引き寄せられる性質の有効利用ということになる。ハードボイルドも探偵の見方・考え方へ巻き込む「誘導法」だ。

2018-08-11 11:27:18
じねん @jinensai

ミステリとそれまでの文学との差異は読者に作品を提供するに留まらず、格闘技や盤上遊戯の対局のように読み方で1つで可変する読者参加型のものの提供にある。作者の提示する解釈Bが腑に落ちなければノーを表明できるのもミステリならではだ。フェアプレイやロジックはそのために必要とされる。

2018-08-11 12:04:27