曾野綾子語録

著書より引用・要約
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東日本大震災関連

もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: (東日本大震災時に)私はかねがね人生は運半分、努力(=学習)半分だと思っている。しかし運などというものの存在を、日教組的教育は教えなかったのだろう。

2015-02-20 21:02:54
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 人権というものは、ほんとうは権利として要求するものではない。誰もが人間的に生きられるように整備する社会の側の基本的態度であり、思想だろうと思う。 人権では人間の尊厳は守れない。

2015-02-21 10:16:48
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: (東日本大震災被災者について)今回初めて日本国内で生まれたのが難民である。…それでも日本は、アフリカの難民に比べれば恵まれている。難民を受け入れてくれる建物があるだけ幸運なのである。(アフリカ難民は略奪、集団レイプの危険に怯えている状況にある云々)

2015-02-21 10:22:59
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 放射能を避けるために移住を迫られた避難指定区域の人たちは、ほんとうにお気の毒だが、私は次のことを言わねばならないと思う。「いつ帰れますか」などと聞かないことだ。なぜなら、誰も確信をもって「こうなります」とは答えられないことだからだ。(続く

2015-02-21 10:26:34
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 続き)繰り返すが、かつて一度も歴史になかったことは誰にも答えられない、という原則があるのだ。従って、政府が責任を持って、どこへ、いつ、いつまで逃げたらいいか、などということに答えろ、という要求もむだだ。(続く

2015-02-21 10:29:49
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 続き)政府に聞いてもむだだし、政府の答えを信じてもいけない、と私は思う。放射能が危ないと思ったら、誰の支持も受けず、自分の力で一刻も速く、出来るだけ遠くに逃げるほかない。村の人といっしょに生活を続けたいなどという甘いことを言ってはならない。(続く

2015-02-21 10:32:45
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 続き)反対に私は、私のような高齢者は、健康被害など承知の上で、懐かしの我が家に残ることを許されるべきだと考えている。その場合、残留高齢者は、政府にあらゆる生命、健康、財産上の補償を要求しないことだ。これは自分勝手で選んだ人生だから、その権利はないのだ。

2015-02-21 10:35:50
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: (東日本大震災、補償について)「生活を元に戻してくれ」などと「世迷いごと」を言ってはいけない。そんな甘さが通用することは、この地球上のどこにもない。

2015-02-21 10:39:14
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 人間は常にどこかで最悪のことが起きるかもしれないという覚悟を常にしておくべきだ。…覚悟は個人の領域だ。それを国家に補償せよとか、肩代わりせよとか言ってもできないことが多い。不幸もまた一面では個人の魂の領域であり、それを国家に売り渡してはならないからである。

2015-02-21 10:43:58
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: (原発事故収束作業員が「高温・高湿の環境下5キロもある防護服で働いている」という新聞報道に)歌舞伎俳優の方がずっと重いかつらや衣裳に耐えているだろうと思う。『助六』に出てくる揚巻のかつらや衣裳は20㌔ではすまないような気がする。

2015-02-21 10:53:49
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 何をするにも「絶対の安全」を求めたりしたら、すべてのことはできないのである。「絶対の安全」という観念もまた、「安心して暮せる生活」と同じように現世ではりえない。それを信じたり論じたりするいことは暴論に近い。

2015-02-21 10:56:50

↑訂正
×それを信じたり論じたりするいこと
〇それを信じたり論じたりすること

もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 人は逃げるも留まるも、自由にしていい。ただし、後で政府に補償を要求したりしなければ、である。以後に起きるあらゆることは、自己責任で受け止め、政府に補償など要求しないことである。自由と責任とは、そういうものだ。

2015-02-21 10:59:28
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 被災者にできるだけ組織的援助をするのには賛成だ。しかし先の戦争被害で補償を受けなかった、補償を受けるなんて考えたこともなかった人たちの存在を私は知っている。しかし時代が変わって補償ができるなら、それに越したことはない。(続く

2015-02-21 11:08:12
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 続き)しかしその時でも原発立地の前と後で居住していた人々に、当然補償格差をつけるべきだ。後から来た人は原発がそこにあることを承知で来たのだから。沖縄の基地問題、本土の飛行場の騒音問題然り。

