文化審議会著作権分科会著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会(第2回2014/08/07)[クラウドサービスと著作権、クリエーターへの対価還元、私的録音録画補償金]

2014年8月7日(木)10:00~11:59に開催された文化庁「文化審議会著作権分科会著作物等の適切な保護と利用・流通に関する小委員会(第2回)を会場で一般傍聴し、ツイート実況したもののまとめです。 なお、作業の関係で会議中に(ほぼ)リアルタイム実況できなかった部分を翌日追加ツイートして、会議の進行時系列順に並べています。 ツイート実況内容(リアルタイム、翌日補充のいずれも)は、当方の能力と作業の範囲内です。 続きを読む
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江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/華頂委員:我々にとって長年の悩みは無料放送からの複製であるが、それは本日の主題ではないので述べない。/*続く

2014-08-07 10:21:05
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/華頂委員:「アナと雪の女王」を例により説明。3月14日劇場公開、7月22日興行収入251億円。劇場公開中だが、関係者間コンセンサスで「MovieNEX」を発売。売上200万枚、レンタル100万回、オンデマンド14万視聴。マルチデバイスデジタルコピーも12万件。/*続く

2014-08-07 10:24:33
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/華頂委員:ロッカー型クラウドサービスと著作権についての意見として、機動的かつ多角的に映画作品をお届けすることが映画製作者の使命であり、ビジネスチャンス。映画ビジネスにおいては、クラウドサービスに限らず、無許諾・無償を基本とする権利制限規定の拡大などの法的措置は不要/*以上

2014-08-07 10:27:07

■松本委員(日本動画協会)による発表

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

10:25 資料3:松本委員提出資料「ロッカー型クラウドサービスについて」(一般社団法人日本動画協会)により説明。*後日→ bunka.go.jp/chosakuken/sin… に掲載予定と見込まれ/*続く

2014-08-07 10:27:54
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/松本委員:配信ビジネスの重要性、アニメ業界収入の推移説明。二次利用を進めることで収益を上げている。アニメユーザーを取り巻く環境(アニメコンテンツの視聴、多数のデバイス)→クラウドサービスの提供。これまでと同様に権利者と事業者の契約で権利処理で十分運用可能。/*続く

2014-08-07 10:30:46
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/松本委員:アニメユーザーの視聴の親和性。メディアに合わせてのビジネス、ハードの変遷等を図により説明。PKGメーカーとの契約、放送・配信事業者との契約。/*続く

2014-08-07 10:31:58
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/松本委員:ロッカー型クラウドサービスにおけるアニメの利用。タイプ1と4は事業者との契約により正規配信が行われている(主にストリーミング)。タイプ2と4は現状難からのサービスを提供している事例はなく(正規データが扱われず、ダビング10、コピーガード)。/*続く

2014-08-07 10:33:41
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/松本委員:ロッカー型クラウドサービスが目指していく方向性。権利者と事業者が協力して契約による権利処理→ユーザーが安心して利用できるクラウドサービスを実現、と考えている。/*続く

2014-08-07 10:34:57
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/松本委員:協力した事例として、インターネットオークション、CIPPによる相互協力(日本方式4点の説明)、ニコニコ動画。重ねてとなるが、権利者と事業者が協力して契約による権利処理→ユーザーが安心して利用できるクラウドサービスを実現、と考えている。/*以上

2014-08-07 10:37:01

■杉本委員(株式会社ニワンゴ)による発表

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

10:36 杉本委員:提出資料5「ロッカー型クラウドサービスと著作権等について」(株式会社ニワンゴ)により説明。*後日公式サイトに→ bunka.go.jp/chosakuken/sin… に掲載と見込まれ/*続く

2014-08-07 10:38:33
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:私自身は法務の人間ではないので用語の使い方等が適切かどうか自信が無いが、論点性売りを行ったうえで議論を進めることが大事と考えている。/*続く

2014-08-07 10:40:29
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:【コンテンツ利用サービスであることの定義(目的)をもって】、・ロッカー型―クラウドサービスにおける手段と目的、・私的複製(私的利用)と公衆複製(公衆・共有使用)、・サービス(ビジネス)として成立するための要素、・権利者への適切な対価の還元について/*続く

2014-08-07 10:41:54
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:ニコニコ動画の運営事業者としての権利者との対話、流通等を進めてきた経験でコメントしていきたい/*続く

2014-08-07 10:42:44
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:ロッカー型クラウドサービスにおける手段と目的。当委員会での分類は、利用者のコンテンツ利用目的に沿った事業者の機能提供。利用者自身が著作権を有しないコンテンツについては、権利者からライセンスを受けて利用目的を遂げる。全ては契約関係であり、法制度解釈ではない/*続く

2014-08-07 10:45:25
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:私的複製(私的利用)と公衆複製(公衆・共有使用)。私的利用目的→シングルライセンス適用、共有利用目的→マルチライセンス適用。権利者は利用者と利用範囲を明確にしたライセンス契約を締結する。/*続く

2014-08-07 10:47:05
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:サービス(ビジネス)として成立するための要素。権利者、事業者、利用者は原則・許諾契約に基づく関係性(プレイヤー)に。無許諾での機能提供(事業者)はプレイヤーから除外される、許諾範囲の想定を超えた場合の対応はオプトアウト、利用促進をベースにビジネス構築。/*続く

2014-08-07 10:49:55
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:過渡期ゆえにビジネス拡大を狙った施策が必要。コンテンツビジネス、コンテンツサービスの変革・構造改革が必要/*続く

2014-08-07 10:51:16
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:また本小委員会の論点の一つである権利者への適切な対価還元について。クールジャパン、国際展開を考えるともちろん必要。ただ従来の「補償金」ではなく、差し出がましいかもしれないが「権利者(クリエーター)の育成と創作拡大に向けた支援基金」として再構築しては/*続く

2014-08-07 10:53:41
江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

*続き/杉本委員:ニコニコ動画などでの経験を通じて話をさせて戴いた。なによりも、コンテンツ市場を極大的に活性化し、権利者・事業者・利用者それぞれの視点において、利益と幸福を将来にわたって追求できるビジネス・サービスモデルの設計が必要。そのうえでルールを改めて考察整備すべき/*以上

2014-08-07 10:56:09

■発表(華頂委員、松本委員、杉本委員)に対する質疑応答開始

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

10:54 土肥主査:それでは発表に対する質疑応答に。

2014-08-07 10:56:45

■松田委員→杉本委員(権利者団体と事業者団体の交渉について)

江口秀治 Hideharu Eguchi @hideharus

10:54 松田委員:杉本委員に。権利者団体と事業者団体での交渉、ライセンスということになると思うが、その交渉に納得的ない権利者はオプトアウトできるのか?

2014-08-07 11:00:44
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