「パンパース」パッケージの赤ちゃんの腕がデカすぎる!?どうしてこうなったのか販売元に問い合わせてみた

もちろん中身は問題なし
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赤ちゃん用紙おむつの「パンパース」のパッケージに印刷されている赤ちゃんの右腕がやたらデカすぎて恐い、という話がX(Twitter)で注目されている。

指摘されているのは「パンパース はじめての肌へのいちばんテープ」のパッケージ。「赤ちゃんとその身体を支える大人の手」が写っているという構図だが、話題となっていたのは赤ちゃんの右腕部分。赤ちゃんの二の腕から先と、大人の手と手首部分が融合して、まるで赤ちゃんの右腕が大人のもののように巨大化して見えているのだ。

…あっ…!(丸は編集部にて追加)

この事態に気づいたXユーザーからは「誰かが作ったコラ画像では?」との指摘もあったが、別のユーザーが実際に店に並んでいるパンパースの現物を確認したところ、やはりパッケージは赤ちゃんの右腕が巨大化した状態になっていたと報告していた。

Togetterオリジナル記事編集部ではこの事態について、パンパースの販売元であるP&Gジャパンに問い合わせてみた。

「意図しないデザインで印刷を進めてしまっていた」

P&Gお客様相談室からの回答は次の通り。

パンパースは、すべての赤ちゃんの明るく健やかな成長に貢献したいと思っています。従来製品より、赤ちゃんを優しく包み込むお母さん・お父さんをイメージしたパッケージデザインを採用しております。

このたびご質問いただきました画像は、2023年春より発売されている「パンパース はじめての肌へのいちばん*テープ」(Sサイズ 64枚入り・54枚入り)の外袋に掲載されております。いずれもパッケージ内の製品は他パンパース製品と同様、厳格な品質管理のもとに製造された安全な製品ですので、安心してお使いいただけます。

*‘肌へのいちばん’以外のP&G製品比

当該製品の外袋に掲載されている、赤ちゃんをお母さん・お父さんの腕が優しく支える画像は従来製品より大きな変更はありません。しかしながら、23年春発売の上記2製品の外袋においては、技術的な調整を経た結果、両者の腕が重なってしまうという意図しないデザインで印刷を進めてしまっておりました。

来月より発売する新パッケージでは修正を予定しておりますが、今後の製品パッケージ開発ではこのような問題が生じないよう製造プロセスを改善してまいります。

大切な赤ちゃんのためにパンパースをお選びいただきました皆様に、混乱を招いてしまったことにつきましては、重く受け止めております。今後十分に留意し、安心してお使いいただける高品質の製品作りに努めてまいります。

回答にあるとおり、P&G側でも意図していないデザインになってしまったパッケージが出回っていたという認識があったようだ。今後発売される新パッケージでは修正を予定しており、もちろん、紙おむつそのものの品質には問題ないとのことだ。

パンパースは産院でも使われており、初めての紙おむつがパンパースだったという赤ちゃんもいるだろう。産まれた頃にこんな騒動?があったというちょっとした話のタネにはなりそう?

※編集部注:編集部スタッフが現物を撮影した画像を入手したため差し替えました(23/9/14 18:30)