渡し舟の上で 第3回、第4回より
連載「渡し舟の上で」へのリンク
作家/NPO福島ダイアログ理事長/博士後期課程在籍中 著書: 『海を撃つ』(みすず書房) 『スティーブ&ボニー』(晶文社) 『末続アトラス2011-2020』(福島のエートス) プロフ: researchmap.jp/Ryoko_ANDO 書き物: note.com/ando_ryoko
ジャックが、前回の往復書簡で、書いていたことを思い出している。「この経験は伝達することがきわめて難しく、あなたが書簡の中で強調しているとおり、それを本当に共有し合うことのできる状態にあるのは、それをすでに自ら経験した者だけです。」ohtabooks.com/homo-viator/ba…
2015-03-02 23:12:46「そこのところを知るあなたなら、想像できるでしょう。万一原発事故が起こったときに放射線防護の専門家たちがしかるべく働けるように彼らの準備を整えておくという展望に立つ者がどんな障害を乗り越えなければならないか......。」ohtabooks.com/homo-viator/ba…
2015-03-02 23:13:16「エートス・プロジェクトの同僚たちは皆、この困難にぶつかりました。無理解の壁を痛感した果てにチームが結論したのは、事故後状況において何が問題になるかを理解させるためには、…」
2015-03-02 23:13:48「当該の専門家たちを直接、まさにその状況を生きた人びと、その状況を現に生き続けている人びとの前に連れてくるほかに手段はないということでした。」ohtabooks.com/homo-viator/ba…
2015-03-02 23:14:03確かに、エートス(コア)に関わっていた人と、そうでな人は、あちらでもまったく雰囲気が違う。エートスに関わっていた人たちは、自分たちの限界をとてもよく知り、知った上で、現実をどう改善するかというアプローチを考える。彼らが「筋論」を滔々と語るのを見たことがない。
2015-03-02 23:15:57エートスに関わっていない人たちは、理屈で理解しようとする。福島の状況を、私たちのしていることを、理屈で解釈しようとする。理由はわからないけれど、自分たちは正しいことを知っていて、現実をなんとかする知識と能力を持っている、という考え方がベースにあるのだろう。
2015-03-02 23:19:17これは、世界的に共通な傾向なんだね。日本がどうとか言うのではない。理屈と実際は違う。これは極めて一般的と言っていい常識と思うけれど、なぜか「知識」が絡むと、この当たり前の常識が置き去りにされてしまう。これが私には逆に不思議でならない。
2015-03-02 23:21:10なんで理屈と実際は違うかっていうと、人間は理屈だけで動く動物じゃないから。というこれまたシンプルな回答がすでにあるのだけれど。
2015-03-02 23:22:31(科学の話じゃなくて)「人間の話をしよう」と、たぶん3年くらい前にも書いたことを思い出して、呆れるくらい、自分の考えていることが変わっていないな、と思う。
2015-03-02 23:56:28「渡し舟の上で」関係ではありませんが
福島在住。32年半勤めたTV局を退社し、2016年春から避難自治体の職員に転職しました(2017年春ほぼ解除)。twは個人の責任です。守秘義務に抵触するようなことはつぶやきません。福高Jazz研指導員。
(申し訳ないお知らせなのですが、きょうの「放射線相談員」の特集の中の画面で個人情報に触れるところがあることに後で気づいて、画面を加工しようにも技術上やや難しいのです.放送のサブアウトをそのままエンコードするので。。。You Tubeではカットせざるを得ないです、すいません)
2015-03-02 20:56:00(区長さん、3年前の時よりすごく柔らかい顔になった.でも、髪は真っ白になった.編集してて、改めて本当に大変だったんだろうなあと思った)
2015-03-02 21:47:45「動きのある絵」が少なかったよね.アタマと最後の方の「相談員が戸別訪問してる」絵だけだった.ほとんどが固定のインタビューと説明会とかの絵だった.「WBC遠足」で動きある絵があれば緩急付いたはずだが、取材時の素材がもうなかったので使えなかった
2015-03-02 23:05:5584年に人より5年遅れて社会人になった。 2014年9月に30年勤務した出版社を退職。14-17年10月、別の版元に契約社員として勤務。以後勤め人廃業。