2015-02-21 11:10:43
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 放射性物質を含む校庭は表土を取った後なら、子供たちに戸外で運動させていいかどうか、今のところは誰にも分からないのだから、私はそういう論議はむだなように思う。もし幾分でも危険が予測されるなら、今後一切、校庭で運動させなければいいのである。(続く

2015-02-21 11:13:45
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 続き)別に戸外で運動をしなくても、教育にも人間形成にも、何の妨げにもならない。校庭そのものがない学校などアフリカにはいくらでもある。あっても暑くて戸外では遊べない中東の地域もある。戸外で運動をしなければ学校ではない、という観念はむしろ身勝手だろう。(続く

2015-02-21 11:16:12
もうれつ先生 @discusao

曾野綾子語録: 続き)大人が背負う運命なら、子供も同じように背負えばいい、と私は考える。子供も小さな大人だ。根本的に耐える力を与えられている。少なくとも、私は大人と共に苦しみに耐えた子供時代を、栄光だと思っている。

2015-02-21 11:18:13

障害者ヘイト:相模原障害者施設殺傷事件を契機に『人間にとって成熟とは何か』の記述が再検討される。

リンク 本と雑誌のニュースサイト/リテラ 安倍首相の盟友・曽野綾子も野田聖子議員に障がい者ヘイト!「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」 - 本と雑誌のニュースサイト/リテラ 曽野綾子『人間にとって成熟とは何か』(幻冬舎新書) 神奈川県相模原市で起きた障がい者大量殺害事件をめぐって、一昨日、安倍政権支持のネトウヨの間で、「植松容疑者…
もうれつ先生 @discusao

安倍首相の盟友・曽野綾子も野田聖子議員に障がい者ヘイト!「子どもの治療に税金を使っているのを申し訳なく思え」 lite-ra.com/2016/08/post-2… 曾野:野田発言は、自分の息子が高額医療を国の負担で受けさせてもらっていることに対する一抹の申し訳なさ・感謝が全くない

2016-08-01 20:31:43
もうれつ先生 @discusao

曾野:言い方は悪いが、夫婦の自然の生活の中でできた子に、こうした欠陥があるのは仕方がない。しかし野田夫妻は、体外受精という非常に計画的なやり方で子供を作った。その場合は、いささかご自分の責任において、費用の分担もされるのが当然… twitter.com/discusao/statu…

2016-08-01 20:33:35

記事より曾野発言引用:
この野田氏の発言は、重要な点に全く触れていない。それは自分の息子が、こんな高額医療を、国民の負担において受けさせてもらっていることに対する、一抹の申し訳なさ、か、感謝が全くない点である(略)私自身が、まず野田氏の言葉に違和感を覚えたのは、野田氏はこのことを、当然の権利の行使と考え、その医療費を負担している国民への配慮が全く欠けていることであった。
私の周囲には『どうしてそんな巨額の費用を私たちが負担するんですか』という人もいる。『野田さんの子供さんがお使いになるのは、ご病気なんですから仕方ありませんけど、ありがとうの一言もないんですね』と言った人もいた。『もしもの時は安心してください、というのは。遠慮もせずにどんどん使えということですか? そういう空気を煽るから、健康保険は破産するんですよ』という意見もあった。
増税論が始終話題になるこの時期に、仕方ないとは思いつつ、皆、健康保険料を払うのも大変なのだ。私も後期高齢者医療制度の保険料を年額五十万円以上支払っているが。私にできる唯一のこととして、できるだけ医師にかからないようにしている
言い方は悪いが、夫婦の自然の生活の中でできた子に、こうした欠陥があるのは仕方がない。しかし野田夫妻は、体外受精という非常に計画的なやり方で子供を作った。その場合は、いささかご自分の責任において、費用の分担もされるのが当然という気がするのだ
野田氏のように権利を使うことは当然という人ばかりが増えたから、結果として日本社会、日本経済はどうなるのだろう、という全体の見通しに欠けるのである

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