チェルノブイリの増加はスクリーニングと過剰診断だけというのは、さすがにかなりの少数派(なとろむ、2016年3月19日)
- HayakawaYukio
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放射線のせいだと結論しているようだが、検査対象拡大と検査機器充実のためによる増加だと解釈することも可能。フクシマでそういうなら、チェルノブイリもそういうのが自然。
2016-09-16 09:48:52つまり、チェルノブイリ事故後生まれの調査は、2、3人みつかれば先行調査を逆転してしまうような小規模なもの。超音波検査は初めてだとしても触診は既に受けているかも知れない、装置の検出力も違う。これで、チェルノブイリではみつかっていないので福島では増えているはずだというのは無理がある
2016-09-27 08:45:05事ここに至っては、チェルノブイリの甲状腺がんは放射線を浴びたせいだの見解は大先生たちのメンツを潰さないための政治的配慮だとしか考えられない。フクシマの結果を見たいま、チェルノブイリの甲状腺がんが放射線のせいだとする証拠はもはやひとつもない。過剰診断でエレガントに説明できる。
2016-09-27 18:12:44私の最大の失敗は、チェルノブイリとの比較でフクシマのリスクを評価しようとしたこと。比較はうまくいったが、チェルノブイリのリスク評価が著しく過大だった。それに気づいたのは、2013年10月。(いまの福島県甲状腺検査は、チェルノブイリを過大評価したまま実施されている。)
2016-09-28 08:34:4210月
.@sivad チェルノブイリにおけるがん検診が有害なアウトカムを減らしたという臨床的証拠はありますか?ランダム化比較試験はないでしょうから、観察研究でもいいです。sivadさんがまた答えられずに逃げるだけだとわかって聞いています。
2016-10-08 07:05:21チェルノブイリでは小児甲状腺がんが多発。日本とチェルノブイリとで,被曝実効線量は同等。それでも検診が無効だから縮小すべきだと,匿名医師の@NATROM さんは主張しているのだろうか。 市民科学者国際会議の医師の見解はちがっていた。 twitter.com/SciCom_hayashi…
2016-10-12 15:49:46国連科学委員会(UNSCEAR)は,福島原発事故による日本の被曝量は安全だといっているのだろうか。いや,チェルノブイリと同等だとデータで示している。汚染は福島に限らないとも示している。 【その1空間線量】を比較すると pic.twitter.com/IjEs1cJ7a9
2014-09-29 00:39:27@SciCom_hayashi 日本とチェルノブイリとで,被曝実効線量は同等かもしれませんが、そうだとしても検診の有効性は別の問題です。よしんば日本のほうが被ばく量が多かったとしても、検診無効ということはありえるわけで。
2016-10-13 08:44:41@Peppar21 で、この検査は一度に数十万〜百数十万ベクレルくらい投与して、ガンマカメラという機械で見ると甲状腺が真っ黒に見えるほど甲状腺に放射性物質が集積するんですが、何十年も行われてきたこの検査で「子供にこの検査をしても甲状腺癌は増えない」という結果が出ています。
2016-10-13 19:34:28@Peppar21 医師も人間ですんで、個別に様々な社会思想を持っていますし、「特定思想を持った団体」に所属している医師も大勢います。私は「医師や学者はたとえ自分の思想に反していても、自分の専門領域の学問に忠実であるべき」と思っているんですが、残念ながらそうではない人もいます。
2016-10-13 19:35:49@Peppar21 で、世の中には「反原発」という思想もあって、とにかく「原発はダメなものである」と言いたくて仕方がない人もいます。それ自体は全く悪くないんですが、「白い物を『黒い』と言うと都合がいい状況」において実際に白い物を「黒い」と言っちゃう人がいるんですよね。
2016-10-13 19:36:00@Peppar21 なので、その「チェルノブイリに派遣された医師」というのが、どういう背景で「派遣された」のかは確認した方がいいかもしれません。前述の通り、福島の甲状腺癌は医学的には明らかに放射線由来ではないので、「放射線由来だ」と言いたい立場の人達の可能性があるんじゃないかと。
2016-10-13 19:36:18NEJM。過剰診断の問題の解決。がん検診の分野では過剰診断は一大トピックです。がん検診に関わる臨床医は目を通しておいたほうがいいよ。 htn.to/D1NXHPYf
2016-10-21 20:05:17本文にもあるけど、過剰診断をしても臨床医にフィードバックがかからないので、より注意が必要。誤診すると後から患者さんからクレームがつくけど、過剰診断で治療しちゃった患者さんは、治療で予後が改善した患者さんと区別がつかない。むしろ再発もなくうまく治療してもらったと感謝される。
2016-10-21 20:08:53チェルノブイリ事故当時は『過剰診断』という概念はほんと希薄であった。ウェルチらの "Overdiagnosis in Cancer"は2010年の論文。その後で、福島で原発事故が起こり、無慈悲な裁定が始まった。
2016-10-21 20:16:52チェルノブイリにおける言説を所与のものとして検証なしに信じることは必要ありませんね。むしろ科学と医学が最先端に達している日本だからこそ、この問題は解決できるのかもしれません。 twitter.com/drsteppenwolf/…
2016-10-22 21:23:09「弱者の味方として振る舞う者たちがより客観的とは限らない。」 「チェルノブイリの情報だからといって鵜呑みにしてはいけない。」 →放射能恐怖という民主政治の毒(5)「真実を語る人」 とチェルノブイリの亡霊(後編)(小野昌弘) - bylines.news.yahoo.co.jp/onomasahiro/20…
2016-10-22 21:42:16.@HayakawaYukio さんの「フクシマの検査でもチェルノブイリの検査と同じ割合で小児甲状腺がんがみつかっている事実をどう説明するのでしょう?」というロックなまとめをお気に入りにしました。 togetter.com/li/1040438
2016-10-24 21:33:27チェルノブイリ事故後の甲状腺検診でどれだけの過剰診断があったのか。少なくとも5割は過剰診断であろう。もしかしてだけど9割も十分ありうる。
2016-10-24 22:40:16