【新潟】激走1000キロ! 最高の素材で最高の卵かけご飯を作ったら世界が変わった【金沢】
やっとこさ到着
36時間かけて、編集部のある東京・五反田に到着~~~! ヒュー!
計算してみたら、走行距離はざっと1000キロになりました。いやー、走りましたなー。
ではさっそく、集めてきた食材を見てみよう!
じゃん!
まずは富士の霊水と、南魚沼の湧き水。
おいしいお水でお米を炊く時は、お米がお水を吸っちゃうので、とぐ時からおいしい水を使うと良いらしい。
続いては南魚沼産の最高級のコシヒカリ。
精米したてです! 農家の方が言うには、たまごかけご飯にするのであれば固めに炊いた方が良いらしく、お米を水に浸す工程はいらない、とのこと。
精米したてのお米を食べたことがないので期待値が高まる!
そしてこちらが1個500円の最高級卵「輝」であります。
シャモを主体として品種改良した鶏の卵なんだそうだ。
餌や水、飼い方にもこだわった逸品であります。
無理を言って購入させていただいた金沢のヤマト醤油。少し甘目の麹醤油と、火を入れていない、生の醤油である「ひしほ醤油」が卵かけご飯にオススメとのこと。両方食べて比べてみたいと思います!
ここからさらにこだわる
そしてここからがさらに長い!
お米の選別作業に入ります!
「なんですかこれ?」
「粒のそろってないお米を選別する作業です」
「なんでこんなことするんですか?」
「炊きムラがなくなっておいしくなるらしい。これもロケットニュースでやってた。美味しんぼの海原雄山が絶賛してたらしいよ」
お米の粒って、良く見るとこんな感じで割れていたり、白く濁っていたりする。
これを選別して、米粒の大きさをそろえるのだ。
そんなわけで2人がかりで作業するも、さすがにつらすぎるので、
Facebookで「最高の卵かけご飯」をエサに呼びかけたら5人来てくれた。ちなみに作業のことは伏せていたので「騙された」とかなんとか言われました。
うるせぇ! タダ飯だなんて都合の良い話はねぇんだよ!
そして2時間後…、
選別完了~~~~~!
いよいよ、「最高の卵かけご飯」が完成!
もちろん炊くのは土鍋で!
「ブロガーのイケダハヤトさんも『米は土鍋で炊いた方が良い』って言ってましたもんね」
「その名前出さないでくれる?」
「あ、すみません…」
てなわけで、まずは魚沼の湧き水で調理してみます!
さっとといで、
土鍋に火をかける!
待ってる間にみんなでお醤油の味見大会。
最初は強火、沸騰したら弱火にして合計15分。
15分経ったら火を止めて、空気口に栓をしてそのまま10分蒸らします。
意外と簡単!
よっしゃー! いよいよ開けるぞーー!
この感動は動画で!
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おおおおおおお!
究極のご飯だーーーーー!
すごい! なんか真っ白だしきれい!
「粒が立ってる」ってこういうことかーーー!
まずは白身を入れて混ぜて…、
それに黄身を投入!
潰れてしまったけど、この色!
めちゃくちゃ爽やかなオレンジ色しとる!
ちなみこれ、ほかの人の分なんですが、この黄身の異常な丸さがご理解いただけますでしょうか?
めちゃくちゃこんもりしてる!
これに麹醤油をかけて…、
いただきます!
めちゃくちゃうまい!!
なーにーこーれーーー!
サービスエリアで食べた卵かけご飯とぜんぜん違う!
まずお米が最高にうまい!
一粒一粒が口の中でほどけて、それぞれの粒を口の中で認識できるんですよ!
すーーーげーーー!
卵のコクと醤油のバランスも最高! うますぎーーーー!
ほかの参加者もこの顔!
「いや…これはうまいですね…。ここまで変わるとは思わなかった…」
「味覚オンチの僕ですらハッキリ違いが分かるもの! うますぎ! これ、海原雄山が食べたとしても絶対に『うまい』って言うし、逆に『まずい』って言ったらぶん殴って新潟の雪山に捨てる」
土鍋についたおこげに…、
醤油を垂らして食べるのも最高。
やばいなこれ…。
この卵かけご飯セットみたいなのがあれば2,000円くらい全然出せる…!
全員ご満悦!
「今回の企画で交通費とか高速代とかガソリン代とか食材費とかもろもろで10万円ぐらい使ったから、卵20個で20杯作ったといても1杯あたり5,000円の計算になる。それでおいしくないとか言われたらキレて良いはず」
「まぁ文句なしにうまいと思いますよ、これは。食材にこだわるとこんなに変わるんですね。ちなみに、今回の卵かけご飯を真似したい人は、卵も醤油もお米も全部ネット通販で買えますのでぜひ試してください」
「でも、ネット通販で食材をそろえて食べたところで、今回の卵かけご飯ほどの感動はないと思うのよね。やっぱり丸二日かけて走り回って集めて、苦労したからこそのおいしさだから。だからこそ、これを見ている人は今回の日産のキャンペーンに応募して、ちょっと遠くに出掛けておいしいものを探してみても良いのではないでしょうか。どこそこの店のステーキがおいしい、とかいう話より、○○キロ走って集めた卵かけご飯がうまいっていう話の方がきっとウケるし」
「上手くまとめましたね」
「ちゃんと車を用意してくれたメーカーに感謝しないと。しかし、疲れたあぁあぁあああああ!!!」
くれぐれも、旅行は計画的に!
執筆:ヨッピー/編集:播磨谷拓巳(ノオト)/企画:有限会社ノオト