「大きなお口」だけど食べられない?小さく切ったおやつを食べる超大型犬がお上品過ぎる

上目遣いでお願いされたらしょうがない
2

大きなワンちゃんが小さく切り分けたおやつを食べさせてもらうのに悪戦苦闘する姿を捉えた動画がX(Twitter)に投稿され話題だ。

切り分けた犬用ミートローフをお口に運ぶと…
大きすぎたのか、お口キャッチ失敗!

このワンちゃんはグレート・ピレニーズのレオくん。グレート・ピレニーズは体高70cm前後・体重約60kgにもなる超大型犬だ。

投稿された動画は、投稿者のあゆみ(@PyreneesReo)さんのご両親がレオくんとカフェにお出かけし、ワンちゃん用のミートローフを食べさせている様子を収めたもの。

お母様がテーブルに置かれたミートローフをフォークで切り分け、レオくんのお口に運ぶが、咥えることができずにポロリと落としてしまう。さらに小さく切り分けもう一度与えると、今度は成功! 美味しく食べることができたようだ。

大きなお口に見合わぬ食事風景に、Xユーザーからは「ノーカット状態で食べれますよね(笑)」「フォークから食べ物だけを上手に食べてお上品!」「お育ちが出てますね」など、ギャップに驚く声が集まっている。

動画を投稿したあゆみさんに、レオくんの慎重な食べ方の理由や普段の様子を聞いた。

食べ方が分からないと上目遣いでこちらを見てくる

小さくカットしないと食べられなかったのはなぜだと思いますか?

食べ物にもよりますが、粘り気が強い食べ物は小さくカットしないと食べないのかもしれません。おいもやバナナなどをあげる際も、一口目はぺっと出してしまいます。

また、初めて食べる物や食べ方が分からないものだと上目遣いでこちらを見てくるのですが、それがかわいくて、私たち家族は甘やかしてしまうんです。

逆に、大好物の梨は噛まずに飲み込む勢いで食べようとするので、今はあえて細かく薄めにカットして与えています。普段の食事スタイルのように食器台に皿を置いて与えれば、今回のミートローフも自分でカミカミしながら食べられたかもしれません。

今回は旅行先で立ち寄った場所であることと、味わって食べてもらいたいという気持ちから切り分けて与えました。

レオくんの見た目と性格にギャップを感じることはありますか?

レオはとても怖がりで、犬に吠えられるのをとても嫌がります。チワワやトイプードルのような小型犬に吠えられると、来た道を逆走して逃げるほどです。

小型犬が怖い超大型犬

また、敷地内では立派に番犬をしてくれていて、宅配便が届いたり来客があると吠えてお知らせしてくれます。敷地の外では7年の犬生のうち、2回しか吠えたことがありませんが。

大好きな物は飲み込むように食べるのに、食べ方が分からないと助けを求めたり、小さな犬が怖かったり…。その姿からは想像できないかわいらしいギャップに、甘やかしてしまうのも大いにうなずけるエピソードだった。

記事中の画像付きツイートは許諾を得て使用しています。