アイヌ問題の現状

札幌市議の金子快之氏による「アイヌ民族なんて、いまはもういないんですよね。せいぜいアイヌ系日本人が良いところです」というツイートを発端として、アイヌ差別に対する問題意識が高まっています。そこで、アイヌおよびニブフ文化や言語の研究を専門とされている丹菊逸治先生による、アイヌ問題の現状についての一連のツイートや関連のやりとりをまとめました。なお、丹菊先生は北海道大学アイヌ・先住民研究センターに所属されていますが、ご自身のTwitterアカウントは非公式的なものであり、これらの発言は所属機関の公式見解ではありません。
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丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku それにイチャルパ(先祖供養儀礼)が公金の補助を受けられる、ということで「公的に尊重してもらっている」と感じる人もいるかもしれない。

2014-08-20 20:47:25
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku 「山菜採りに補助金」というのは具体的に何のことを指しているのか分からないが、アイヌの伝統的な植物利用の方法を高齢者に指導してもらうことも「山菜採り」ではあろう。指導者側からみれば「山菜採りでお金貰った」になるかもしれない。とにかくあいまいでよく分からない。

2014-08-20 20:52:32
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku やはり彼らの話にせよ、私の話にせよ、具体的じゃないと意味がない。今後マスコミ上や地方議会でこれらの話が続くことがあれば、具体的な話になることを期待する。山菜云々の話は札幌市議会の議事録では発見できなかったがどこの話だ?本当に問題がある事例なのか。

2014-08-20 21:07:56
丹菊逸治 @itangiku

.@itangiku とにかく具体性を欠けばたんなる水掛け論になってしまう。だからこそ、以前ツイートした通り私はのろのろとではあるが、具体的な行動を心がけている。曖昧な話は結局のところ「話し手の人柄を信じよ」的ないい加減な話でしかない。曖昧な話を続けたので、この辺で止める。

2014-08-20 21:21:25
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