鹿屋の戦い②

一時の敗北は真の勝利のために
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雪花艦隊英雄伝 @DD_LUNAKICHI

葛葵と瑠奈花を囲むように皆が集まった 磯風「こうして集まると中々の規模だな」 吹雪「これだけいれば鹿屋も奪還できますね!」 葛葵「まずは大まかな流れを説明する。憲兵達を複数のチームに分けて秘密の通路から基地へ侵入させ、陽動作戦を開始する」

2015-02-24 02:20:36
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葛葵「その隙に瑠奈花司令達には長官を救出してもらう」 憲兵「長官は人質に取られている状態です。無理に突入するのは危険では?」 瑠奈花「それはお任せを。対処は心得ています。それより…」 葛葵「先ほどの件だね、そちらも考えてある」

2015-02-24 02:21:06
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葛葵「まず最初に、るなか司令には私達パイロットを格納庫まで護衛してもらう。格納庫を確保したら即座に発進、件の機動部隊を足止めするよ」 赤城「私達空母はそのまま海へ出て葛葵航空隊を支援します」 葛葵「どうだろう、るなか司令の意見は?(*‘ω‘ *)」

2015-02-24 02:22:05
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瑠奈花「悪くない案ですが、あなたが直接出なくとも…」 葛葵「鹿屋の危機なんだ。私が身体を張らなくてどうする。それにみんなを助けに行くと約束したからね」 瑠奈花「なるほど、それならば止めませんよ」 翔鶴「航空機の整備をしておいて正解でしたね。今なら万全の状態のはずです」

2015-02-24 02:22:36
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瑠奈花「ただし、リスクも相応に高い。敵の機動部隊はかなり大規模です。長官を救うまで持つかどうか…」 磯風「それだけじゃないぞ。鹿屋にはあの雷巡棲姫とやらもいる。一筋縄ではいかないはずだ」 葛葵「この作戦に失敗は許されない。どれだけ機動部隊を足止めできるか、それにかかっている」

2015-02-24 02:23:15
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〜鹿屋基地〜 ヲ級「貴方も強情ですな」 長官「…それなりに度胸は据わっているのでね」 ヲ級「ただサインさえしてくれれば、貴方の部下達も解放されるというのに」 長官「強引な協定には同意しかねる。例えどんな脅しをかけられようともね」 ヲ級「…おもしろい」

2015-02-24 02:24:00
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雷巡棲姫「…どうだ?」 ヲ級「なかなか肝が据わっている。彼を落とすには時間がかかりそうだ」 雷巡棲姫「急いだ方がいいぞ。逃げた連中がいつ反乱を起こすかわからん」 ヲ級「新兵器もこちらに向かっている。あれさえあれば誰も手出しはできんさ」

2015-02-24 02:24:23
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雷巡棲姫「…どうだろうな」 奴は必ず来る。雷巡棲姫は果敢にも自分に向かってきた艦娘の顔を思い出していた ヲ級「お前は奴らを買い被り過ぎだ。大したことはない」 雷巡棲姫「そうだといいがな」 雷巡棲姫はダークセイバーを握りしめ、窓から外を眺めた

2015-02-24 02:25:00
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【鹿屋の戦い③】に続く ついに開戦!機動部隊を止めるため、司令長官を救うため、二人の提督が戦場を駆ける! 予想外の敵の強さに苦戦する瑠奈花の元に意外な援軍が駆けつける! to be continued...

2015-02-24 02:28:41