「オープンダイアローグとは何か」メモ

「オープンダイアローグとは何か」メモをまとめてみた
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tu-ta @duruta

@pentaxxx  オープンダイアローグ質問その2「不確実性への耐性」がどうしてpoeticsになるのかが不明です。それはpoeticsではなく、必要な前提条件とか、下支えする構造のようなものに思えるのですが、それがなぜ詩なのでしょう。斎藤さでなくても知ってる人、教えてください

2016-04-19 04:57:01
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ25 詩学とは何かを調べた。これがわかっていないのが問題だった。見つけたわかりやすい説明。 ~~~ 〈詩〉あるいは〈詩〉の創作にかかわる研究・分析・論考をさす言葉。ただしここでいうところの〈詩〉とは,狭い意味でのいわゆる詩ばかりではなく(続く

2016-04-19 05:07:51
tu-ta @duruta

続き 文学一般,さらに…現代においては,まったく違う視座から,芸術全般,文化全般をも含むものとなっている。そのような意味での今日における詩学とは,文化の,あるいは文化の創生にかかわる構造,あるいは〈内在的論理〉とでもいうべきものの解明の学になっているといってもよかろう。 (続く

2016-04-19 05:09:18
tu-ta @duruta

続き) わからないのは、なぜこれをpoeticsと呼ぶのか、という風に疑問の方向が変わってきた。 ちなみに上記の説明はkotobank.jp/word/%E8%A9%A9… の「世界大百科事典 第2版の解説」から

2016-04-19 05:11:57
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ26 詩学2 対話主義 バフチンのアイデア、「言語とコミュニケーションが現実を構成する」という社会構成主義的な考え方にもとづく。 社会構成主義の是非はともかく、病的体験を言語化することが治療的変化つながることがあることについて異論は少ない

2016-04-19 05:36:52
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ27 そのオープンな対話がめざす方向は、まず第一に対話の中で新たな言葉を生み出し、象徴的コミュニケーションを確立すること。それに成功すれば、患者の健康なアイデンティティと物語を、さらには患者と社会のつながりを回復することにもつながる。036p

2016-04-19 05:45:41
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ28 象徴的コミュニケーションに括弧書きで132p参照とある。そこを見たのだが、象徴的か指示的かって話。書いてあったのは「ここで象徴的というのは、事物そのものではなく、ほかの言葉を指し示しているという意味」とのこと。わかるような、でも…

2016-04-19 06:15:23
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ29 「有意義な対話を生成していくためにも、治療チームは、、患者やほかのメンバーの発言すべてに応答しなければなりません。その応答は、相手の発言内容に即しながらも、さらなる別の問いかけの形を取る必要がある」037p

2016-04-19 06:26:21
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ30 「私達は必然的にモノローグを脱して、ダイアローグを志向する存在なのです」と斎藤環さんは言い切ってしまう。 「バフチンは…意味は語り手と聞き手のやりとりのなかでしか生じないことを示す」(037p)「しかし」と続く

2016-04-19 06:33:37
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ31 (人々が語ることに耳を澄ますことは必要)「しかしそれ以上に、対話の行間に見え隠れする感情や感覚のやりとりに注意を向けながら、言葉を生み出していく姿勢が必要になります」って、このあたりはオープンダイアローグだけの話じゃないなぁと実感

2016-04-19 06:37:31
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ32 続き)こうしたやりとりが起きる場所が「対話の境界領域」と呼ぶことができる。患者の苦しみに<声>を与える言語はここから生まれる(037p) 「対話の境界領域」わかったようん、わかんないような、も少し寝よう

2016-04-19 06:42:55
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ33 「たいていは筆問者が、最初の相談者に問いかけることから始まりますが、それはたとえば、『いつごろからお子さんのことを心配されていましたか?』といった、発話を促し、補助するような形でなされるのが一般的」039p

2016-04-19 07:20:28
tu-ta @duruta

@pentaxxx 斎藤環さんに質問です。 poeticsをあえて「詩学」と「学」をつけて訳すのはどうしてでしょう?オープンダイアローグに詩学が必要というより、詩が必要と言ったほうが端的ではないかと思うのですが・・・。

