
ラノベと「親」の存在・不在に関する議論。〜米国のYA小説とも比較して
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gryphonjapan
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author(エッセイ、洋書書評、翻訳、etc)/「洋書ファンクラブ」主宰/Newsweek Japan、Finders/『新・ジャンル別洋書ベスト500プラス』『アメリカはいつも夢見ている』『ベストセラーで読み解く現代アメリカ』『グレイトフル・デッドにマーケティングを学ぶ』(翻訳)etc/早朝ラン・ウォーク、読書中毒

以前「日本のライトノベルとYAは同じものではない」と書きましたが、その事情を詳しく書きました> アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-06-22 17:50:40
アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/article?a=2018… @YahooNewsTopics 世界中で日本の小説が売れるようになると、作家としては嬉しいなあ。
2018-06-22 21:56:48
英語版への読者の反応を見ていていろいろと腑に落ちる部分がある。読みが深く考察力も高く性的な描写には厳しく「これはいらない」とチェックが入る。 アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース headlines.yahoo.co.jp/article?a=2018… @YahooNewsTopics
2018-06-22 22:46:12
英語力的にほかの選択肢がなくてヤングアダルト小説を何冊か読んだけど、当初対象年齢が同じぐらいの日本のライトノベルからはあまりにもかけ離れていて面食らった。読者層の違い(YA では女が多数派、ラノベでは男が多数派)で説明可能な違いもあればそれでは説明できない違いもある。
2018-06-23 02:53:40
とてもわかりやすいアメリカでのジャンル分けと、内容の違い、そして日本のラノベが定着しはじめている状況。 「アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-06-23 03:01:32
ライトノベルにセクハラ描写が頻出するのは読者層(と日本文化)で説明可能だけど、ラノベでは親は存在しないかのように扱われるのに対しヤングアダルトでは親との関係がしばしば重要な要素なのは何に由来するんだろう。 "アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル" newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-06-23 03:05:51
米国YA作家のパネルに行ったとき「主人公が親と一緒でなければ生活できない未成年者という縛りの中で書くのがYAの青春小説の難しさであり、魅力なのだ」という話でした。親との関係や学校でのいじめで実際悩んでいる読者に響く本が書ける。その縛りを外す技法がハリーポッター的なYAファンタジー twitter.com/gatetogo/statu…
2018-06-23 03:07:59
アメリカにおける日本のライトノベルの位置づけ、本の内容に対する捉え方の違いがよくわかる。個人的には、図書館が担っている役割の違いが気になってしまったが。/アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-06-23 04:00:50
マーケティング戦略。マンガのサブジャンル。 / “アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル | 渡辺由佳里 | コラム | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト” htn.to/HbGE2u
2018-06-23 06:42:44
アメリカにおけるYAとライトノベルに関するわかりやすい話。日本はまた状況が違うので(日本が特殊なのではなく、国によって違うのは当然)日本の話も誰か書いてくれないかな。>アメリカでようやく根付き始めた日本のライトノベル|渡辺由佳里|ニューズウィーク日本版 newsweekjapan.jp/watanabe/2018/…
2018-06-23 10:03:29
ラノベでは時には両親ともに海外へ長期出張していて中学生の主人公が一人暮らしをしているなどの荒唐無稽な状況を設定してまで親との関係を描写することが忌避されます。親との関係を正面から扱った YA が多いのに対してラノベではほぼ例外なく親が描かれない。それがラノベの特質性だと思います。 twitter.com/YukariWatanabe…
2018-06-23 12:07:39
そうそう。昔のコバルト文庫あたりのファンがスムーズに入り込めるのが、現在のアメリカのYAファンタジーやYA文芸(青春小説)、YAロマンスですね。アメリカのYAもコバルト文庫で邦訳紹介していたみたいですし。 twitter.com/aritan/status/…
2018-06-23 19:18:27
@YukariWatanabe 記事を読んだ印象でツイートしたのですが、教えていただきありがとうございます!(コバルトを読んでないとは言えない……)
2018-06-23 19:43:18
@aritan 時代が違うので、コバルト文庫のときとはテーマも内容も異なるのですけれどね。方向性としては似てます。
2018-06-23 19:50:21
「絵師は「師」なのにSS書きはSS師とは呼ばれなくて下に見られてる」と言う意見を見かけたけれど「えすえすし」が言いづらかっただけで、下に見られてるか否かは発言者の経験から来るこじつけな気がしたなぁと、ラノベで親が単身赴任で独り暮らしについて深読みしてる意見を見かけながら思った。
2018-06-23 21:18:46
これラノベに限らない話で親って枷は理由付けて排除しちゃうって冨樫先生も言ってた。で、排除されたことでそれ自体が展開展望に繫がる場合もあると。
2018-06-23 21:22:29
人間としての在り方を強く決定付ける親との関係性を最初からなくても支障のないものとして設定しない点がライトノベルの特質なのでは。一般的な小説におけるキャラクター設定では文中に直接的な描写のあるなしに関わらず生い立ちは重要ですからね。 twitter.com/SagamiNoriaki/…
2018-06-23 21:23:29
小説の親が出てこない、別にラノベじゃなくても出てこない作品はまったく描写されないのもあるし ラノベに限った話じゃないと思うんだけど
2018-06-23 21:40:47
ラノベによくある「親の存在の消失(?)」の話が流れてきて耳が痛い。 むむ、実際に木岳くんがそうなのだから。親は生きてるし、ただ単に木岳くんは自立目的で一人暮らししてるだけなんです。そうなんです。
2018-06-23 21:51:16
「ラノベでは親との関係を描写することが忌避されます。」、親との関係がテーマに含まれる作品(『とらドラ!』とか)だとしっかり描写されるので、単純に優先度の問題で省かれているだけだよなあ。
2018-06-23 21:51:50
現代人にとっての親の存在は希薄というのを反映している可能性はあるが…けどまあ、実際、書かないでいいものを省くと割と上位に親とかでてくるなあ。主人公の生い立ちに関連するというても、たいていの主人公は「平凡な家庭に生まれた何処にでもいる○校生」だしなあ
2018-06-23 21:55:06