国語教育の意味とか、異論との向き合い方とか

うずまきУзумаки @iligks

実は人文系の教養の重要な部分の一つはこれだと思う。心の中のもやもやしたものを他人と共有できる形にまで作り変え、外に出す練習。

うずまきУзумаки @iligks

そういう方針で授業をしていると、時々「国語おもしれー!すげーおもしれー!」と言いながら、嬉々として自分の読み取りを授業中に発表し、友人と議論をし始める生徒が出る。こっちはそれを見ながら「しめしめ」と思うわけですよ。だいたいそういう生徒は学力が大幅向上する。

うずまきУзумаки @iligks

この「国語はパズルに近い」というのは、塾で自分が国語を教える際の考え方にだいぶ近い。国語って「読み方の訓練もせずになんとなーく文を読み、それっぽいものを選んで、たまたま当たったりすることもある科目」と思う人が多い。本当は真逆。 twitter.com/suzukanoya/sta…

うずまきУзумаки @iligks

国語を勉強すると性格が悪くなる。重箱の隅をつつくような細かな読みをしながら、選択肢との矛盾点を一つずつ追い詰めるネチネチした考え方が要求されるから。

うずまきУзумаки @iligks

作文とかも、読書感想文みたいな「お上の空気を読む練習」をさせるのはホントやめてほしい。そんなものより、かっちりした構成の文を書く練習をさせた方が絶対にいい。

うずまきУзумаки @iligks

極端な話、読書感想文の対象となる書籍はマンガでもいいと思う。むしろマンガの方がよくないか?　しかも作文じゃなくて「あらすじ」を書く。絵で表されたものを文章に直すっていい練習になると思う。コボちゃんを使って作文練習する、みたいな指導方法があるが、ああいうのがいい。