『これからのエリック・ホッファーのために』感想集(二ヵ月)
- arishima_takeo
- 3256
- 11
- 2
- 10
『これエリ』(著者による略称を拝借)を書こうとした著者、刊行した編集者がいることを嬉しく思う。ただ残されるのは、『これエリ』で扱う在野研究者の学術の仕事をいったい誰が正当に評価するのか問題(著作があれば評価されるわけではない)と、アカデミズムとの折り合いなのか、と思う。
2016-04-17 17:58:16『これエリ』の在野研究者とされる人物は、大学の研究機関が肌に合わないという人物たちが散見されるが、反対に、アカデミズムへの執着から学問を在野で続ける反骨心溢れる人物の行動として、大事なのは大学に所属在籍しなくても学問はできるよ、というメッセージはよくわかる。
2016-04-17 18:06:56勝手な無い物ねだりをいうと、『これエリ』の在野研究者の研究成果が、アカデミズム内外で、どう評価されているかの位置づけを本書で知りたかった。しかしある程度、研究者の道へと踏み込まないと、在野研究者の仕事の価値を一般読者は測りかねないだろうと思うからである。
2016-04-17 18:12:33『これエリ』で扱う在野研究者の研究の多くは、アカデミズムがすでに用意している学問分野の範囲、やり方を逸脱するものではない。在野研究であるからこそ、アカデミズムの学問のあり方に帰することなく、自学問を展開する新たな学問可能性にあるのではないか。本書を読みそんなことも思った。
2016-04-17 18:17:06〈本日新聞書評より3冊》 「これからのエリック・ホッファーのために」(東京書籍) 16人の在野研究者たちの「生」を、彼らの文献から読み解き、アウトサイドで学問するための方法を探し出す。しぶとく生き延びるためのあがき方心得40選。 pic.twitter.com/rXisnqGICQ
2016-04-17 21:42:0517日の日経新聞「あとがきのあと」で荒木優太さんと著書「これからのエリック・ホッファーのために」(東京書籍)が紹介されました。南方熊楠や森銑三など16人の在野研究者の生涯と研究方法を紹介した、在野研究の道標となる1冊です(小手指店) pic.twitter.com/SsjfePwacS
2016-04-18 16:15:07お読みいただきありがとうございます。お役に立てて何よりです。 twitter.com/steinbrunnen/s…
2016-04-18 17:59:17@arishima_takeo 初めまして。ご著書を拝読し、在野研究へのやる気がさらに湧いてきました!ありがとうございました
2016-04-18 17:54:28荒木優太『これからのエリック・ホッファーのために』(東京書籍)という本 - 本買うゆえに我あり bookman.hatenablog.jp/entry/2016/04/…
2016-04-18 22:45:58日経新聞:4月17日(日) ★あとがきのあと(これからのエリック・ホッファーのために) ●これからのエリック・ホッファーのために:在野研究者の生と心得 ●小林多喜二と埴谷雄高 businessbooks.jp/nikkei_info201… pic.twitter.com/bDDJOCYoDa
2016-04-19 07:06:03アシタノレシピに書きました。 モデルケースとして描いていきたい個人の歩み(普通の個人が、ブログのある毎日を送り続ける、ということ) | アシタノレシピ -明日を楽しくするレシピ集- ashi-tano.jp/?p=9176
2016-04-19 07:49:25「在野研究のススメvol.20.2 : 『これからのエリック・ホッファーのために』電子書籍版発売&第一版正誤表」を更新しました。電子書籍化にさいして、第一版にあった誤植も訂正したので、よろしくお願いします!en-soph.org/archives/47384…
2016-04-21 19:13:10電子版も出たのか。(それより正誤表!) / “在野研究のススメvol.20.2 : 『これからのエリック・ホッファーのために』電子書籍版発売&第一版正誤表 - En-Soph” htn.to/uQG4Ef8
2016-04-22 22:06:10非常に気になるのでポチりんこした /普通のワーキングパパが『これからのエリック・ホッファーのために』を読むということの意味(「好きに没頭する」ための3つのヒント) tjsg-kokoro.com/2016/04/14/suk…
2016-04-23 00:52:30帰宅してからの僅かな時間で続ける研究は心折れそうになることしばしば。が、この本を開いて何度救われたか。/在野研究者への後押し『これからのエリック・ホッファーのために』(荒木優太著) - 離婚直後の40歳、大学院進学と博士を目指す。 knada.hatenablog.com/entry/2016/02/…
2016-04-23 07:39:30つづけて栗原の『大杉栄伝 永遠のアナキズム』に進もうと思ったけど、荒木優太の『これからのエリック・ホッファーのために』を読みはじめることにした。“在野の民俗学者”が何人も取りあげられてることだし。
2016-04-23 10:38:05「私もこの中に出てくる「学校嫌いの勉強好き」の一人なのかなあ、と思いました。学校という組織になじまなくても自分の興味を突き詰めて研究することはできるんですねえ」。お読みいただきありがとうございます。ameblo.jp/sufu-san/entry…
2016-04-25 10:15:20荒木優太さん『これからのエリック・ホッファーのために』。在野研究者たちの生き様は、読み進めるたびにぐんぐん力が湧いてくる!最近読んだ中で、とてもエキサイティングな本のひとつ。 instagram.com/p/BEnjwT7JQEe/
2016-04-25 18:24:40荒木勇太「これからのエリック•ホッファーのために 在野研究者の生と心得」を読んだ。面白かった。三浦つとむ、原田大六、高群逸枝、大槻憲二、小阪修平などの列伝。独学の強烈な個性の人が多いため、面白い。
2016-04-25 20:51:56「これからのエリック・ホッファーのために」の著者、荒木優太さんの手書きPOP。大学に属さず研究を続けてきた在野研究者たちの研究。 pic.twitter.com/k4L6KQjeOS
2016-04-25 21:43:11「いわゆる独立研究者にとっては志を見失うときも当然ある。そのときに読み返すべき第一の本といえるほど重要な本であることは間違いない。すくなくとも私はここ五年でもっとも買ってよかったと思える本の一つであった」。どうもありがとうございます。x68k.hatenablog.com/entry/2016/04/…
2016-04-26 09:58:39