誰も気づかない『2001年宇宙の旅』

名作はすでに語りつくされてしまっていると思われがち。そんなことはありません。新たな視点から新たな読み方はできるのです。
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It happens sometimes @ElementaryGard

数年がかりの大プロジェクトは、途中で計画が変わることがよくあります。その混乱の名残りだと思います。

2014-08-30 17:59:18
It happens sometimes @ElementaryGard

話が膨らんでしまって収集がつかなくなってきました。そろそろ風呂敷を畳みます。この映画では異星人についての言及はわずか一か所だってことに驚いてほしいってことです。小説との決定的な違いがここ。船の目的地が違うことなど些細事。

2014-08-30 18:01:51
It happens sometimes @ElementaryGard

また、ハルの解釈がクーブリックとクラークではずいぶん違うことにも驚いてください。

2014-08-30 18:02:37
It happens sometimes @ElementaryGard

映画のハルは監督その人が色濃く感じられます。完全主義者にして小心者。そして破滅。彼の強迫観念のキャラクター化。味わい深いです。

2014-08-30 18:04:38
It happens sometimes @ElementaryGard

映画の『2001』を語るとき、今では小説のほうの解説をそのまま当てはめてしまうのがデフォです。とりわけハルの解釈についてはその傾向が強い。映画を映画のまま見ることができなくなっている。そこであえて、映画単体で眺めなおしたわけです。

2014-08-30 18:29:20
It happens sometimes @ElementaryGard

togetter.com/li/712236 『2001』論としては、こちらもどうぞ。

2014-08-30 18:39:51
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