アルカの反復相

アルカの "esk lunand (雨が降っている)" の反復相。分配的と集団的、個体レベルと場レベル。ロジバン話者おかゆさんが中心。※個人的なまとめ アルカ論のアスペクト考を先に読んでおくと吉じゃ。→ http://conlang.echo.jp/arka/study_yulf.html 俗アルカ辞典も参考になるぞい。→ http://mindsc.ape.jp/klel/
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おかゆ @oka_iu_tcan

"esk lunand"によって感じられている「反復感」というのは、ある程度広域の時空間範囲にその事象が「繰り返し起こっている」ことへのものだろうよ。でも普通は「反復」について考慮する際の時空間範囲は、個体に付随するんだろうね。個体レベルの反復か、場レベルの反復か。

2014-10-24 17:21:23
おかゆ @oka_iu_tcan

ああ、個体レベルか場レベルか、というのが一番わかり易い気がする。

2014-10-24 17:22:14
跡地 @sicaiom

@oka_iu_tcan 別々の個体が、時間をおいて断続的に来る場合は?

2014-10-24 17:23:21
おかゆ @oka_iu_tcan

@mo_iacis そして断続のレベルによると思う。「反復感」の得られるぐらいの時間をとるかどうかで真にも偽にもなる

2014-10-24 17:24:36
ざすろん @Zaslon

時制は相に比べて話題になりにくい気がするんだけど、それは単にアルカにおける相の定義範囲がクソ広いからなんかな?

2014-10-24 18:11:27
おかゆ @oka_iu_tcan

妄想やから当てにしないでね

2014-10-24 18:26:17
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

お言葉を借りて、「Tが繰り返しKする」を"集団的反復"、「集合Tの各要素がKする」を"分配的反復"と名付けようか。 少なくともここでは、集団的反復は"個体レベルの反復"、分配的反復は"場レベルの反復"と同義。 反復相はこの二つを形態上区別せずに表現していることになる。#arka

2014-10-24 18:31:46
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

つまり、「inan sein xtamand」は、集団的反復で解釈すれば『観客全員で一斉にスクワットをする』、分配的反復で解釈すれば『観客が次々と立ち上がる』という光景を表現していることになる。

2014-10-24 18:36:56
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

「selan vortand」なら、集団的反復では『人々が一斉に死んで生き返ってを繰り返す』、分配的反復では『人々が次々に死ぬ』ということになる。

2014-10-24 18:39:35
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

一方「inan ves xtamand」では主語に分配性がなく、集団的反復の解釈しかありえないので、必ず『一人の観客がスクワットをしている』という光景に解釈される訳か。

2014-10-24 18:46:30
ざすろん @Zaslon

スクワットを「立ちの反復」と捉えるのが不自然なのは,単に背景知識による補正のおかげじゃないかなぁ

2014-10-24 18:48:31
おかゆ @oka_iu_tcan

@Faras_Tilasos こっちが分配的・集団的という言葉を使った矢先申し訳ないのですが、個体レベル・場レベルのほうがいいかもしれません。「個」に対して「集団的反復」というのは少し違和感があるし、どちらかと言えば、「個」については「個体レベルと場レベルが一致する」ですし。

2014-10-24 18:48:35
おかゆ @oka_iu_tcan

そうだよ。だから原理的にはアルカの反復は2種類あって、それを文化によって1つに無意識にアルカ話者は収束させてる、といったほうがいいとおもう。

2014-10-24 18:49:37
ざすろん @Zaslon

逆に言うと,その常識による補正によって,不自然な方の解釈が棄却されてるのかな

2014-10-24 18:49:41
ざすろん @Zaslon

まあ普通同じ人が何度も生き返ったりはしないし,立つことを反復してるという言い回しでスクワットを指すことは無いわな.小学生とかが先生をからかって,そういう解釈をぶつけることはあるかもしれない「人は一回しか死にませんーwwwwww」とか

2014-10-24 18:50:43
大宗組安右衛門 @Faras_Tilasos

「esk lunand」は人によって解釈が違いそうだ。Yoozaさんは雨粒単位で考えていらしたので、分配的反復と捉えておられるのだろう。この場合、集団的反復で考えると「一粒の雨滴が何度も落ちて来ている」という解釈になって、違和感を感じられることだろう。

2014-10-24 18:50:46
直毛/ジサツP/かんさん @Straaaaaaaaight

人間一人において立ちの動作が反復している →スクワットしている、頻繁に座る席を入れ替えている、頻繁に座り直している、頻繁にヒザカックンされるので体勢を立て直し続けている あってる?

2014-10-24 18:51:34
ざすろん @Zaslon

そういう意味だと,「小学生の揚げ足取りに使える解釈か否か」を考えると,語法によらない形式的な限界値を求められるかも?

2014-10-24 18:51:44
おかゆ @oka_iu_tcan

「頻繁にヒザカックンされるので体勢を立て直し続けている」 くっそワロタ

2014-10-24 18:52:40
直毛/ジサツP/かんさん @Straaaaaaaaight

人間の集団が立ちの動作を反復している →全員で息を揃えてスクワットしている、その集団の全員が各々に関係無くスクワットしている、全員が息を揃えて頻繁に座り直している(以下略 あってる?

2014-10-24 18:53:30
おかゆ @oka_iu_tcan

なんか俺のスクワットの使い方が悪かったみたいで申し訳ないけど、直毛さんくらいの解釈がまともだとおもう

2014-10-24 18:53:56
おかゆ @oka_iu_tcan

「少年AとBとCとDは次々に帰っていった」。これは「次々に」のおかげで「反復感」は場レベルに縛られる(すなわち集団的解釈に縛られる)。

2014-10-24 18:55:24
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