キリン名曲ロマン劇場　さすらいの少女ネルについて

名無し・A・一郎(ぐんまちゃんが面白い) @nanashiborger

ただ、母と兄はパラダイスという場所へ出かけたとの手掛かりを知って二人は旅を続けるのだが、トレントがパラダイスはどこにあるのだろうかという発言に関して、パラダイス=楽園という例えもあって母は案外その世界にはもういないのではないか?という不安もちらほら……

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ネルは今回自分が母から作り方を教えられた人形を旅の中で人々に配って母の手掛かりを探そうとする訳だが、その希望に対して現実はどうにもならないような不安も見えてくる。どうなるのだろう……

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第3話……ネルが同じ貧乏な旅人として知りあった人形小屋の劇団員3人も、実際はネルを親方へと売り渡してスカウト料を手に入れようとしているだけだったという無情さが描かれる。土壇場で彼女は助けられたのだが……

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そして、今回トレントに内緒でパラダイスの手掛かりを知っていると嘘をつく劇団員に踊らされてしまったネルなのだが、トレントとの再会を果たして改めて彼の大切さを気づくというものなのだが……。正直お爺ちゃんと一緒に旅をするにも、劇団に売られてしまうにもどっちも地獄のような。

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なお、今回ネルが劇団に売られるというイベントがあるのだが、親方は彼女に玉乗りをさせれば一躍スターになると豪語する。彼女の可愛さだともっといかがわしいものでもなんとかなりそうなのだが、流石に対象年齢や放送コード的に気まずいというべきか(汗)

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そんな訳で毎回様々な場所を旅して母と兄を探すさすらいの少女といった作品なのだが、可愛らしい絵柄の名作ものに反して終始嫌な予感しかしてこない作品である(汗)、そんでもって何か見ているこちらが申し訳ないとも感じてしまう。キリン名曲ロマン劇場の結末は果たして……

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そんでもってさすらいの少女ネルについて。何か久々に書くが4、5話について少し。

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第4話……レスターの街で助けた玩具屋の主人から店で働かないかと誘われて、好評もあって店にとどまろうとするが結局ブラス達が接近していたというのを理由としてやむを得ず去ってしまうという結末。

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さすらいの少女ネルについては、他の3作と違い旅ものであって舞台が転々とする訳だが。ただ今の所訪れるゲストの人々が比較的良心的な人々で、永住してもいいよ→ブラス達が接近する→やむを得ず次の街へ急いで逃げる。というパターンに結構陥りそうな予感が。

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そこの所はちょっと心配かもしれない。またこの話からネル&トレント、キット&謎の男、ブラスと手下二人の3組が追いかけっこをするように旅を続ける話の流れとなるので、ややマンネリ気味になるのかどうか……

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第5話……ただこの話は地味にショッキングだ。前回ロイドからもらった給与でしばらく旅に余裕がある二人が訪れた宿では、ギャンブルが盛んであり、その時のトレントお爺ちゃん……駄目だ!このお爺ちゃん!! pic.twitter.com/BFHutUMZHn

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そんでもって、一度ネルとギャンブルはしないと約束したのだけれども、その後にギャンブルで金を稼げば借金は返済する事が出来る、そうまでいかなくてもネルに楽な暮らしができるということで正統化……。あー、お爺ちゃんは本物のギャンブラーだ。

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そして、ネルの「お爺ちゃん、約束よ」とで寝言一瞬良心にさいなまれるも、結局彼女の枕の下から所持金を奪ってしまい、賭けへ浸かってしまう事に……。 pic.twitter.com/jXzP6gdCqS

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そんでもって、ネルが目覚めた時に金がないとの事は泥棒にでも取られたと思って納得しようとしていたが、お爺ちゃんがまだ帰ってきていない事に対しては……不安に思いながら賭博場を見てみれば。 pic.twitter.com/f9F23Qesjc

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まさかネルはお爺ちゃんに裏切られていたようなものだったと。それだから今度は本当に一人で旅をしようと決心してしまう訳だが……。

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ただ、結局一人で旅をした矢先にブラス達に狙われる事態に陥ってしまい。そんでもってその前後で結局ネルはお爺ちゃんが自分の為にと思ってギャンブルに手を出してしまったからお爺ちゃんは悪くないと判断して、再び彼の元へ……ネルちゃん、お人よしというか……。

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ただ、トレントはトレントで一応借金を返すため、ネルを楽させるためと考えてギャンブルに挑んでいたという理由があるので、お爺ちゃんが所持金を全てギャンブルですったのはどうかだけど、理由だけ見るとまだ悪くないような。

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一応ネルの保護者として見守り導かなければならないと考えていると、建前元々駄目親父でギャンブルに弱い性根に誘惑されてしまうトレントお爺ちゃんのキャラはなかなか面白い。ネルにとっては心の頼りかもしれないけれど、同時に足を引っ張る存在でもあり……

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さらに次回でも、今度はお爺ちゃんが熱を出して倒れてしまうらしく本当とことんネルの足を引っ張りまくってくれる(笑)ネルにとって生きているかどうか分からない母を探すとの事で祖父と一緒に旅をし続けることはできるのだろうか。仕方がないね

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続いてさすらいの少女ネルについて書く。6、7話でありこの時期でのゲストキャラクターとの交流劇は良心的な人々との温かい交流といった所で、母のいるパラダイスはアイルランドに存在していると言う事が今回で判明する。

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一方ブラスらだけでなく第6話でキルプが本格的に動き出すネタがあり、第8話でネルとトレントを捕まえるために手配書をヨーロッパじゅうにばらまくとして余計状況は悪化しそう……。

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第6話ではネルが母の面影と良く似た行商者ジャーレイ夫人の養女にならないかと誘われる話。だが馬車の都合でトレントの分まで部屋が用意する事は出来ずやむを得ずネルは彼女から別れてしまうといった話。

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ただ、このジャーレイ夫人に関してだがトレントを馬車へは泊められないとはいうものの、別荘にすませる事は出来ると配慮してくれているのだが……2か月に1度会えるか会えないかぐらいとの事になると、彼女としては問題だったのだろうか、おそらくは……。

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第7話……ネルが泊めてもらった学校で、原因不明の病に苦しむポールを看病するが……彼は助からず死んでしまう。鳥になった少年というサブタイトルだが、病気の国から飛んで元気の国へ向かいたいという彼の願いについての事を意味しているのだと思うが……

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ここら辺の少年の鳥になって飛びたいが現実的な意味で飛びたいか、精神的な意味で飛びたいか本編ではやや曖昧になったような印象も。そしてこの回ではやたらとトレント爺さんが頑固者の色が出ているが、ここら辺は原因不明の病に苦しむ少年との事で、自分の息子と重なるものがあったからか。