関西文脈の会第26回勉強会、ぼちぼち人が集まりつつあり。今回のテーマは衛藤利夫。おやつはワッフル。 toshokanshi-w.blogspot.jp/2015/04/26.html #関西文脈26
2015-05-09 13:51:54テキストの文章から。1980年頃、当時で15-6年くらいのキャリアのある図書館員でも衛藤の名前を知らないことに驚いた著者。このとき衛藤の名を知らなかった図書館員は1940年生、立花隆と同い年。 #関西文脈26
2015-05-09 14:05:05テキスト著者の田中隆子はどんなひとか。1914大連生、東京女子大の数学科卒。1948NDLに就職、以後30年くらい勤務。1960年には職員組合の委員長になる。反核運動などにもかかわる。 #関西文脈26
2015-05-09 14:07:38なぜテキストをまとめるにあたり、衛藤の伝記の執筆が田中隆子に指名されたのか。満州生まれという縁か?一方で思想的には隔たりもあるか。 #関西文脈26
2015-05-09 14:09:23小黒浩司の論文では、衛藤を「図書館員の『右』代表」と評している。左代表とされているのが佐野文夫、佐野友三郎の子。 #関西文脈26
2015-05-09 14:11:50衛藤の年譜。1883、明治16生。当初医者になろうとしたが遺体を見て怖気づき断念。旧制五高に入るも1908中退。教頭排斥運動にかかわったためか。この運動の中心的役割は大川周明。 #関西文脈26
2015-05-09 14:14:281911東大卒。翻訳などで生計。1915和田万吉の招きで東大図書館へ。当時の衛藤の日記が残っており、サラリーマン根性に堕することへの警戒。ただしこの日記は1956『韃靼』刊行時に紹介されたのみ、非公開のまま現存不明。残っていればかなり貴重。 #関西文脈26
2015-05-09 14:17:47衛藤の日記問題。1956年版韃靼に言及あり。現存していれば資料価値高い。岡村敬二先生も言及しておらず、現状不明。 #関西文脈26
2015-05-09 14:17:541922奉天図書館館長。テキストによれば衛藤が在職中に奉天を蔵書20万の大図書館にしたとする。ただし小黒論文では、衛藤の力量というより満鉄の方針によるもの、さらに蔵書は13万とする。 #関西文脈26
2015-05-09 14:20:05