西洋史若手研究者問題を考える(2014年秋)
アンケートには、30代の女性の回答者が少ない。理由は諸所あるだろうが、答えにくさや、忙しさや、アンケートの情報が届かなかったのか、など。 #若手研究者問題
2014-10-18 16:38:15非常勤講師率の高さ(ただし、30代後半での秘石労働従事者率は、そもそも社会全体で高い)/厳然として、30代の男女ともに非常勤等であることの社会的圧力は、男>女だが、これは女性の常勤獲得には不利に働く/圧力は少なくともサポートは男性よりも少ないのではないか #若手研究者問題
2014-10-18 16:44:53言いにくいことだが、院生がほしい指導教員のエゴ(院進学を勧める指導教員)もある/マイナーな分野に女性研究者が集中している気も…。 #若手研究者問題
2014-10-18 16:47:24逆に本人も「食べていけるのか」「常勤職にどうしても就きたいのか」という意識の違いも男女であるかもしれない。ただし、昨今は「女性だから男性だから」という差異は少しずつは減っているのかもしれない(女性を積極的にとりたいという機関も)。ただ、無くなったわけではない。 #若手研究者問題
2014-10-18 16:50:19女性研究者:パートナーの仕事ゆえに全国に散らばる大学の職を求められない(首都圏・関西圏への集中)/非常勤ポストも首都圏・関西圏で多い/女性の方が自らの専門分野と関係のない職場に就職している割合が多い。 #若手研究者問題
2014-10-18 16:53:33久保加津代「”両住まい”女性研究者の居住実態に関する研究」『都市住宅学』36号(2002),pp.61-72について #若手研究者問題
2014-10-18 16:55:35今回のアンケートでわからなかったところ。「両住まい」(生活的にも経済的にも自立した個と個のカップル(法律婚にかぎらない)が職業上の理由で2箇所で居住している)のケース。 #若手研究者問題
2014-10-18 16:56:13アカデミック・カップル問題 Dual Career Academic Couple Problem / Dural Hires / Hiring academic couples #若手研究者問題
2014-10-18 16:57:51アカデミック・カップル(academic couple)で、グーグル検索すると、様々なサイトが出てくる/研究者は研究者同士で結婚する率が高い(女性は3~4割が研究者のパートナーをもつ。男性もほぼ同様) #若手研究者問題
2014-10-18 16:58:53自分の居住地から遠い大学に勤めている場合、大学での同僚との交流、学生対応の密度などの問題が生じる場合も/アメリカでは州をまたぐ場合に、研究者パートナーの勤務先に職を求める可能性もある。 #若手研究者問題
2014-10-18 17:02:19研究も家事も育児も、24時間365日、やろうと思えばできるという、裁量労働のワナが存在している(高いストレス)。拘束時間が長いタイプの仕事とは異なる課題。求められる効率化。 #若手研究者問題
2014-10-18 17:04:00崎山さん:今度は他団体とも連携していくつもり/ここ数年で2018年問題(受験生の減少)やクオーター制の導入などで研究教育環境、非常勤の環境も劇的に変わるだろう。 #若手研究者問題
2014-10-18 17:26:27藤田さん:女性研究者の分析箇所の一部を担当した。本問題は、基本的には研究者限定のものではない。戦後日本の理想の家族形態が変化したことによるものだが、制度がまったく追い付いていない点には悲観的にならざるを得ない #若手研究者問題
2014-10-18 17:29:43水田さん:「西洋史」として括る意義や有効性はどこか?/「ロールモデル」について(たとえば道筋としての学振PDがあるのであれば、それを取得するための講座を開く大学もある/何年目で何をするか、についても/ただしDC1の扱いについての急激な変化などもある) #若手研究者問題
2014-10-18 17:40:00トレンドに対して部分最適する人間が増えると、すぐに陳腐化し、結果としてトレンドからはずれてしまう問題をどうすればいいのか問題。
2014-10-18 17:41:51