小松左京『日本アパッチ族』とその映画化版シナリオの関係について
- kokada_jnet
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小説を原作にした(小説が先)って意味じゃないの? 「ゾッコン惚れ込んだ原作”『日本アパッチ族』をシナリオ化し、撮影台本まで刷った」 togetter.com/li/786371#c179…
2015-02-23 21:10:41シナリオ版『日本アパッチ族』が掲載された『シナリオ 』1964年11月号、ヤフーオークションで500円で出品されていたので、落札してみた。届いたら光文社版と角川文庫版と比較してみる予定。
2015-02-23 22:45:48@anaryusisu 山田先生お久しぶりです。「日本アパッチ族」の映画版に関しては、台本は山田信夫さんが書かれ、岡本喜八監督、東宝作品として1964年11月にシナリオ作家協会の「シナリオ」に掲載されているようです。実際には製作されなかったらしい。東宝の作品リストには無いそうです
2015-02-25 01:08:56@anaryusisu しかし、クレイジーキャッツの「日本アパッチ族」を見た、という証言 がいくつもあって、テレビドラマとして作られ放送されたのではないかという説もあります。まあどちらにしても、原作が小説なのですが……
2015-02-25 01:10:22@anaryusisu ラジオドラマでは、2011/11/21に、毎日放送ラジオで「日本アパッチ族」を 原作にしたラジオドラマ「鉄になる日」が放送されました。その後NHKで再放送されました。同番組が芸術祭大賞、ギャラクシー賞大賞、アジア太平洋放送連合最優秀賞という三冠受賞したので
2015-02-25 01:14:47.@AnimaSolaris @anaryusisu 「日本アパッチ族」のテレビドラマ化についてですが、『本の雜誌』2012年7月号の「日本SF戦後出版史」(高橋良平)で、1964年5月のカッパノベルズの新聞広告に「TBSテレビ放送予定」と書かれていた、とありますね。
2015-02-25 20:26:34『本の雜誌』2012年7月号「日本SF戦後出版史」では『小松左京セレクション2』(2010年)後書きの『日本アパッチ族』映画化への発言を引用。<1960年代の東宝では、反体制的な色合いの濃い映画になりかねませんでした。私はそれがいやでした。従って私のほうから映画化を断ったのです>
2015-02-25 20:48:51(前ツイートから続く)『小松左京セレクション2』後書きの『日本アパッチ族』映画化への発言。<平井和正さんにもっとシュールでハチャメチャで奇想天外な映画になるよう脚色を依頼しました。しかし平井さんも忙しく、結局、映画は実現しませんでした>小松左京自身が山田信夫の脚本を嫌だったのか。
2015-02-25 20:53:38『日本アパッチ族』問題。小松左京が嫌いだった、山田信夫の映画版脚本を元に、小説版を改稿したという、氷川竜介氏の発言が怪しくなってきたのだが。hikawa.cocolog-nifty.com/hyoron/2007/01…初出は「さよならジュピター」DVDの解説書なんだよね。小松さん側のチェックは入っていなかったの?
2015-02-25 21:04:41@Ryu_Hikawa どうもはじめまして。小松左京「日本アパッチ族」について、「シナリオが先で小説が後」という氷川様の発言に対する異議がまとまりつつあります。お手数ですが以下のまとめをご覧いただき、ご意見をいただけましたら幸いです。 togetter.com/li/786371
2015-02-25 21:16:17@kokada_jnet 実業之日本社版『夜が明けたら』の表4に「トップ・ライトの『起き抜け漫才』の台本を書いていた」と、とんでもないことが書いてありますが、よろしければソレも検証してみてください! d.hatena.ne.jp/sei1ishikawa/2…
2015-02-25 21:43:27@kokada_jnet @anaryusisu ありがとうございます。>こかだじぇいさん 放送予定ですか、証拠としてはちと弱いかなあ。小松先生の「自作を語る」で、私の担当パートが、「復活の日」と「アパッチ族」だったんですよ。で、非常に興味はあるのですが。
2015-02-25 22:43:09@ontheroadx ご質問ありがとうございます。非常に申し訳ない話なのですが、正直、出典については記憶になく、当時の勘違い、思いこみの可能性も非常に大きく、これだけの騒ぎになったことを深くお詫びします。ただ根拠なく書いたはずもないので、その点コメントさせていただきます。
2015-02-25 22:46:33@ontheroadx (1)まず本作が100%小松左京さんオリジナルの物語であることは、当時も今も疑義はありません。なので、拙文で述べているシナリオというのは小松左京さんの筆によるもの、という前提で書いたと思います。他者のシナリオを参考に内容を曲げたという趣旨はないです。
2015-02-25 22:48:25@ontheroadx (2)となると小松左京版シナリオの存在の有無ということになると思うのですが、これについては正直、存在を確認したわけではありません。ただ執筆当時かそれ以前、何らか示唆したものを読んだと想います。証言の誤読か思いこみではないかと言われると反証は困難です。
2015-02-25 22:51:13@ontheroadx (3)小松左京さんは東宝の主催による映画用コンテストでデビューしたため、東宝用のオリジナル原作として「日本アパッチ族」を書いたという前提での文章だったと思います。そこに疑義があるのであれば、真摯に受け止めたいと思います。
2015-02-25 22:53:42どうもありがとうございます。小松左京さんのデビュー作(商業作品デビュー作)は、映画用コンテストではなく『易仙逃里記』(SFマガジン1962年10月号)ですかね。早川と東宝が行なった新人賞応募作は2作ともそのままでは掲載されなかったようです @Ryu_Hikawa
2015-02-25 22:59:16@ontheroadx (4)「根拠なく書いたはずはないが今は示せない」というのは、非常に心許ない回答で恐縮ですが、ご理解いただきたいのは小松さんのオリジナリティに疑義があるわけではない点です。
2015-02-25 22:59:21@ontheroadx (5)また、「このような経緯ととらえるのが正しい」ということがまとまり次第、当該ブログを修正するか、注釈を加える予定です。このたびは不明瞭もしくは不正確な記述により、お騒がせして大変に申し訳ありませんでした。
2015-02-25 23:01:42今のところややこしくなっているのは、ウィキペディア「日本アパッチ族」に、氷川さんの記事を典拠にして「その後の刊行本は、脚本版を元に改稿がほどこされている」と書かれていることなんです @Ryu_Hikawa
2015-02-25 23:02:39どうもありがとうございます。そうなりましたらそのうちウィキペディアにも修正が入るかもしれません @Ryu_Hikawa
2015-02-25 23:03:53@ontheroadx ズレがあったようで、恐縮です。小松さんがデビューの経緯に関し、東宝の田中友幸プロデューサーに恩義を感じておられて、という話を関係者の談話で聞いたということです。記事でも読んだ気がしますが、こちらは曖昧でした。
2015-02-25 23:07:43@ontheroadx Wikipediaは拙文の正確な引用なのでしょうか? であれば、こちらにも責任があります。申し訳ないことです。
2015-02-25 23:09:36