ファミコンカセット1053本を集結!ファンが完成させた「ファミコンの館」が愛の化身だった

公式じゃないんですか!?
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「ファミコン」をこよなく愛するファミコンホリック(@20fllVj7oe73w63)さんが自作した「ファミコンの館」がX(Twitter)で注目されている。

「コレが! ファミコンだ!」というメッセージが迫力抜群
センスのある配置で魅せてくれる

「ファミコン」といえば、任天堂が1983年に販売した家庭用ゲーム機。ファミコンホリックさんは、ファミコン発売から40周年を迎えた2023年の年の瀬に「ファミコンよ永遠に。任天堂に感謝を」とコメントしつつ「ファミコンの館」と記された看板から始まる動画をX(Twitter)に投稿した。「ファミコンの館」とは一体…?

その正体は、飾り付けられた空間一面にファミコンカセットの箱がずらりと並ぶ展示室だった!

動画から見えるのは「ファミコンの館」は視界を埋め尽くすほどのゲームカセットが棚を埋め尽くしている光景。まさに圧巻なその眺めは、ファミコン世代にとってはこれ以上ない夢の世界と言えるだろう。ただカセットを並べるだけでなく、ポップな棚や看板などの飾り付けが、見る人を楽しませてくれる。

画像奥の「任天堂」ロゴも手作りだ

「ファミコンの館」に展示されているファミコンカセットは1053本、市販されたカセットの総数と同じ。しかも、すべて箱および説明書も完備だという。

この世に送りだされたファミコンカセットがこの一室に収まっている…動画で見ているだけなのになんとも感慨深く、不思議な気持ちにさせられる。

驚異の完成度を誇る「ファミコンの館」は、すべてファミコンホリックさんが個人で2年かけて造りあげたもの。部屋の施工や全体のデザイン、室内の装飾も手作り。もはや「ファミコン愛」のひと言では片づけられない凄みを感じる。

ちなみに、「ファミコンの館」はファミコンホリックさんのプライベートな空間のため、残念だが実際に見に行くことはできないそうだ。

X(Twitter)ユーザーからは「好きって気持ちはすごい」「情熱に敬服します」など、ファミコンホリックさんの愛情に感服する声が寄せられている。

今回はファミコンホリックさんから「ファミコンの館」を完成させた経緯を中心にお話を伺った。

「集めたソフトをどうするか」が始まり

「ファミコンの館」を造ろうと考えたきっかけを教えてください。

決意したのは3年ほど前になります。ファミコンカセットを収集しているうちに「最終的にこれらをどうするか」と考えるようになりました。集めてはいたものの、すべて収納箱にしまっていたからです。

その際に思ったのが「すべてのソフトを面だし(※)で展示する」というものでした。書店で本が面だし販売されているように、一目で何かがわかるようにしたかったのです。

(※)本の表紙やゲームソフトの箱の正面が見えるよう展示すること

展示しているカセットの中で、入手が難しかったタイトルはありますか?

入手に手こずったタイトルは特に思い当たりません。ただ、コンディションを重視していたため、安易に購入しなかったタイトルは数多くあります。

内装や飾りは自作したそうですが、施工で印象深いことはありましたか?

部屋は床組みからスタートし、壁、天井を仕上げました。その後に内装、内部の棚、備品の製作、装飾の流れで作っています。部屋の骨格、棚の構造、配置デザインは私自身が考案しました。

ファミコンソフトは最近のソフト(ニンテンドーSwitchやディスク系)と違い、箱サイズがおおまかに3種あります。それに対し、パッケージイラストは縦使いや横使いと多種多様なので、それらをバランス良く配置する構成に腐心しました。

また、多少の揺れでソフトが落下しないよう傾斜させる構造にも頭を悩ませました。最終的には見やすさと美しさのバランスを追及しました。

ほかに印象深いことですと、寒くても暑くても1人で施工を続けたことでしょうか。

「ファミコンの館」を完成させたファミコンホリックさんは「自分の想いを形にできたのかな…」とコメントしている。愛の形は人それぞれだが「ファミコン」への愛をここまで鮮烈に表現しきった人はそう多くはないだろう。

個人製作の域をはるかに超えたファミコン専用の部屋「ファミコンの館」。そこには「ファミコン」が歩んできた40年の歴史が収められている。

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