2016-04-19 01:28:30
東畑開人×斎藤環 対談集『臨床のフリコラージュ——心の支援の現在地』青土社 @pentaxxx

詩学の三原則は以下の通りです。「不確実性への耐性」「対話主義」「社交ネットワークのポリフォニー」。以上は反証可能性や再現性、定量性がないという点では科学とは呼べず、真理や価値に重きをおかない点では哲学や思想とも呼びづらい。 twitter.com/duruta/status/…

2016-04-19 07:49:50
東畑開人×斎藤環 対談集『臨床のフリコラージュ——心の支援の現在地』青土社 @pentaxxx

おそらくクライアントの「ナラティブ(語り、物語)」をいかに扱うかという知識体系を「詩学」としているだけなので、ほかに適切な呼称があってもいいとは思います。ただセイックラ氏の命名を勝手に変更するのは好ましい行為ではないでしょう。 twitter.com/duruta/status/…

2016-04-19 07:50:27
tu-ta @duruta

@pentaxxx 斎藤さん、お答えありがとうございました。poeticsは詩学という訳語がつくのですが、オープンダイアローグのイメージとしては、なんとなく散文的なものではない、詩的な要素を含まなければならない、という決意が込められているようにも感じました。

2016-04-19 17:28:58
長屋王(長屋佑亮)ユニオン愛知。左派市場アナキスト。寝そべり族。完全雇用ではなく自由を! @80bIQDpEuYyPcVY

@pentaxxx @duruta ぜんぜん話についていけてないので、トンチンカンな質問かもしれませんが、オープンダイアローグは科学ではないのですか?

2016-04-19 11:33:53
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ34 ここで最も重要なことは、困っている人たち同士のやりとりに対して、細心の注意を向けること。その言葉とその意味が、対話の焦点。ここでの対話は、精神分析がそうであるように「秘められた真実を暴く」ことを目的としない。一つの真実より多様な表現を重視

2016-04-19 08:32:28
tu-ta @duruta

@80bIQDpEuYyPcVY @pentaxxx ぼくの発想は素人のものですが、オープンダイアローグは治癒・寛解のためのサイエンスと呼べると考えます。ただ、それは単に散文的なものではなく、そこに詩的な要素が含まれなければセイックラ氏はそれをオープンダイアローグと呼ばないかも

2016-04-19 18:05:18
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ35 妄想について語ってもらう。例えば、こんな風に 「僕にはそういう経験はないなぁ。もしよかったら、僕にもよくわかるように、あなたの経験についてお話ししてもらえますか?」040p

2016-04-19 08:36:06
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ36 妄想について 「一部の優れた臨床家は「あいまいな否定」を薦めてきた。オープンダイアローグはさらに一歩踏み込み、質問を重ねることで、さらに詳しく妄想を語ってもらう。語ることで強化されるのでは、という治療者の危惧に勇気を与えるのが場の力(続く

2016-04-19 08:50:49
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ37 妄想について続き これって、そのまま「べてるの家」でやってることだなぁと思う。オープンダイアローグと「べてる」の類似はどこかに書いてあったような気がする。先日届いた「べてる」の通信でも向谷地(父)が紹介していた。

2016-04-19 08:54:29
tu-ta @duruta

「オープンダイアローグとは何か」メモ38 ODによる対話実践の鍵となる要因とは――守られるべき基準(マリー・オルソン) 正しく実践するための12項目 1、ミーティングには二人以上のセラピストが参加 2、家族とネットワークメンバーが参加 3、開かれた質問をする 続く 046p

2016-04-20 03:38:04
tu-ta @duruta

続き 4、クライアントの発言に応える 5、今この瞬間を大切にする 6、複数の視点を引き出す 7、対話において関係性に注目する 8、問題発言た問題行動には淡々と対応しつつ、その意味には注意を払う 9、病状ではなく、クライアント独自の言葉や物語を強調する 続く

2016-04-20 03:41:45
tu-ta @duruta

続き 10、ミーティングにおいて専門家どうしの会話(リフレクティング)を用いる 11、透明性を保つ 12、不確実性への耐性 (セイックラ教授は台湾のWSでセラピストは3人がベストと述べていた) 「開かれた質問」については、ミーティングをどのように開始するという問題があり(続く

2016-04-20 04:07:41
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