今でも欲しくて、でも絶対手に入らないことが確定していることって凄く価値があるように思えるから、未成年の頃にモテなくて美少女とつきあえなかったと謂うルサンチマンから逃れられないアサイさんの気持ちは凄くよくわかる(爆)。
2012-08-29 02:25:47「古典部」シリーズの4人、「既設限定事件簿」シリーズのふたり、米澤穂信の書く少年少女にはそれぞれ魅力があるけれど、(文庫既刊を読む限りは)やはり古典部の似非粋人・里志が気になる。データベースであることを自覚しながらも、特別であろうと結論を出そうと足掻く描写は心が痛む。
2010-06-11 17:52:25古典部三作目「クドリャフカの順番」に妙に肩入れしてしまうのは、舞台となっている高校の『文科系部活動が盛んで学校祭が盛り上がる』という設定に、自分の母校をどこか重ねてしまうからなのだと思う。高校生の頃に読んでいたら今と異なる問題意識を持てただろうにと思ってちょっとかなしい。
2010-06-11 17:57:15えー! 京アニ次回作が穂信たんの古典部シリーズ「氷菓」ってマジですか! 我らが農村ヒロイン千反田えるが、我らが半端な好事家福部里志が動くのか! わーい絶対見る!(と一応喜んではみたが、本当は動く小佐内さんが見たい)
2011-11-29 18:31:28里志のリアクション過多なところとマヤカの目つきが大変よろしい!! 北海道でも放送してくれ! / “春アニメ『氷菓』のPVが凄い:ひまねっと” htn.to/GpMC5c
2012-03-16 21:47:00@chronekotei クドリャフカ~雛あたりで、ホータロを羨ましがる(自分にはないものを見出す)里志の描写は良いな、と思って苦しみながら読みました。それが屈折かは知らない!
2012-06-23 11:33:19@poplacia バラ色の高校生活で灰色の省エネ主義者を標榜しているホータローから入って、でもホータローは特別な才能があって千反田さんとラブラブだし、データベースだけど答えの出せない凡人の里志のほうが自分の心境に近いんじゃないかとか、手に取るようにわかりますね(爆)。
2012-06-23 11:35:19@chronekotei 「趣味人とかこだわり派の人間ってのは、何かに打ち込むものさ。そしてその分野では、誰にも負けたくないと思うんだ」「お前は違うのか?」「違うね」とか、いいっすね、ぐっときますね。
2012-06-23 11:43:04男子ふたりがそれを隠そうともしない(ホータロは気付きつつあるプロセスが描かれる)てのが読んでて安心しますね。 QT @chronekotei 古典部シリーズは、何だかんだ言って全体的なテーマが自己承認である辺りが中二っぽくて良いね(笑)。
2012-06-23 11:43:54@poplacia でも、あいつは厨房時代は勝つことに拘る奴だったんですよね(笑)。氷菓の時点で超然とした奴だったのが、割と段々普通の奴として描かれていく辺りで全体の方向性が固まってきたのかな。
2012-06-23 11:45:15@chronekotei そうですね、キャラの方向性として「似非粋人」という言葉があって、そこに至るまでの経緯やこれからを「里志の成長」として表現しているのかな、と思います。そういう意味では、一番ブレてないのは千反田さん、だという。
2012-06-23 11:51:51@poplacia 千反田さんは登場時に完成しているキャラなんですよ。だから、ホータローといっしょに成長するキャラじゃなくて、ホータローが解くべき謎みたいな存在なんでしょう。
2012-06-23 11:53:01「遠まわりする雛」の表題作でようやく気持ちがそっちに向いてくるわけだが、神社の物置に閉じ込められてもその気にならなかったのが鈍くさい(笑)。
2012-06-23 11:54:08