第3回(対象年:1983年)【エア本格ミステリ大賞】選考会
- WasuiMatui2014
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@air_mys_award 前回も言いましたがこの企画なかったら読んでなかったと思うとぞっとする。そのくらい最高!もう感動しかない。似たテーマの『火刑法廷』に匹敵するというか、ある部分では上回ってると思う
2016-05-15 22:35:58@air_mys_award 個人的なことを言うと、本当に全く前情報が無しで読んだんですがそれも最高でした。創元推理文庫版のあらすじも良くて最低限のことしか書いてない。正直下手な編集なら177ページのあれも書いちゃうと思う。
2016-05-15 22:37:49@air_mys_award 広げた風呂敷を畳むからミステリはつまらないと言われたときに浮かんだのがこの作品。 畳む過程で見えてくる絵が、思想が、むしろ最初に提示された魅力的な謎を凌駕しているのではとさえ思えてくるので非常に質の高い本格とはこうなのかなと思いました。
2016-05-15 22:38:18@air_mys_award 本当にヤバイです。度肝抜かれました。転生というオカルトなものをまず登場人物たちに信じさせる過程もしっかりしているし、読者としても、「もうこれ転生ってことで」って思っちゃうところにドカンと本格につっこんでいきましたよね。
2016-05-15 22:38:19@air_mys_award まさに菅留さんの言う通りで「ええこれこの雰囲気でこのままいくのかよ…」と思わせての4章以降。素晴らしいとしか。
2016-05-15 22:39:45@air_mys_award ケチのつけようのない傑作ではあるんですが、魅力的な謎に対して真相が解体されすぎてしまう、というところが一抹のさみしさを覚えるといいますか……ものすごくぜいたくなこと言ってるんですけど
2016-05-15 22:38:47@air_mys_award 日出さん すごくよくわかります。○○という○○○○を切り捨てちゃうんか…て私も少し凹みました。それが必然ではあるんですが。 fse.tw/iqJVn#all
2016-05-15 22:43:54@air_mys_award 日出さんの不満もわかるんですが、この作品の肝はそこというか…あんまりここ書くと未読の人の楽しみ奪いそうで嫌だw マジで本当に前情報なしで読んでほしい。
2016-05-15 22:41:09@air_mys_award ここに現れた幻想をぶち壊して現実に戻ってはいるんですけど、決して幻想を否定している訳ではないと感じました。あまり泡坂さん読めてないのですが、他にも幻想的な作品があると聞いたので、そこらへんどうなのかなぁと思うところはあります。
2016-05-15 22:42:00@air_mys_award 解決しようがないように見える謎を合理的に(しかもテンションを落とすことなく)解決した、という稀有な作例ですね。この感覚は、他に○○○○○○○○○○○ぐらいしか思い浮かびません。 fse.tw/N8ZeY#all
2016-05-15 22:42:08@air_mys_award 松井さん 近いものを感じます。合理的にこっちはやりきっているんで凄まじさは上ですが。ただその点が寂しさにつながってしまうと言われると、そこは反論しにくいんですが。
2016-05-15 22:43:55@air_mys_award 谷山さん そうなんですよね。○○の○○○○○の描き方こそ作者の真骨頂でもあるわけで。痛し痒しといったところです。 fse.tw/a3FSm#all
2016-05-15 22:46:04@air_mys_award なにがすごいって最後○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○○まで明かされるんですよね。情け容赦ないというか、泡坂先生って超リアリストなんだと。 fse.tw/aT7an#all
2016-05-15 22:42:34@air_mys_award たぶんこの作品の肝が皆さんが寂しいと思う所なんだと思います。つまり幻想的で胡散臭いけど魅力的なものが実は…という。その意味で曲のキャラもとてもよかった。シリーズ探偵のような安心感。
2016-05-15 22:45:27@air_mys_award 皆さん仰られているとおり、ぼくの不満がそのまま作品のキモであり、魅力でもあるんですよね。この感覚ももしかしたら作者の掌の上なのかも。
2016-05-15 22:47:23@air_mys_award 最後真犯人を指摘するのがあの人なのがとても良かったですね。推理ではなく「その人しかできない指摘」で犯人を見つける流れ。
2016-05-15 22:47:47@air_mys_award 曲の出し方と胡散臭さ、最後の役割は惚れ惚れするくらい好きでした。こういうやり方があるのか! とw
2016-05-15 22:48:55@air_mys_award 樋口一葉も「何だこの設定」って最初思ったらまさかの5章での真相。これも見事でしたね。
2016-05-15 22:49:17@air_mys_award この作品で一番すごいと思うのは伏線が伏線のために書かれていないところですね。○○○○○○○○○○○○○中にあって、真実がわかってから振り返ると○○○○○○○○○○○○○○○○気づくという。 fse.tw/IUnZt#all
2016-05-15 22:50:27@air_mys_award 菅留さんの書かれてる通りそこが「本格」なんですよね。これは連城と比較すると面白いきがします。
2016-05-15 22:51:58