不知火に落ち度はない その19

yamoto @yamoto

「そうですね。意思が固まる前に、艦娘の味を知ってしまったのならしかたない」 「え、そんなにいいの？」 その言葉にうっすらギンブチが笑い。 「ケッコン後だとさらにいいですよ。つつぬけですからね。いろいろ」 ぶぶぶぶぶ、と激しく振動するギンブチスマホ。 #不知火に落ち度はない

yamoto @yamoto

着信ありってなってるけど放置してやがる。 うっわー。このアラミドの神経すげえ。 たまらず電話をかけてきた翔鶴の顔が目に浮かぶぜ。 このドS眼鏡が。 「ちなみにいま大音響で抗議が来てます。かわいいですね」 さらりと言うなよお前。紅茶で優雅なポーズか。 #不知火に落ち度はない

yamoto @yamoto

「さて、と。ではそろそろおいとまします。翔鶴を待たせてますので」 「おっと、こんな時間か。俺も飯作りに帰るわ」 腰を上げる二人。 そうだな。いい時間だ。 俺も適当に服見て帰るとしよう。 いいアロハが半額であったしな。 アロハ最高。 #不知火に落ち度はない

yamoto @yamoto

そんなわけで、腰を上げて伝票を持ち。 「最初はグーな」 「はいはい」 「またいつものですか」 じゃんけんぽん。 #不知火に落ち度はない

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「それで、今日の領収書がこれですか」 「おう。処理よろしく」 「毎度思うのですが。司令はジャンケン弱すぎです」 「あいつらが強すぎるんだっつの」 お土産をもむもむしながら、愛すべき秘書艦殿が言う。 ちっこいドーベルマンから、ハムスターになってる。 #不知火に落ち度はない

yamoto @yamoto

「時に不知火？」 「なんでしょうか」 「艦娘が不要になるぐらい強力な新兵器が出来たら、どうする？」 「それを持って戦地に赴きます」 そっか。 「司令ならどうしますか？」 「それ担いで最前線に飛び込むな」 「不知火と同じですね」 何笑ってんだお前。 #不知火に落ち度はない

yamoto @yamoto

今日はそれでお終い。 むっさいオッサン共で一服を決めた日。 情報交換をしあい、結局尻尾付きは行方不明だったことを知った日。 夏が終わる前のアロハ半額をゲットした日。 そんな１日だった。 #不知火に落ち度はない

yamoto @yamoto

と、いうわけでおしまし。 おまけの翔鶴イチャイチャは長すぎると判断したのでカットアウトだ！ むっさいオスのおっさんガチムチ回楽しんで貰えたかな！！ なお、この後は、モグリキッチンでお会いしましょう（オリーブオイルかけ&熱い自画自賛） したらな！！ #落ちぬい