- mizunotori
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@hirorin0015 たとえば学校内で殺人事件とかが起きたら、話題になってマスコミも殺到するだろうし、登場人物が身動きとれなくなる。 事件をもみ消すにしても、放課後の校舎内でもけっこう生徒は残ってるわけで、どうやって人目にふれないようにするか、考えなくちゃいけない。
2015-10-21 13:05:29@hirorin0015 ところが現代のライトノベルだと、現代日本だけでなく異世界の話でさえ、主人公が学園に通ってるという設定が多い。しかもたいてい寄宿学校で、外に出るのは侵略者と戦う時ぐらい。ほとんど学園の中だけで話が進む。
2015-10-21 13:09:28@hirorin0015 前に自分のブログで取り上げた『僕の妹は漢字が読める』の場合、23世紀からタイムスリップしてきた主人公が、なぜか(漢字も読めないのに)高校に入学する。何の必然性があるのか分からないし、話が面倒になるだけだと思うんだけど。
2015-10-21 13:12:08@hirorin0015 学園の中に登場人物を閉じ込めるととにかく楽が出来るからというのはエロゲToHeartの頃から言われています^^;
2015-10-21 13:13:55@hirorin0015 で、ふと思ったのは、今のライトノベル作家の人たちの意識は僕らとは逆で、学園内の外を舞台にした方が「制約が多い」と感じるのかな、ということ。学園内に話を限定した方が、彼らにとっては「自由」に思えるんだろうか。
2015-10-21 13:15:35@hirorin0015 なお、今の小説の子供たちがみんな学校に呪縛されてるわけじゃない。小路幸也『怪獣の夏 はるかな星へ』は、1970年の日本を舞台にした『少年探偵団』テイストの怪獣もので、「こんな手があったか!」と感心した。 amazon.co.jp/dp/4480804587
2015-10-21 13:21:18確かに全ての事件を学園内で完結させてしまうと、いろんなトラブルが回避できることはある。何より「親の不在」が簡単に描ける。これまで書いたジュヴナイルで、少年少女に探偵活動させるのには苦労したもの。夜中に謎の洋館を調べに行くったって、家を抜け出してまたもどってくるのが大変。
2015-10-21 13:34:56@ashibetaku @yu_nagi2 少年達の願望が「大人の鼻をあかす」から「クラスメートの前でカッコイい所を見せる」や「学校で一目置かれる」に変わったのではないですか? 学校の外の世界で大人と対峙するよりも、学校の中で良いポジション(尊敬され女の子にモテモテ)に居たいとか
2015-10-21 13:39:34@spiritup2011 いや、この要素は大きいですね。少年が大人の鼻を明かす、大人の気づかない真実を見抜く、そういったことに価値がなくなったのかも、それより自分たちの世界でうまくやる――何かヤダなぁ。
2015-10-21 13:45:18@ashibetaku 両親や教師といった身近な大人が優しくなって、子供達がストレスを受ける対象は子供同士の人間関係になってきたのかな?スクールカーストなんて言葉もありますし。
2015-10-21 14:16:37@spiritup2011 @ashibetaku 異世界転移ものではまだ「子どもが大人の鼻を明かす」話が現役ですので、その視点に立つなら【二分化した】のかもしれませんね。子どもにチヤホヤされるのは学校、大人と渡り合うなら日常と全く違うところで、と。
2015-10-21 13:43:28ちなみに先ほどより芦辺先生が深められている【子供の冒険は学園に閉じ込められているのか】については、私的には【子供が学園に通いながら放課後にスポーツ&ゲーム&戦争的な冒険を繰り広げる傑作『ワールドトリガー』が現在連載中です!】が正直な答えですが、これは漫画なので話題には出さない。
2015-10-21 14:03:36