「総務相、電波停止の可能性に言及」とは実際にどんな言及なのか?文脈は?民主党政権下の答弁の踏襲?(国会文字起こし)
- sorekaradoushit
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答「委員がおっしゃったとおり、電波法上の規定もございます。しかしながら、これまでもですね、放送法第4条に基づいて業務改善命令であったりですね電波法に基づく電波の停止で あるとかであったりとかそういうことはなされておりません」
2016-02-08 23:41:20答「基本的には放送事業者がやはり自律的にしっかりと放送法を守っていただくと、それが基本であると考えております」
2016-02-08 23:41:38質「これね先ほど読み上げましたけども、特定の政治的見解のみを取り上げて相当の時間にわたり繰り返す、とかですね、相当の時間と言って極めて曖昧な概念なんです。相当の時間 といって誰が判断するんですかということになればこれ時の総務大臣ですよね」
2016-02-08 23:42:08質「だからこれをもし恣意的に運用されればですよ、政権に批判的な番組を流しただけでですよ業務停止をしたりその番組を止めてしまったり、あるいはそういう発言をした人がキャスター外れるというようなことが起こりうるんだと思うんですね」
2016-02-08 23:42:28質「ですからもし、ここで明確に否定していただきたいんですけれども、この放送法の174条の業務停止や電波法76条についてはですね、こうした4条の違反については使わないということで今もう一度明確にご発言いただきたいです」
2016-02-08 23:42:41答「それはあくまでも法律であり、第4条もですね、これも民主党政権時代から国会答弁で単なる倫理規定ではなく法規範性をもつものという位置づけで、しかも電波法も引きながら答 弁をしてくださっております。」
2016-02-08 23:43:05答「どんなに放送事業者が極端なことをしても、で仮にですねそれに対して改善をしていただきたいという要請、あくまでも行政指導っていうのは要請になりますけれども、そういったことをしたとしてもですね、まったく改善されないと、」
2016-02-08 23:43:28答「公共上の電波を使ってまったく改善されない繰り返されるという場合にまったくそれに対してなんの対応もしないということをここでお約束するわけにはまいりません。まあ、ほぼ、そこまで極端な、電波の停止にいたるような対応を放送局がされるとも考えておりませんけれども、」
2016-02-08 23:43:46答「法律と言うのはやはり法秩序というのをしっかりと守ると、で違反した場合には罰則規定も用意されている事によって実効性を担保すると考えておりますので、まったく将来にわたってそれがありえないという事は断言できません」
2016-02-08 23:43:54質「いやこの4条と言うのはもともと昔から、古くはですよ、これ正に法規範性?がないと、努力義務だとずうっと言われてきたんですね。だから行政指導も行われてこなかったんです が、時代の流れとともに変わってきたわけですね」
2016-02-08 23:44:30質「で今回この解釈の変更で個別の番組についてもですよ、まあ、責任をとられかねない。大臣も今明確に停波とか否定されませんでしたけども、実際に先ほど申し上げたけども、与党の幹部の方が個別の番組の個別の事例について、停波について言及された事例もあったと、報道された事例もあるわけですね」
2016-02-08 23:44:49質「だからこういうことが、この解釈がもし続けば、この解釈の変更によって、非常に報道の萎縮これを生むと思うんです。ですから私はこの解釈、撤回していただきたいと思いますが、いかがですか」
2016-02-08 23:45:04質「個別の番組についてバランスをとるということ、政治的公平性を求めるということについて撤回していただきたいと思いますが大臣いかがですか」
2016-02-08 23:45:12答「撤回はいたしません。放送法上、放送事業者は放送番組の編集の基準を定めてこれにしたがって放送番組の編集をすることになっております。そして放送事業者が放送番組審議機関を設置して放送番組の適正を計るために必要な事項を審議すること、ということが規定されていて」
2016-02-08 23:45:55答「放送事業者の自主自律によって放送番組の適正を計るということになっております。しかも、しかしですね、このような取り組みにもかかわらず放送事業者が放送法の規定を遵守しないという場合においては放送事業者からの事実関係を踏まえた報告を、事実関係を踏まえた報告を踏まえて、」
2016-02-08 23:46:11答「昨年私が行いましたような行政指導を、放送法を所管する総務大臣が行うという場合もございます。あの先ほどの電波の停止は絶対にしないと、私の時にするとは思いませんけれども、ただ将来にわたってよっぽど極端な例、放送法の、それも法規範性があるというものについてもまったく遵守しない、」
2016-02-08 23:46:25答「何度行政のほうから要請をしてもですねまったく遵守しないと言う場合にその可能性がまったく無いとはいえません。やはり放送法というものをしっかりと機能させていくために電波法とともにおいてですね、そのような事も担保されていると、いうことでございます」
2016-02-08 23:46:38答「実際にそれが使われるか使われないかは、その事実に照らしてですね、その時の大臣が判断をするということになるかと思います」
2016-02-08 23:46:49高市大臣の答弁中に何回か言及されている、民主党政権時代の放送法4条についての答弁。
電波停止ができるかどうかみたいなお話はべつに自民党だからとかじゃなく民主党政権下での国会でも行われていたしふつうにそういうことも不可能ではないですよというお話では。 / “参議院会議録情報 第176回国会 総務委員会 第6号” htn.to/c482To
2016-02-09 08:16:50参議院会議録情報 第176回国会 総務委員会 第6号 kokkai.ndl.go.jp/SENTAKU/sangii… 平成22年11月26日(菅政権)
2016-02-09 08:33:52