マイルスは白人より売れることに、ウィントンは権威主義にハートをみた

何の話したのか覚えてないのだが、リクエストにお答えしてトゥギャる。たしか、ウィントン以降のジャズの話だった気がするんだが・・・・。 音楽ではハートとは、売れることなのだが、マイルスはロックスターにコンプレックスを抱き、ウィントンは白人の権威主義音楽にコンプレックスを抱いたのだ。しかしガレスピーのほうがBoppishだ、本来のコンプレックスはそっちだろう。
4
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

いますれ違いレスしたように、音楽の人は売れることを精神的に波及することだというんです。しかしマイルスにはロックは売れることなんです。それが売れることというのは精神的な成功のことなんですよ。音楽というのは商業と精神が一体になる稀有な例なんです。@noburin2828

2014-07-24 23:12:24
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri 実際60年代にロックが台頭してきて、ジャズは売れなくなっていきましたからねぇ。

2014-07-24 23:12:30
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri 一つも意味がわかりませんね。もう少し説明してください。

2014-07-24 23:14:58
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

音楽正史的には、ジャズはロックで売れなくなったんです。しかしロックの人は売れたとは言わず、ハートが伝わったっていうんですよ。マイルスを端折ると、ウイントンはそこでハートは人種だというんです。ロックがハートと言ったら、ウイントンは人種だといった(笑)。@noburin2828

2014-07-24 23:15:30
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri なるほど、これはわかった。ではマイルスは何でしょうね。

2014-07-24 23:16:34
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

とにかく、ハートにお金を払うのは、この世では音楽ぐらいなもので、ではどのハートにお金を払うかとなると、やっぱり白人の音楽だろうとなった。そこで、ウィントンは白人の権威音楽の方に、黒人音楽をもっていったんですよ。まあ作為的ではなく、必然の流れとして。@noburin2828

2014-07-24 23:17:23
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri なるほど、それが一つの黒人音楽の権威化であると。

2014-07-24 23:18:53
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

マイルスは、白人的なものの全ての否定ですね。ハートにお金をはらいやがるロック馬鹿の白人だけでなく、西欧音楽の伝統となった音楽の権威化。この両方が白人的なものにみえただけでしょう。だから両方壊す。ところがウイントンは権威化だけに向かうんですよ。@noburin2828

2014-07-24 23:20:03
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

そこで忘れてはならないのは、マイルスとウィントンのトランペットのテクの差。バップでもトラッドのリフがでてくるが、ウィントンはトラッドとモーダルアウトを同列に扱うんですよ。ところが編曲でモダンに固定しない。それを彼は権威音楽だといってるんです。@noburin2828

2014-07-24 23:24:22
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri そうですねえ。ウィントンは前の世代のジャズメン、マイルスたちをリスペクトしていると言いながら、その実、権威化し、史的に体系化して、神話にさせようとしてる気がするんですよね。本人は良かれと思ってやってるのかもしれませんが。

2014-07-24 23:24:30
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri これは面白い指摘ですね。マイルスのフレーズはやはり歌だと思うんです。ところがトラッド的なものが体系的な何かの事項になると、それは別の権威的なものへと変容してきますよね。まさにメソッドとか。

2014-07-24 23:26:44
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

ジャズにおけるモダンは、管楽器のシングルノートラインプレーヤーによる、ロマン派音楽の解体だったんです。だからシングルノートの技量の差が主役なんですよ。それがマイルスでは弱いんです。ウィントンが自分こそ権威だと思うのも無理は無いんですよ。@noburin2828

2014-07-24 23:27:03
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri そうですね。それはマイルス本人は絶対に弱さを感じていたはずです。クリフォード・ブラウンのようにもマイルスは吹けませんから。だからマイルスはバップ的なフレーズで勝負しなかった。マイルスはバップ的ではない。そしてウィントンはバップもモードもメソッド化してしまう

2014-07-24 23:28:55
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

マイルスといえばパーカーで打ちのめされてるわけですが、このウィントンのプレイは、マイルスにはムリだろうからなー(^-^)/ youtu.be/65f-ms0Gnt8?t=… @noburin2828

2014-07-24 23:29:10
拡大
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri マイルスは絶対にウィントンのようには吹けませんよ。パーカーのもとにいやというほど、思い知ったのではないですかね。ウィントンが恐ろしいのはそういうバップ的なものやトラッドなものさえも同列なものとして、表現事項として持ってしまっている。

2014-07-24 23:31:08
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

マイルスってへたうまだもね。コンプレックス相当あったと思いますよ。ウィントンよりガレスピーのほうが飛んでると思いますが。クインシーがペットが下手でアレンジに言ったのと同じですよマイルスは。マイルスのほうがスケールが大きいように見えるけど。この前~(続く)@noburin2828

2014-07-24 23:34:36
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri そう、実はヘタウマなのよ、マイルスって。そこから彼の勝負が始まってるのだけど。

2014-07-24 23:35:35
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

(続き)この前、名前忘れたけど若いライターが、修行でBBキングとクインシーのインタビューをしたら、BBキングはやたら媚びるだけで魂がなかった、逆にどうせ商業主義だろうとクインシーをナメていたら、本人から叱られたと言ってるのが印象深かったのだけど。@noburin2828

2014-07-24 23:36:46
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri クインシーはマイコーとやってる印象から商業主義と思われそうですよね。まあ商業主義でも何でもいいんですけど、それだったらクインシーと一緒にやってたレイ・チャールズだってピアノからバンドつきの歌に走ったわけで。

2014-07-24 23:38:51
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

クインシーにどうせ商業主義だろ?と真っ向からインタビューしたら、大目玉食らったってかいてありました。なんて人か忘れた日本の若手ポップスをプロデュースしまくってる今売れっ子のライターさんです。@noburin2828

2014-07-24 23:40:51
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri いや、それは言われるってばさ(笑)。クインシーはクインシーで自分の表現を選んでああなったんだとは思いますけどね、私は。

2014-07-24 23:42:29
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

そのライターさん、BBキングをインタビューしたら媚びてばかりであまりにソウルがなかったんで、クインシーにどうせ商業主義でやってるんでしょ?って質問ぶつけたらしいです、あほだなまったくwww 激怒されたらしいですよ。音楽をもっと真剣に聴けといわれたらしい。@noburin2828

2014-07-24 23:45:29
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri いいなぁ、そのナメた感じが(笑)。あの時代を生きてきた人間をナメるなってば。

2014-07-24 23:46:57
大本薫 Kaoru Ohmoto @sunamajiri

30すぎの日本の若者なのだけど、なめきってたよwww(^-^)/ @noburin2828 いいなぁ、そのナメた感じが(笑)。あの時代を生きてきた人間をナメるなってば。

2014-07-24 23:49:51
のぶりん。 @noburin2828

@sunamajiri あの時代の黒人なんぞは命を張って音楽をやってたんだから。大手振って歩いたら三角の帽子被った白装束に殺されかねない時代ですぞ。

2014-07-24 23:51:34