フランスのSF・ファンタジー・ホラーの賞に「江戸川乱歩『孤島の鬼』の仏訳」がノミネート
翻訳家のミヤコ・スロコンブ氏が、「江戸川乱歩『孤島の鬼』の仏訳」により、フランスの文学賞・イマジネール大賞(旧・フランスSF大賞)の翻訳者部門にノミネートされました。
翻訳者部門、第1次候補者一覧(7人)
Miyako Slocombe (江戸川乱歩『孤島の鬼』/日本語)
Gwennaël Gaffric (紀大偉『膜』/中国語)
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Dokuta 松川良宏
@Colorless_Ideas
イマジネール大賞翻訳者部門、最終対決は江戸川乱歩『孤島の鬼』vsケン・リュウ『紙の動物園』vsアン・レッキー『叛逆航路』vsチャイナ・ミエヴィル『言語都市』vs邦訳なしの《異端審問官ニコラス・エイメリッヒ》シリーズ第10作となりました(正確には、候補者は各作品の仏訳者)。
2016-04-09 22:48:455年間だけ存在したイマジネール大賞の「Manga部門」
2010年から2014年まで、日本の漫画の仏訳版を対象とする「Manga部門」と、それ以外の漫画を対象とする「コミック部門」が存在した。「Manga部門」の受賞作は以下の通り。
- 2010年 間瀬元朗『イキガミ』(4巻まで)
- 2011年 丸尾末広『パノラマ島綺譚』(全1巻)
- 2012年 カネコアツシ『SOIL』(6巻まで)
- 2013年 浦沢直樹・長崎尚志『BILLY BAT』(5巻まで)
- 2014年 七月鏡一・梟『牙の旅商人』(6巻まで)