2023年3月9日

「野菜嫌いは克服できる!」農業のプロ自ら苦手なグリーンピースの実食に挑んだ記録が熱い

農家さんでも苦手な野菜はあるんですね
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「野菜嫌いは克服できる」と訴えるため、農業法人・安井ファーム(@yasuifarm)の中の人(以下、安井ファームさん)が一肌脱いだ。

農家の苦手野菜
農家らしく、育てるところからスタート

有限会社安井ファーム(@yasuifarm)は、ブロッコリー栽培を中心に展開している農業法人で、Twitterではブロッコリーを美味しく食べる情報などを発信している。

ブロッコリーは、「見た目が森」「食感が無理」といった理由から、嫌いな野菜としてを挙げる人も多い。安井ファームさんも、その声は認知していたようだ。

ブロッコリー嫌いな気持ちに寄り添いつつも、できればブロッコリーを好きになって欲しい。そんな思いから、安井ファームさんは自身も苦手な野菜であるグリーンピースにチャレンジする企画を実施したというわけだ。

確かに「野菜のプロにも苦手な野菜がある」と聞くとなんだか心が軽くなる気がする。「人に促す前にまず己の背中を見せる」ところから始めるという、安井ファームさんの心意気もまぶしい。はたして結果は…?

農業のプロらしく苗から育ててみたが…

農業法人の中の人ということで、安井ファームさんは既製品を買う前にグリーンピースを苗から育てることにした。

さすがプロ、アプローチが違う!…と思いきや、まさかの1粒しか収穫できないという結果になってしまったようだ。グリーンピースの栽培難易度が高かったのだろうか。

農家の苦手野菜
一粒でも立派なグリーンピース

農家の苦手野菜
ぎっしり集まると迫力がある

それでも安井ファームさんは諦めず、既製のグリーンピースを購入。Twitterで教えてもらったおススメの食べ方だという「グリンピースのフレンチドレッシング漬け風」を作って実食までこぎつけた。

お箸の先から緊張が伝わってくるよう

結果、安井ファームさんが苦手だったという「グリーンピース特有の甘さ」が味付けによってうまいこと緩和され、無事完食出来たそうだ。凄い!!!

安井ファームさんに、改めて克服チャレンジの感想などを聞いてみた。

苦手に挑戦してわかったこと

最初に苗の栽培から挑戦した理由を教えてください。

チャレンジした2019年当時は、主に生産者目線でのツイート発信を行っていたため、「既製品を購入するくらいなら農家である自分が育ててしまおう」という発想でした。

グリーンピースの栽培は難しかったのでしょうか?

栽培自体は技術的にそこまで難しいものではないのですが、やはり栽培には愛情が必要ということなのでしょうね。(一粒しか収穫できなかったのは)少しばかり愛情が不足してしまっていたのかもしれません。

収穫した一粒はその後どうなったのでしょうか。

「克服の儀」の際に、既製品と一緒に混ぜて使いました。

自ら苦手な野菜に挑戦して、ブロッコリーが苦手な人への考え方やアプローチに変化はありましたか。

自分自身で苦手な野菜に挑戦するというハードルの高さを再認識した上で、ブロッコリーが苦手な方に向けて発信する際はあくまでも「ご提案」にとどめておくべきかなと感じました。

その場合も食べる人に直接ではなく、身の回りにブロッコリー嫌いさんがいらっしゃるご家族(調理する方)などに向けて間接的に食べ方のご提案を発信するほうが良いのかなとも思いました。

チャレンジの後、グリーンピースを好きになりましたか?

正直に申しますと、苦手は苦手なままです。 ただし、調理法次第では食べられると理解したので、目の前にグリーンピースが出てきた時に条件反射で拒絶するのではなく「これはどうやったら食べられるようになるかな」と前向きに考えられるようになりました。

ブロッコリーが苦手な方にもおすすめしたいレシピを教えてください

「ブロッコリーの麺つゆ漬け揚げ」をオススメしています。

農家の苦手野菜

「苦手は苦手のまま」という正直な結果にもまた、安井ファームさんの誠意がにじむようだ。それでも、心境的には苦手に対する前向きな捉え方に変化している点に希望を感じるお話だった。

ちなみに安井ファームさんは、2023年の1月に高所への恐怖を克服するチャレンジもやったみたいだ。苦手克服チャレンジはまだ続きそう。

安井ファームさんの取り組みが、ブロッコリー苦手な人にとってチャレンジしてみるきっかけになることを願ってやまない。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。